神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

2022年1月12日に「災害時の連携を考えるかながわフォーラム」が行われます

2021-12-15 13:41:37 | 地域と共に
     

 神奈川県内の自治体職員、社会福祉協議会や市民活動支援センターの職員、被災者支援活動に関心のあるNPOなど民間団体、大学などの関係者を対象に「多様な主体の平時からの関係づくり推進をめざしてのオンラインフォーラム」が開かれます。主催は、「災害復興くらし応援・みんなのネットワークかながわ(準備会議)」です。
 そこに当大学からも短い報告をするようご依頼を受けました。当日は大学と地元とのつながりなどについて短い時間ではありますが、お話をする予定でおります。皆様もご都合がよろしければ、ネットから申込をしてみてください。よろしくお願い致します。

 みんなのネットワークかながわ
 災害時の連携を考えるかながわフォーラム


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地域連携災害ケア研究センター幹事

 
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産学官民の方々と災害関連の会合を開催

2021-11-30 13:55:01 | 地域と共に
     

 本日、2021年11月30日、厚木市、地元地区自治会連絡協議会、隣接企業、SDGs学生グループ、防災関係の研究室学生の方々と共に、災害に関わる意見交換会を開きました。
 最初の1時間は、大学の防災、災害時の対応に関する備品、備蓄品、建物構造などについて見学ツアーを実施しました。その後に、そうした設備などに関して質疑応答、学生の皆さんからたくさんの意見をいただきました。企業からも多数の社員をもつだけにいろいろと対策を考えていかなければならないことについてお話がありました。
 当大学は、学生を中心に災害時のマニュアルなどを作っていく予定となっていますが、避難者に乳幼児をもつ家族の場合や疾患をもつ人の場合などを心配しての意見も出ました。そうしたことに気持ちを添わせることが大切だと痛感しました。さまざまな示唆に富むご発言を自治会連絡協議会の会長からも受けました。
 これからの道筋は、市内に当大学も含めて5大学が存在するので、情報を共有しながら進めていくつもりです。こうした集まりを継続していきたいと思います。

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地域連携災害ケア研究センター幹事


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地域の人々に気配りできるといいですね

2021-11-08 16:32:24 | 地域と共に


 幼い頃、小学生の低学年の頃だったでしょうか。東京の都心から少し外れて、井の頭線の吉祥寺寄りのところに住んでいました。当時は、まだ田んぼと栗林ばかりで、沼でザリガニ釣りをしたり、線路を渡って井の頭公園から流れ出る川で水浴びをしたりしていました。夏にはその田んぼにたくさんのホタルが飛び交っていました。それを採ってきて、蚊帳(かや)の中で放して眺めたり(このような話は学生さんにはわからないかな~)
 ところで、ある秋のこと、民家から遠く離れた、その田んぼの脇にある小さな小屋のようなところにお年寄りが一人で住んでいました。台風だったのでしょうか。田んぼも埋まるほどの水があふれて、その小屋のような家も床下から床上へと浸水しそうになっていたんです。そこに板を担架代わりにして大勢の男手の人たちが助け出していたのを、はらはらしながら、遠目に見ていたことを今でも覚えています。ふだん、人付き合いもないような人でしたが、その時には大勢の方が救い出すのに声を掛け合っていたと思います。映像は浮かび上がるのですが、どのようないきさつで、どのような会話があったかは、わかりません。
 当時、その地域で洪水になることはあまりなかったように記憶しています。雪は今より降ることが多く雪遊びをしていたことは思い出しますが・・・。でも、普段の関わりは薄くても、その時は、皆、命を守るという自然な行動で助け出したと思います。
 今日では、災害対策というとシステムや事柄によっては分野別に専門性を発揮して稼働させようとしていると思います。当大学もそうしたことで、動いていると思います。よいことです。しかし、ふと寂しい思いもよぎります。社会の中で人間が自然に助け合い、守り合うという姿勢が欠けていないだろうか・・・と。災害ケアって、人間の自然な行為として皆の心の中に植え付けられていてほしいです。

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地域連携災害ケア研究センター幹事

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昨夜、首都圏に震度5の地震がありました、皆様、大丈夫でしたか?

2021-10-08 09:23:10 | 地域と共に
 昨夜、2021年10月7日の午後10時41分ごろに千葉県北西部を震源とする首都圏の地震がありました。震度5強、マグニチュード5.9と推定されています。本日の朝のニュースによると重症3人を含む32人の負傷が確認されたとのことです。
 厚木市にお住まいの方々、神奈川県にお住いの方々は、いかがでしたでしょうか。私は久しぶりにテレビとスマホに警報のアラームが鳴り、部屋がきしむ音がして、とても怖い思いをしました。特に被害はありませんでしたが、最近は日本各地、北から南まで地震が頻発しております。皆さん、心構えをしておかなければなりませんね。

 通勤の足も乱れているので、現在の時刻9:30は大学の一限が始まる時間となっていますが、登校時間が少し乱れるかもしれませんね。あわてずに・・・。

 再度、防災一口メモ(厚木市)などを確認しておきましょう。

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地域連携災害ケア研究センター幹事


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地域主体の「防災まちづくり」に同感します

2021-09-27 14:56:03 | 地域と共に
 2021年9月26日の神奈川新聞の「減災新聞」コーナー第518号では、神奈川大学横浜キャンパスを主な拠点に15年にわたって活動してきた市民グループ「防災塾・だるま」のことが特集されていました。元小学校長の鷲山さんが新塾長となり、教育現場の対応も問われた東日本大震災の教訓を踏まえ、地域住民と共に防災教育を実践してきた経験を糧に、「連携」と「参画」を旗印に新たな展開をしようとしているそうです。
 宮城県石巻市の大川小学校でお子さんを亡くされた「小さな命の意味を考える会」代表の方をオンラインで講演していただくなど、当事者のことを聞き、また、教育現場での教員や子供たちのことを考える機会を作ってきています。
 私たちも、地域住民の方々、関係者と共に、「防災塾・だるま」の挙げているキーワード、「連携」と「参画」を軸に企画・実践していきたいと思います。

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地域連携災害ケア研究センター幹事


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