神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

KAITシンポジウム2011- 安全安心社会をつくる情報技術を探る-開催されました

2011-12-08 12:44:17 | イベント
KAITシンポジウム2011
-安全安心社会をつくる情報技術を探る-

11月19日に当大学で行われた催しについて紹介します。
シンポジウムは、東日本大震災の発生によって、重要性が認識された情報技術の役割と課題を見直し、今後の安全安心社会を築くため、情報技術の可能性を探るものでした。
 今回の震災では、通信機能の脆弱性が認められた。通信回線の途絶、情報収集の困難、発信情報の不足などです。それらを解決する工夫、技術なども提案されました。また、情報の信頼性、また、「風評」情報の問題なども見逃せないこととして報告されました。
 東日本大震災を通して、情報を巡る多くの教訓を得ているが、それらを踏まえて、現在研究が重ねられている情報技術のさらなる発展が望まれます。



学園祭にて「ディスカッション: 震災と障害者の暮らし」開催

2011-10-17 11:50:20 | イベント

ディスカッション:再考・震災と障害者の暮らし
-東日本大震災を踏まえて徹底討論-

日時 : 2011年11月6日(日) 13:30~16:00 (学園祭会期中)
場所 : 神奈川工科大学 ロボット・プロジェクト棟 (E3号館) 1階
主催 : ロボット・メカトロニクス学科 スポーツ・健康生活科学コース 小川研究室

私たちは、3.11を契機に日々の生活の過ごし方そのものの見直しを迫られ、また、行政の防災・被災に対応する支援システムの構築を真剣に考えるようになりました。本ディスカッションでは、障害当事者の視点から討論を行うことにしました。
これは、2008年に行った同テーマ「震災と障害者の暮らし」をさらに深めるもので、これからの暮らしに反映できるような議論にしていきたいと考えています。

◆問題提起 「障がい者制度改革と震災への障害者対応」
       DPI(障害者インターナショナル)日本会議 崔 栄繁 (さい たかのり) 氏
◆パネラー (ステージを作らず、円形配置によるディスカッションを予定しています)
  肢体不自由 聴覚障害 視覚障害 精神障害 内部障害 発達障害
  知的障害 高次脳機能障害 難病 などをもつ方々 障害児者の家族 
  その他、震災時に困難を伴う方々、在日外国人の方、そして関係する方々

◇コーディネーター 神奈川工科大学 教員   小川喜道 

◆情報保障:手話通訳・パソコン要約筆記・点字資料

◆ 参加費無料 当日、直接お越しください。
なお、なんらかの配慮を必要とする場合は事前にご連絡をいただければ幸いです。

◇ 交通アクセス
・厚木バスセンター1, 2番線から「神奈川工科大学」行きに乗車
・北口バスターミナル1番線から「青年の家」行き、「神奈川工科大学経由・鳶尾団地」行きで「神奈川工科大学前」下車  (学園祭の臨時便も出る予定。大学HP参照)
                                                         
連絡先 :神奈川工科大学  スポーツ・健康生活科学コース(人間福祉・健康科学コース) 小川 FAX 046-291-3262  


リケメン・リケジョのIT 夢コンテスト2011で「考えるコンセント」が学長賞

2011-07-28 16:20:56 | イベント
7月23日(土)に、神奈川工科大学情報学部主催で、「U18 リケメン・リケジョのIT 夢コンテスト2011」が行われました。

13作品が最終エントリーされていましたが、その中で神奈川工科大学 学長賞を受賞したのは、明治大学付属明治高校の根本さんでした。
根本さんの作品は、「考えるコンセント」と題されており、部屋に入っている人の人数でエアコンが自動的にコントロールされたり、さまざまな環境の変化で自動制御されるというアイデアです。もっとも今日的な課題を捉えたものと評価されました。

下記の全体の様子が掲載されていますので、ご覧ください。
http://www.kait.jp/news/273.html




福祉アイデアコンテストで、盛岡中央高校が発表に参加

2011-07-26 18:43:45 | イベント
神奈川工科大学のロボット・メカトロニクス学科、健康福祉支援開発センター主催の第11回福祉アイデアコンテストが、7月23日(土)に、キャンパス内E3号館で開催されました。
その中で、盛岡中央高校から多くのアイデアが寄せられましたが、震災後に生徒たちが多くのことを思い、安全や節電などに関係した工夫やアイデアが多かったです。

その中でも、久保君と田村君は、「我が家最強の切り札」とネーミングしたアイデアを図式化して提案、みごとに入賞しました。
「水を無駄にせず発電に利用する」というもので、家庭や地域での発電装置を考えたものです。

引率の先生からは、高校は直接大きな被害はなかったけれども、家族や親せきをなくした生徒さんや教師がいるということも報告され、あらためて、私たちも震災への対応について少しでも貢献しなければ・・・という思いをあらたにしました。

ロボット・メカトロニクス学科
人間福祉・健康科学コース
小川喜道