散文的で抒情的な、わたくしの意見

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ここまでの感想・麒麟がくる・13回目まで

2020年04月18日 | 麒麟がくる
麒麟がくる、放映前からギャーギャーと騒がしくブログを書いていたのに、コロナ騒動で、更新を怠っていました。たまには「文章」を書いてみます。

織田信長

「保守的な信長なんて見たくない」と放映前に書きました。それなのに、保守的とか革新的とかいう次元とは隔絶したような信長です。母の愛にめぐまれず精神不安定、「人が喜ぶと嬉しい、人に承認されると嬉しい信長」

作家というのは見事だと思います。全く想像もしなかった次元から作ってきます。参りましたというところです。なるほどね、「人が喜ぶから天下を統一しようとした。すると批判する人間が沢山でてきて、混乱。帰蝶が心を落ち着かせようとするも結局は暴走、光秀は討たざるえなくなる」ということか。
今はそう予想していますが「きっと外れます」。NHKが保守的とか最新の研究とか言うから身構えましたが、ふたを開けてみればそういう次元で描いていないわけです。
「信長協奏曲」の信長も「人が喜ぶ平和」を目指していました。それと似ていますが、麒麟がくるの信長は筋の通った戦う平和主義者でもない。なんだかつかみどころのないまま、このままで行くのだろうなと思います。つまらない、、とは思いません。

あとはテキトーな書き方になります。

帰蝶は「そうくるか」ですが、ほぼ「信長協奏曲の帰蝶」かなと思います。さらにパワーアップしてますが。川口さん、見事に演じています。

明智光秀は見せ場がまだありません。しいて言えば初回の冒頭のみ。もうちょっと見せ場を作ってあげてほしい。武士のほこりもなにも、「はっ?」と言いながら状況に対応するのに精一杯です。

道三は「ちょっと下品」かな。かっこいいのだけど、もうちょっと格調が欲しい。