SFもの、特に時間旅行ものというのは、「よくある」ものですが、「トラベラーズ」は「よくあるけど面白い作品」です。
内容としては「タイムトラベラーズ」ということになりますが、好き勝手に時間旅行しているわけではなく、ディレクターと呼ばれるものの統一的な意思のもとに現代(過去)に送られます。
送られるのは「意識のみ」です。だから現代人の体に憑依しますが、その現代人の基準も決まっていて「あと数秒で死ぬ人」です。
死ぬ人が生きてしまったのでは、過去が変わる、だから未来も変わってしまうではないかという「心配」は必要ないのです。
なぜなら「未来を変える」ために来ているからです。
とここまで書いても「きわめてありきたりな作品」という印象は否めないと思います。
が、「ありきたり」ではない。
その理由を思いつくままにあげると
「他人の体で、その人物として、妻や子や同僚とも関係をもちながら生きていく」というのは大変なわけで、そういう「大変さ」が描かれている。徐々にその人物に同化して妻や恋人を本気で愛していくというストーリーもタイムトラベルものではやや珍しい。「時をかける少女」のケンソゴルなんて、愛情をもちつつも主人公の記憶を消して未来に帰ります。
ケンソゴルの件は置くとしても、「未来人を描くときにみられる特有の冷たさ、割り切り、人間性の薄さ」がないのです。むしろ極めて人間的。乗り移った人間がもっていた障害とか依存症とか、夫婦関係とか恋人関係とか離婚問題とか、そういうものとも悩みながら付き合っていきます。死もあります。老人等に乗り移ったりすると、その時点ですでに寿命が数年ということになるのです。
それから「過去を変えてはいけない」という例の「お決まり」がないので、主人公たちの行動が結構自由です。ディレクターの命令(子供を介して伝えられる)にも結構逆らったりします。
この「ディレクターがなにか」も後半に描かれますが、あえてネタをばらしません。さして凄いネタではないですが。
つまり彼らはスーパーマンではなく、かなり普通の人間性を持った存在として描かれるのです。もちろん死も恐れます。
5人ほどでチームを作って行動するのですが、世界中にはこういうチームが沢山あることになっています。ただし何故か他のチームはポンコツだったり裏切り者だったりして、主人公たちのチームだけが未来に特別な影響を与えているようです。特に先鋭チームではないのですが、他のチームと違って大活躍します。が、大活躍しても、未来はなぜか良い方向に変わりません。
このチーム、全員が「かなりの武術の達人」なんですが、その理由は描かれていません。
知的障害を持っていたことになっている(乗り移りで知能は普通以上になりますが)女性がかなり「綺麗」です。やや「下ぶくれ」なんですが、日本人好みなのかな、すごくかわいく思います。
カナダの女優さんのようです。というかチーム全員が「カナダの俳優」みたいです。と言われてもアメリカ人との区別なんてつきませんが。
ということで「トラベラーズは面白い」というお話でした。シーズン2は秋みたいなので、秋になったらまた契約しようかと思っています。
内容としては「タイムトラベラーズ」ということになりますが、好き勝手に時間旅行しているわけではなく、ディレクターと呼ばれるものの統一的な意思のもとに現代(過去)に送られます。
送られるのは「意識のみ」です。だから現代人の体に憑依しますが、その現代人の基準も決まっていて「あと数秒で死ぬ人」です。
死ぬ人が生きてしまったのでは、過去が変わる、だから未来も変わってしまうではないかという「心配」は必要ないのです。
なぜなら「未来を変える」ために来ているからです。
とここまで書いても「きわめてありきたりな作品」という印象は否めないと思います。
が、「ありきたり」ではない。
その理由を思いつくままにあげると
「他人の体で、その人物として、妻や子や同僚とも関係をもちながら生きていく」というのは大変なわけで、そういう「大変さ」が描かれている。徐々にその人物に同化して妻や恋人を本気で愛していくというストーリーもタイムトラベルものではやや珍しい。「時をかける少女」のケンソゴルなんて、愛情をもちつつも主人公の記憶を消して未来に帰ります。
ケンソゴルの件は置くとしても、「未来人を描くときにみられる特有の冷たさ、割り切り、人間性の薄さ」がないのです。むしろ極めて人間的。乗り移った人間がもっていた障害とか依存症とか、夫婦関係とか恋人関係とか離婚問題とか、そういうものとも悩みながら付き合っていきます。死もあります。老人等に乗り移ったりすると、その時点ですでに寿命が数年ということになるのです。
それから「過去を変えてはいけない」という例の「お決まり」がないので、主人公たちの行動が結構自由です。ディレクターの命令(子供を介して伝えられる)にも結構逆らったりします。
この「ディレクターがなにか」も後半に描かれますが、あえてネタをばらしません。さして凄いネタではないですが。
つまり彼らはスーパーマンではなく、かなり普通の人間性を持った存在として描かれるのです。もちろん死も恐れます。
5人ほどでチームを作って行動するのですが、世界中にはこういうチームが沢山あることになっています。ただし何故か他のチームはポンコツだったり裏切り者だったりして、主人公たちのチームだけが未来に特別な影響を与えているようです。特に先鋭チームではないのですが、他のチームと違って大活躍します。が、大活躍しても、未来はなぜか良い方向に変わりません。
このチーム、全員が「かなりの武術の達人」なんですが、その理由は描かれていません。
知的障害を持っていたことになっている(乗り移りで知能は普通以上になりますが)女性がかなり「綺麗」です。やや「下ぶくれ」なんですが、日本人好みなのかな、すごくかわいく思います。
カナダの女優さんのようです。というかチーム全員が「カナダの俳優」みたいです。と言われてもアメリカ人との区別なんてつきませんが。
ということで「トラベラーズは面白い」というお話でした。シーズン2は秋みたいなので、秋になったらまた契約しようかと思っています。