かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

昨年の今日執り行われた母の葬儀での私の挨拶を転記します

2019-01-15 10:08:00 | ブログ記事
本日は寒さの中、〇〇〇〇の葬儀に参集いただき、まことにありがとうございます。

〇〇〇〇は、1月11日午前8時頃、高知市内の△△ホテルに、私、長女bikoとともに宿泊中に急逝いたしました。

死因は昨年末より起こしていた慢性心不全急性憎悪というもので、簡単に言えば心不全でございます。

生け花教師であった故人は最期の最後まで生け花に執念を燃やし亡くなりました。

亡くなる十日ほど前の12月29日もT病院の救急治療室のベッドから無理やり退出して、お正月花のお稽古をするため帰宅したほどでございました。

また故人は、家族を思う気持ちも人一倍強い人でございましたので、亡くなる前日は北海道在住の孫一家と朝食を共にするためと、曾孫のピアノの演奏を聴くために、命の危険を冒して外泊許可を得ておりました。

もともと主治医の先生には今年4月までの命と宣告されておりましたが、それより多少早まったかもしれませんが、会いたかった孫一家と一緒に朝食を共にできたことと、北海道のピアノコンクールで準優勝した曾孫の演奏を聴けたことで思い残すことはなかったと思います。

主治医の先生には「大往生でございました」と言っていただきました。

大正14年6月22日生まれで、享年92歳でございました。

今頃は4年あまり前に亡くなりました私の兄である長男に再会していることでございましょう。

冥福を祈りたいと思います。

平成30年1月15日 biko

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(註)一昨年度、北海道のピアノコンクールで2位になった甥の子は、
その後、昨年度は1位の金賞をいただきました。