神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

8月4日のシンポジウムにご参加ください

2021-07-01 15:13:09 | イベント

 この8月4日にzoomウェビナーで開催する「シンポジウム: コロナ禍における災害対策~要配慮者に対するケアを中心に~」では、人工呼吸器を使用している吉田さんが登場してくださいます。吉田さんは筋ジストロフィーにより四肢麻痺がありますが、電動のカメラ・コントローラーを横浜市総合リハセンターの工学技士による援助で製作し、現在、フォトグラファーとして活動されています。
 ちなみに、当大学の図書館においても、個展を開いていただきました。(下記写真参照)

               

 吉田さんのように、人工呼吸器を使用していても自立生活をしっかりとされている方が多く地域に暮らしていますが、災害時にそれら医療機器の電力供給は必須です。そのための対策、補給をどのようにするかは、いざという時では遅く、事前の備えが必要となります。そうした事柄について、しっかりと議論できる機会となりますので、ご関心のある方はぜひ、ご参加ください。
 ぜひ、神奈川工科大学の地域連携災害ケア研究センターのホームページのお知らせ欄から入って参加登録をしていただければ幸いです。

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地域連携災害ケア研究センター幹事
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シンポジウム:コロナ禍における災害対策~要支援者に対するケアを中心に~(お知らせ)

2021-06-14 10:47:36 | イベント
    

表記のシンポジウムを下記の通り開催致します。
皆さま、ぜひ、ご参加ください。

【開催趣旨】
本シンポジウムは、コロナ禍が続く中で、地震や風水害に伴う避難を余儀なくされたとしても、誰一人取り残されることなく全ての人の命と暮らしを守ることを念頭に、今、できる対策を構築するための検討を行うことを目的としています。
 これまで、厚木市とは共同研究に基づいて、災害ケアに関する検討を行ってまいりましたが、今回も、厚木市、及び、厚木大学連携・協働協議会など多方面の協力をいただき、地域と密接に連携を取りながら実践的、具体的な対策を高めていくつもりです。
 今回のシンポジウムでは、とりわけ医療と関係の深い要配慮者に焦点を当て、そうした状況におかれた方々の不安を少しでも解消できるよう議論を行います。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

 << 記 >> 

シンポジウム概要
・テーマ: コロナ禍における災害対策~要配慮者に対するケアを中心に~
・日時: 2021年8月4日(水) 13:30~16:30
・参加方法: オンライン形式(zoomウェビナー)
・参加定員: 500人
・参加費: 無料
・申し込みURL: 下記のアドレスが登録フォームになっております。
  https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_HvafH-LCQZu_hMIc8v3HUw
  (神奈川工科大学→地域連携災害ケア研究センターのバナー→シンポジウムのお知らせ→登録アドレス、でも可)
・主催: 神奈川工科大学 地域連携災害ケア研究センター
    神奈川工科大学 地域連携・貢献センター
・共催: 厚木市大学連携・協働協議会
・協力: 厚木市

― プログラム ―

(13:15頃から zoomウェビナーへの接続ができます)

13:30 開会挨拶  神奈川工科大学 小宮 一三 学長
    趣旨説明 地域連携災害ケア研究センター長 山家 敏彦 特任教授
13:40 報告①「厚木市における災害対策」
        厚木市 市長室危機管理課
    報告②「要配慮者の災害時支援」
        厚木市 福祉部福祉総務課
    報告③「当大学の避難場所としての考え方と準備状況」
        神奈川工科大学 管財課

14:25 各分野からの問題提起
  「人工呼吸器使用者、家族の立場から」
    渡邊 聡美(横浜重症心身障害児グループ連絡会~ぱさぱネット~)
    吉田 和弘(フォトグラファー、筋ジストロフィー)
  「人工透析を受けている立場から」
    斎藤 進(元産業能率大学教授、専門分野:地域自治政策、市民参加型まちづくり)

15:00 専門分野からの報告
 「在宅での呼吸器支援について」
    北陸大学医療保健学部教授 高橋 純子
「災害時における透析医療の支援について」
    臨床工学科特任教授  山家 敏彦

15:30 ディスカッション
地域での要配慮者支援の立場からのコメント発言
  厚木市福祉部地域包括ケア推進課
看護の立場からのコメント発言
  看護学科講師  杉山 洋介

16:30 閉会

総合司会  地域連携・貢献センター長 小川 喜道


<Zoomウェビナー運営>
神奈川工科大学 工学教育研究推進機構 機構支援室 

<問い合わせ>
神奈川工科大学 地域連携災害ケア研究センター管理室
https://kait-ccd.jp/
Tel:046-291-3153 / 046-291-3212
E-mail:contact@kait-ccd.jp

(本学には日本災害時透析医療協働支援チーム(JHAT)の本部が置かれており、災害地域における関連医療機関への人的・物的支援の拠点となっております。)


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地域連携災害ケア研究センター幹事
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災害ケアに関するシンポジウム 準備状況

2021-05-25 11:56:51 | イベント

     

災害ケア・シンポジウム開催に向けて準備が進んでまいりました

【開催趣旨】
本シンポジウムは、コロナ禍が続く中で、地震や風水害に伴う避難を余儀なくされたとしても、誰一人取り残されることなく全ての人の命と暮らしを守ることを念頭に、今できる対策を構築するための検討を行うことを目的とします。
これまで、厚木市とは共同研究に基づいて、災害ケアに関する検討を行ってまいりましたが、今回も、厚木市、及び関係協議会、諸団体の協力をいただき、地域と密接に連携を取りながら実践的、具体的な対策を高めていく予定です。今回のシンポジウムでは、とりわけ要配慮者、とりわけ医療的ケアに焦点を当て、そうした状況におかれた方々の不安を少しでも解消できるよう議論をおこないます。

  << 記 >>

シンポジウム概要
〇テーマ コロナ禍における災害対策  ~要配慮者に対するケアを中心に~ 
〇日時: 2021年8月4日(水)の予定 13:30~16:30
〇参加方法: オンライン形式(zoomウェビナーの予定)
〇参加定員: 300人(予定)
〇申込: 準備ができ次第、URLを掲載
〇主催: 神奈川工科大学 地域連携災害ケア研究センター
     神奈川工科大学 地域連携・貢献センター
〇共催: 厚木市大学連携・協働協議会(調整中)
〇協力: 厚木市・厚木セーフコミュニティ防災対策委員会(調整中)
〇内容:
・報  告  厚木市 市長室危機管理課(調整中) ・福祉総務課(調整中)・神奈川工科大学 管財課
・問題提起 「人工呼吸器使用者の立場から」 「人工透析を受けている立場から」(調整済)
・専門報告 「在宅での呼吸器支援について」 「災害時における透析医療の支援について」(調整済)
・ディスカッション
 指定発言「地域支援機関からのコメント発言」 「看護の立場からのコメント」

問い合わせ
神奈川工科大学地域連携災害ケア研究センター事務局
E-mail:chiiki-koken@cco.kanagawa-it.ac.jp

ブログ管理者
地域連携災害ケア研究センター幹事


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災害ケア研究に関するシンポジウムを開催しました

2019-06-19 14:47:27 | イベント
すみません。ずいぶん前、3月のイベントについて報告させていただきます。
神奈川工科大学のホームページ、「ニュース」より引用。

3月28日(木)
本学情報学部棟メディアホールにて、神奈川工科大学 地域連携災害ケア研究センターと情報学部が主催、あつぎ市大学連携プラットフォーム共催による、「災害ケア研究に関するシンポジウム」が、開催されました。

はじめに、厚木市市長室危機管理課より、厚木市の防災システムの現状と課題による報告がありました。
また、看護学科 田村教授より、地域住民の災害時対策と避難所に関する意識調査の結果報告も、行われました。

シンポジウムでは、以下のような災害支援にICTをどのように活用していくかなど、今後の可能性や課題について発表がなされました。

(1)災害等非常時屋外拡声システムの現状と音響的課題 (情報メディア学科 上田麻理准教授)  
(2)大災害時の円滑な情報収集を可能にするネットワーク技術 (情報ネットワーク・コミュニケーション学科 塩川茂樹教授)
(3)防災分野におけるWebの可能性 (情報工学科 田中哲雄教授)
(4)防災拠点としての人力発電システムの開発・運用とその課題 (情報工学科 田中博教授)

最後に、松蔭大学宮林正恭教授から、総括のお話をいただきました。

今後も、本シンポジウムでは、防災・減災・災害ケア、避難時ケアなどを取り扱いながら、市民・行政・企業・研究機関が一丸となって、少しでも備えのある地域に発展することをめざしてまいります。

以上、遅ればせのご報告まで。
ブログ管理者より


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災害ケア研究に関するシンポジウム 2019.3.28.開催のお知らせ

2019-03-21 09:54:40 | イベント

 この度、下記のとおり、市民の方々のご参加を得て、災害に対して情報技術を活用した対策を検討するためのシンポジウムを開くことと致しました。
 このシンポジウムは、当大学の地域連携災害ケア研究センターと情報学部が企画運営し、厚木市との共同研究を含む「災害ケアに関する検討」を行うものです。本シンポジウムは、厚木市内5大学と厚木市が連携して地元の課題に取り組む「あつぎ市大学連携プラットフォーム」との共催の形を取っております。そして、厚木市の防災や避難時ケアなどについて各大学の英知を集め、対策を講じていこうとするものです。厚木市危機管理課及び厚木市・セーフコミュニティ防災対策委員会の協力もいただいて、報告・議論を実践的、具体的なものにしていく予定です。

 内容としては、厚木市の防災計画の紹介、地元地域の住民の方の避難所をめぐる意識調査の結果報告、そして、次年度より取り組む予定である、ICTを活用した防災無線の聴こえ調査、あるいは避難所での生活に悪影響を及ぼす室内反響音などの測定調査等は市民参加の試みを意図しています。また、避難所での健康維持と人力発電の両立の提案などを報告し、参加者とこれからの災害ケアに関する後半な議論も行う予定です。

 今日的な課題である防災、減災、災害ケア、避難時ケアなどを取り扱いますので、市民に向けた広報を行っていただければ、誠に幸いです。なにとぞ、ご参加のほどよろしくお願い致します。

神奈川工科大学
地域連携災害ケア研究センター長


以下、大まかなプログラムです。
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災害ケア研究に関するシンポジウム「防災無線をはじめとするICTを用いた厚木市の防災システムのあり方」

日時:2019年3月28日(木) 14:00~16:30
場所:神奈川工科大学 K1号館 12階メディアホール
主催:神奈川工科大学 地域連携災害ケア研究センター・情報学部
共催:あつぎ市大学連携プラットフォーム
協力:厚木市・セーフコミュニティ防災対策委員会

13:30 受付
14:00 挨拶  神奈川工科大学学長
       あつぎ市大学連携プラットフォーム世話人
       情報学部長
14:15 報告 「厚木市の災害関連予備知識」
(1) 厚木市の防災システムの現状と課題
(2) 厚木市荻野地区A自治会住民の避難所に関する意識調査
14:45 シンポジウム 「厚木市の現状を踏まえた災害支援システムの検討」
(1)災害等非常時屋外拡声システムの現状と音響的課題
(2)大災害時の円滑な情報収集を可能にするネットワーク技術
(3)防災分野におけるWebの可能性
(4)防災拠点としての人力発電システムの開発・運用とその課題
 質疑応答・ディスカッション
16:20 指定総括
16:30 終了

◆参加対象: 防災・災害ケアなど広く安心・安全に関心のある方々、どなたでも (参加費・無料) 

◇交通アクセス(神奈中バスの場合、以下のバスで「神奈川工科大学前」下車)
・本厚木駅北口1番乗り場「あつぎ郷土博物館」行き、「神奈川工科大学経由・鳶尾団地」行き
◇連絡先:神奈川工科大学 ロボット・メカトロニクス学科
 e-mail: ogawa(アットマーク)rm.kanagawa-it.ac.jp


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