耳の調子
今回は陰陽について学んだ。
今回の講師はバカに発音が悪いな。言っていることがさっぱり分からない。
当てにならないけど、一様持ってきたのだから付けて見よう。
驚いた。発音がある程度聞き取れた。
いつもつけても、付けなくても変わらないのに、不思議と聞き取れた。
今回の講師は発音が悪いと言っては失礼になる。悪いのは自分の耳の方だったのだ。
講義を録音して、家へ帰って再生して見た。エヤホンで聞くとよく分からないので、スピーカーで聞いていた。何とか苦しいながらも聞き取れた。
眠くなったので残りは翌日に聞こうと、その日はひとまず寝ることにした。
翌日、同じようにスピーカーで聞いた。
全然分からない。夕べは何とか聞き取れたのにどうして。
エヤホンに切り替えた。
そしたら今度はよく分かった。
私の耳はその日その日で聞こえ方が変わるのだなと思った。
「陰陽」とは、〝いんよう″とも〝おんみょう″とも読んでいいらしい。
「五行」とは木、水、金、土、火のことで順番に行って火が終わるとまた木から始まる。
「陰」はこれから暖かくなるということで「陽」はこれから寒くなることを意味し、それは常に流動的で固定していない。
陰は決して暗いイメージの物で無いことを教わった。
夏とはこれからだんだん寒くなるということで一番暑い季節を意味するものでない。
かしこみかしこみもうす。の神主さんの言葉の「もうす」は、白すと書き、もうすは、もwhoすで。もうすではないのだそう。
干支の「牛」の字の頭を取って〝ウマ″と読む。
「良」の字の頭を取って、〝ウシトラ″と読む、面白いことを教わった。
神社の狛犬は向かって右が「阿形」、左が「吽形」と決まっているらしい。
「阿形」とは初めの音で口を開き、「吽形」はお終いの音で口を閉じている。
「吽形」の発音は、〝ウンギョウ″ではなく、ワ行〝wnギョウ″だそうだ。奈良時代にはそんな発音があったらしい。
など知らなかったことを色々と教わった。
12月31日は年の終わりでなく、新しい年の始まりの年でもある。
死は人生の終わりでなく、次の世界の始まりということか。
決してくぎりを付けないのが陰陽の考え方らしい。
木から火を、火から土を、土から金を、金から水を、水から木を生ずるを相生(そうしょう)という。
木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に剋を相剋(そうこく)という。これらを男女の性に配し、相性のもの相合すれば和合して幸福あり、相剋のもの相対すれば不和で災難が来るという。 電子辞書より。
陰陽も中々面白い物だなと、少しかじって見たくなった。