ななごの部屋(リウマチとともに)

リウマチのななごはレミケード→エンブレル→アクテムラに。インターネットはメルヘン入り口。2006.8/5より。

桜句会

2007年03月29日 | 俳句
晴れ。
かなり暖かく、初夏を思わせる天気。

今日は昼からSさんの自宅で句会です。

6人参加。一人5句づつ持ち寄り、全部30句。
ななご以外の人たちは午前中、土手の桜を見て、昼、お弁当を食べながらの句会です。

ななごがお邪魔すると、まるかじりトマトが山。きゅうりの漬物。奈良漬け、オレンジ、おせんべい、がたくさんあり、それぞれお弁当を前にしている。いつものかしこまった感じはありません。

まるかじりトマトがおいしかった。
お昼を摂ってから参加した私ですが、トマトや奈良漬け、きゅうりの漬物をパクパク食べた。
6人中2人は、お兄さん。4人はお姉さん。皆さん、俳句の達人ばかり。
細い紙に自分の句を書いて、集めてバラバラにして番号をふり、それぞれ紙にも番号をふり番号に合わせて全部自分で写して行く。
写し終えたら好きな句を5句選ぶ。作者不明のまま。

それから選んだ句5句を一人一人発表。
一番多いのは3票、四句。
ふふふ…
ななごの作品も入っていた。
「さくら舞ういよいよ青く鳩の首」

です。
こういう風にしたらどうか、とか言ってもらえるので勉強になる。
それに、少人数なので雑談も楽しい。
皆、若いのだ。
Uさん(男性)は高校の時から俳句をしていると言う。現在60代位に見えるが…

みんな、よく観察している。
大勢のも楽しいが少人数の句会も楽しい。

風の音が聞こえる。風が出てきたようだ。

土手にはシートを敷いて花見をしている人もいる。
まだ三分咲き位だというに。

☆しりとり五七五(ななご作)2007.3.28
被っていた帽子をとれば春の風
嫁取らず母を選んで後悔し
見とれるわ惚れ直しても突き放し
騙す方完全犯罪思案中
来るのかな家庭訪問落ち着かず
春休み交通事故に気をつけて
この娘かわいいでしょう僕の妻
調べたら元金割れで満期です
彷徨える今ならいいね春の風
平和ボケ満たされすぎてもの足りぬ
大切にしまった場所を忘れてる

★俳句鑑賞

少年ありピカソの青のなかに病む(三橋敏雄)

くび垂れて飲む水広し夏ゆふべ(三橋敏雄)

いづこへも行かぬ竹の子藪の中(三橋敏雄)