女性のアルコール問題がご専門の、国立病院機構久里浜医療センター精神科 岩原先生から、取材を受けたという記事を教えていただいた。
タイトルはやや大げさにも思うが(別に大勢のママが公園で飲んだくれてるわけではない…ですよね?)、確かに「女子飲み」というのはよく聞く。
ママ友と飲むこともあるだろうし、場合によっては保護者会でちょっと乾杯することもあるだろう。
子育て中であっても、酒に浸って子どもに構わないというなら虐待かもしれないが、息抜きだってしたいだろうし。
とは言え、飲酒をするということは、心身になんらかの負担をかけることでもある。
最近、「ちょっとならお酒は健康に良い」という考え方を否定する報告があって議論を呼んでいるし、特に女性はアルコール代謝がやや弱いということを意識していないと、健康を損ねることもありうる。
以下、先の記事から抜粋すると:
「飲酒は月経周期を乱し、生殖能力に悪影響を与えることが分かっています」(岩原氏)というから、授乳期を過ぎていても次の子が欲しい時はやめたほうがベターだ。
また、女性は男性に比べてアルコールの代謝能力が低く、大量飲酒による肝疾患やアルコール依存症の進行も早い。酒量が増えると乳がんのリスクも高まるとか。」(引用終わり)
別の記事も紹介しておくと:
お酒を飲むと「癌」や「認知症」のリスクが上がる? 英国で驚きの研究結果 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
お酒の飲み方には、その人の生き方が現れる、ような気がする。その「生き方」には、健康状態も含まれている。
皆様、女性も男性もその他の方々も、心とカラダにこたえない飲み方で、酒を飲む時間を楽しみましょう。
岩原先生、ありがとうございました。
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