亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

お口の健康

2014-12-14 | 学問

高砂大学院でお口の健康について学んだ。

噛むことの重要性についていろいろ教わった。

昔の人の食事を再現することを〝復元″というそうだ。

有名な人の食事を学生さんに食べて貰った。

卑弥呼さんは3990回噛む。

紫式部さんは31分かかって1366回噛む。

源頼朝さんは29分かかって2654回噛む。

徳川家康さんは22分かかって1365回噛む。

13代将軍徳川家定さんは15分かかって1012回噛む。

戦前の日本人は22分かかって1420回噛む。

現代人は11分で620回噛む。

これは学生さんに食べて貰ってのデーターで本当はどれだけかかったのかは分からない。

卑弥呼さんの時代はいかに多く噛んでいたかがわかる。

それに付け現代人は柔らかいものばかり食べていてあまり噛むことが無い。

現代人は噛むということをあまりしないので、顎が痩せて行って、親知らずの生える場所が無く行くところが無いので横になる。

歯並びが悪いということは顎の大きさが足りないということだ。

我が家の娘も歯並びが悪くて矯正したが、歯が大きかったのもあるが顎が狭かったのだな。

 歯が10本以下になるとかみ合う歯が無くなる。

入れ歯でも入れていれば寝たきりになりにくい。

野菜はカロリーが少ないのでいくら食べてもいい。

先に野菜を食べて味覚中枢に満腹感を与え、肉など高タンパク、高脂肪の取り過ぎを防ぐ。

歯は大事に使えば200年は持つと言われている。それを人間は5,60年でダメにしている。

歯はしみ出したら虫歯があると思わなければいけない。すぐ歯医者に行って治療してもらいなさい。

舌はつるつるなのは良くない、ざらざらしているのが正常。

唾液は食べ物の消化を助けるばかりではなく虫歯菌の繁殖も抑えてくれる。

人間は生まれた時から噛むということをする。噛むことで乳腺を刺激してお乳を出す。

たまに生まれた時から歯が生えている子がいる。そうするとお母さんのおっぱいは傷だらけになりお乳をあげられなくなる。

歯磨きは寝る前に3分間かけて磨けばいい。朝昼晩と3回磨ければなおいいが、なかなか出来ない。

歯磨きは使わなくても良く、こするだけでも良い。

などなど知らないことを多く教わった。

昔列車にたまたま乗り合わせたおっさんの話。

「オレは歯がガタガタだけど、凄い人を知っているよ。その人は80歳になるけど虫歯が一本もないんだよ。自分の指で、塩だけで磨いてるのだってよ。凄いだろ」

そんな事を言っていた。今回の話にもあった。

口の中を泡だらけにして磨くのではなくこするだけでいいらしい。  

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