広島の通訳ガイドのひとりごと

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DVD

2007年09月16日 | 映画
ダンナが出張やら何やらでいないし、仕事もないのでビデオ屋さんでDVD借りて観てました。

①『ホリデー』
キャメロン・ディアスってあんな大根だったけ?ケータイのコマーシャルの表情でいっぱい。ジュード・ロウにも無理がある。と言うのか、彼には向いていない役のように思えたけど。ただ、LAのセレブのお宅、ここは住んでみたいなぁ。この映画はコメディだったんだ・・・

余計なお世話かもしれないけど・・・よくロサンゼルスを「ロス」と呼ぶ人がいる(字幕もロスになってたりする)。これはスペイン語の男性名詞の複数定冠詞なので「ロスに行ったの」は「それに行ったの」と言ってる事になり場所の特定にはなっていない。LAも発音によっては通じないし、ロサンゼルスも理解してもらえない。こんな時は「ロス・・アンジェルス」ちょっと間を開けて「あ」を強調するといい。これ経験より。

「アメリカでどこに行った事があるの?」と毎度のように訊かれて、「LAとアラスカ」と答えているもので・・・思った以上に伝わらなかったのよね。少なからずショックだったけど・・・

②『ドリーム・ガールズ』
遅ればせながら・・・出演者の歌唱力がすごいので、ラスベガスでショーでも見てる感じ。コンサートに行ったと思えばいいかも。

③『あなたになら言える秘密のこと』
この日本語のタイトル、淫靡な感じがするけど、英語のタイトルは'The secret life of words'。 この映画、お薦めします。イザベル・コヘットというスペイン人の監督で主演がサラ・ポーリー。ネタバレするとアレなのであまり書きませんけど、影のある女性が石油掘削現場で負傷者を看護するうちに・・ティム・ロビンスって好きな俳優だけど、全く動きのない場面で演じるってすごいなぁ~って。かなりショッキングな映画です。


番外編『バッテリー』
飛行機の中で観ました。ほのぼのしてよかったですよ。主演の男の子、かわいかったなぁ。

スペイン語の同じクラスの人がミニシアター系の映画に詳しくて、大作は知らないらしいけど、アルゼンチンやスペインやいろいろ観てるようです。韓国映画『絶対の愛』を絶賛。薦められています。観に行こうかなぁ、DVDまで待とうかなぁ~

引きこもり気味

2007年04月27日 | 映画
プライベート・シアター(PCのDVDとも言う)でパンかじりながらちょい古映画を観てました。

☆『プラダを着た悪魔』
  ファッションが得意じゃなくても興味津々で楽しめる。アッという間に時間が過ぎる感じ。ミランダのセリフ "That's all." がとても冷たくてステキ。ホンマ悪魔やね。英語で自己紹介するときに That's all で終わる人がいるけれど、これを観たらきっとやめるでしょ。「質問なんかすなよ~」みたいなみたいな。

☆『ゆれる』
  オダギリ・ジョーですよ、やっぱり。長男タイプと次男タイプがよく描かれている。兄弟の確執・・・根が深いものがある。日本の映画がいいなぁ。

☆『イル・マーレ』
  死ね!って感じ。ずっと早送りだった。金返せ!

☆『ハチミツとクローバー』
  ちょっと若い人向け、いやずっーと若い人向けの映画。でも楽しめる。美大だったらいるかもしれないな~・・みたいなキャラがいっぱい。櫻井くんが「いい人」で終わりそうなタイプだったのもいい。

このほかに『UDON』と『佐賀のがばいばあちゃん』が待っている。
でも明日は岡山。ちょっと映画はおあずけ。
あれから1週間たったから後楽園のさつきが見頃かもしれないですね。



機内で観た映画

2007年03月03日 | 映画
行きはルフトハンザだったので遠いスクリーンで観ました。

『マリー・アントワネット』と『Gガール』
どちらもしょーもなさ過ぎて口がポッカ~~ン・・・そんな感じ。

帰りはANAだったのでシートの前にTVが。
『フラガール』
さすがいろんな賞を取っただけの事はあります。役者がいいし、ストーリーもテンポよく、涙あり笑いありで十分楽しめます。

ちょうど機内食の時で、食べながら涙を拭いたりニンマリしたり、傍から見たらさぞ滑稽だったことでしょう。飛行機の中なので英語の字幕があり、二倍楽しめました。あの訛りより英語の方が分かりやすかったりして・・・アハハ

『涙そうそう』
つまんね~~!まるで学芸会。主役の女の子、昔の広末涼子みたい。

もう一本、ショーン・ペンとジュード・ロウの意欲を燃やしながら州知事になっても悪に染まっていくという内容。途中で成田到着になったので最後まで観る事ができませんでしたけど、続きを見たいか?そーでもないみたいです。

やっぱり『フラガール』ですよ。フラの練習の場面では思わず手が動きそうでしたもの。カルチャーセンターのフラのクラスは満員です。ワタシが踊ると盆踊りだからな~・・・

かもめ食堂

2007年01月12日 | 映画
いつも行くレンタルビデオ屋さんには1本しか置いていないので、今頃になってやっと借りる事ができました。

感想は・・・よかったです。評判がいいし、観た人の感想も「お薦めよ」が多かったので期待していました。裏切らなかったですね。

やっぱり役者がいいです。どの人をとっても無駄がない。三人の女性の経歴やら何やら全く描かれていないのですが、ほんわか分かるのです。派手さはないし場面の展開もゆっくり流れていきます。背景がフィンランドというのがいい具合にマッチしています。

笑ったのは女性の服装。特にもたいさんのはオモロすぎます。スカートに黒のソックスに革靴。どこで見つけてきたのかと思うようなワンピース。

食堂のうつわがステキでした。フードコーディネーターの力ですね。あんな食器に盛りつけてみたい、コーヒーカップで飲みたい、お盆も・・・

久々にエンドロールの最後まで見てしまいました。お薦めのDVDです。

ダ・ヴィンチ・コード

2006年11月29日 | 映画
DVD・・・観ました・・・
トラちゃんと一緒に寝てましたわぁzzz~~

あれってー、そんなに面白いですか?
うーん、分かんなかったです。途中で観るのをやめました。

いつビデオ屋さんに行っても『かもめ食堂』は貸し出し中。
今はこれっ!っていう観たいDVDがないのです。
さみしーな~~

レンタルDVD

2006年10月19日 | 映画
遅ればせながら的なDVDを借りてきて見まくっていました。
一番面白かったのは『メゾン・ド・ヒミコ』かなぁ?ゲイの人たちの老人ホーム。ほとんどは現役を退いた元オカマバーのホステス。若手はイケメンのオダギリジョー。柴咲コウとの掛け合いがよかったわ。シリアスでないところがいい。

たまたま同系統の『ブロークンバック・マウンテン』も見たけれど、こちらは生々しい。ゲイの恋人と会うためにソワソワして、そそくさと家族を見捨てて出て行くところなんざぁね・・理解に苦しみますわ。ま、人様のsexual preferenceには口出ししませんけど・・・

『SAYURI』これはコメディーですわねぇ。ストーリーよりもバックのセットで楽しませてもらいました。妙に灯篭があちこちで登場し、「はなまち」と書いた提灯がぶら下がっていたりして・・・なんで水揚げの儀式にお線香なんじゃろか?神社と寺が一緒くたになってるし、着物の着方も超下品。で、お相撲に出てたのは舞の海?

今でも時々仕事の時に話題に上るので見てみましたぁ~。

と、そうこうしてるうちに仕事が入ってまいりました。フィンランドの人たちとは3日間のお付き合いになったし、あちこちへの出稼ぎも・・・ちょっとお勉強モードに入らねば・・であります。

で、今日はアラスカ反省会第2弾。支払いもつつがなく終わり、反省会・・と称する飲み会であります。いったい何回するんじゃろ?

『ニュースの天才』

2005年12月21日 | 映画
トム・クルーズが制作にかかわっているという作品。いつも貸し出し中で、やっと手に入れたのだが・・・

熾烈な競争にさらされている、雑誌に掲載された捏造記事についての映画。実際にあった話らしい。記者はつねにインパクトの強い記事を書かなければ・・というプレッシャーに晒されている。

これはどこの国の出版物にも言える事だ。地味な記事じゃ売れない。裏が取れないものは書けないが、それじゃいつまでたってもウダツが上がらない。

あまりワクワクするようなストーリーではなかったなー。英語のタイトルが'Shattered Glass'で、主人公の名前がスティーブン・グラス・・・ちょっとひねってあるかな・・?ぐらいの感想か。英語の喋りが速く感じられたのはひょっとして私だけ?

最近見たDVD

2005年12月13日 | 映画
『きみに読む物語』
主人公になり切って見ると幸せな気分になれる。もちろん女性の方にね。
とても可愛らしいお話だ。愛がいっぱい胸いっぱい。
今年を表す漢字「愛」を見つけたい人はこのDVDを借りましょう。

英語も聞き取りやすい。分かりにくい所を確かめようとしたけれど、
英語の字幕がなかった。

原作はニコラス・スパークスの'The Notebook'。
ケビン・コスナー主演の『メッセージ・イン・ア・ボトル』を書いた人。
だからアレ系ね。萌え~じゃないよ。

このタイトルを考え出した人はすばらしい!
だって「帳面」が「きみに読む物語」に変身するんだもの。
ついでにAmazonでペーパーバックを頼んでしまった。
読みたい人がありましたらお貸ししますよ。近郊の方に限りますが・・・

東京タワー

2005年10月21日 | 映画
映画「東京タワー」の話。そう、黒木瞳とV6の岡田くんが恋に落ちるやつ。これは40以上のオバチャンのファンタジーやね。普通じゃあり得んもの。

そりゃあ黒木さんはステキよ、小学生の子供がいるとは思えない。エンドロールで衣装を見たら、グッチとかジバンシーだって。この人だから似合うんだよね。映画を見ている間、役になり切って、終わって外に出てウィンドーに写った自分の姿を見たら何とショッキングな事よ。ホラー映画じゃん。

岡田君のお母さん役のセリフ。「18の子に手をつけるって、それって犯罪よ」確かに男女の立場が逆だったらそうだよね。

それにしても岡田君ってかっこいい!数年前には娘たちとV6が出るテレビ番組をよく見ていたが、どんどんいい役者さんになっていくねー。ホント将来が楽しみ。

ペタジーニの奥さんの例もあることだし、「だんな様は息子の同級生」って。オバチャンも希望を捨てないようにしようね!

サイドウェイ

2005年10月15日 | 映画
昨年公開され、映画の舞台となったワイナリーやレストランが長蛇の列だったとか。

パッとしない作家志望の英語教師と盛りを過ぎた俳優が、結婚前の1週間をカリフォルニアのワイナリー巡りで過ごすというもの。いやー、ワイン好きにはたまらない映像であります。テイスティングの薀蓄も、ホーヘーと聞きながら右から左・・あの説明がすべて理解できたらソムリエしてますわ。

内容は、あまりワクワクするものではないけれど、「うん、なんか分かる・・」的な感覚はあるかも。。。(見るときのその人の環境によるからね)

次から次へと開けられるコルク、美味しそうなワイン、ピッタリの料理。ブームになったのもうなづける。確かに行ってみたい。

ちょっと気になったのが・・ツアーで連れて行かれるワイナリーはまがい物のワインを販売している?的な描写。やっぱりレンタカーで行かなきゃ・・みたいだが、だれが運転するんじゃ?よね?ウーン、やっぱり地元の人に案内してもらいたい。

この映画、よかったんだけど、ひとつ不満を言わせてもらえば
男前が全然出てこなかった~。ピーコさんなら怒りそう。

シンデレラマン

2005年10月07日 | 映画
見ましたよ、割引券があったので。翻訳家の岡山さんとリンク先のtoyochiさんの「感動ものですよ~」というコメントもありましたしね。女性陣からは「筋書き分かりすぎー、だから見ないよ」というご意見も多々ありました…
確かに映画館を出る時に、若い女性は「涙出まくり」と言っていましたが、それなりの人は結構シラーだったような。

うーん、ボクシングで勝つシーンは感動かもしれません。でも、筋書きからして勝たんでどーする?ってのもありますが。これは古きよき時代、つまり女が家で子供を守り、ダンナのサポート、日本語で言うならば「内助の功」を称える内容ですね。

時代背景は理解できます。大恐慌から復活していくアメリカ。その復興の星として崇められる主人公。あのセントラルパークにできたバラック街が「フーバービル」って呼ばれたのは無策の大統領の名前から来てるらしいですね。余談ですが。

私としては、この「内助の功」的な映画はあまり好きではないのです。現実だけで十分ですから。(うそじゃー、内助の功なんて言葉、うちでは死語やんか)

もっと現代の女性が大きく羽ばたくような映画を見たいものです。なんだかんだ言っても今もmen's worldです。これからの女は自立しなきゃ。でも、片山さつき系はゴメンして・・です。

あ、映画の上映中ずっと「ラッセル・クロウ、ええ男やねえ。実物拝んだらヨン様のオバハンみたいに絶叫しそうやね・・・だれが嫁やったかいなあ」などと考えておりました。感動薄いおばちゃんでスンマセン。
(時々、ラッセル・クロウがシルベルタ・スタローンに見えたのは私だけ?)

主人公がアイリシュ系とかでエンドロールの音楽がIrish musicでした。だから、すぐに席を立たないでね。