フランスでは、県の名前はそこにある山や川の名前からつけられることが多いそうだが、
私たちの住んでいる県「Drome(ドローム)」は、この県を流れる川の名前だ。
私の通っている乗馬クラブのほど近くにこのDrome川が流れていて、今日はその河川敷に
外乗に行ってきた。
オーナーに「最近雨が降らないが、果物の木に影響はないか?」と英語とフランス語を
混ぜて聞いたところ、オーナーは私が川に外乗に行きたいと理解したらしく
、河川敷に
行くことになった。
河川敷は低木の茂みになっているところが多く、ところどころ藪をかき分けながら進むと
突然何か動物が走り過ぎた。「あっちを見て!」と言われてよく見ると、小型のシカが
数頭通り過ぎ、その中の1頭が50mほど先で立ち止まってこちらを見ていた![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kojika.gif)
シカは普段は数km離れた山に住んでいるそうだが、春は求愛シーズンで、雌シカを
追って里の方まで下りてくるそうだ。だから、1年を通して、ここでシカを見ることが
できるのは春だけなので、今日はとてもラッキーだと言うことだった。
またDrome川にはビーバーも住んでいるらしく、ビーバーが切り倒した直径7、8cmほどの
木も見せてもらった。
Dromeは自然が豊かな所で、鳥も600種もいるらしい。
他にも馬に乗って果物畑を行くと、蜂の巣箱が置いてあって、これは果物の木の授粉用に
飼っている蜂だとか、色々なことをオーナーは教えてくれる。
最近オーナーに聞いた話でとても興味深かったのは、馬の放牧についての話だ。
ここに通うようになってよく見ると、放牧されている馬はいくつかのグループに分けて
別々の区画に放牧されている。
馬は本来群れで生活するので、こうしてグループに分けて放牧することで馬が鬱になったり
するのを避けることができるそうだ。
各グループにはリーダー格の馬が居て、群れはそのリーダーによって統率される。
リーダーになれる馬はある程度決まっているので、各グループにリーダーとなる馬をあてがって
その馬と相性のいい馬を群れに入れる。
一番大きいグループのリーダーが「フロー」という私も2度乗せてもらったことがあるアルプス産の
ポニーなのだが、このクラブで新しい馬を入れるときは、このフローとの相性がいいことが
絶対条件なのだという。
前に新しく馬を買って、フローとの相性を試したところ、どうしてもフローに受け入れてもらうことが
出来ず、すぐに手放したことがあるそうだ。
何故フローとの相性がそんなに大切かと言うと、リーダーであるフローが受け入れた馬は自動的に
群れに迎え入れられるが、そうでない馬は群れに受け入れてもらうことができない。
このクラブには50人の会員が居るそうだが、その内の40人が6歳から中高生くらいの子供だそうだ。
子供たちは学校が休みの水曜日と金曜日に来ることが多いのだが、グループレッスンをしている際に
馬同士の相性が悪いと、馬同士が喧嘩をして、上に載っている子供が落馬する危険もあるそうだ。
こんな話を聞くと、馬社会もなかなか大変だなぁ、と思う。人間同士でも、理屈を超えた相性が
あるなぁ、と常々感じているが、これも人間が動物の一種だという証なのだろうか。
のん気そうに見えて、実はいろいろ大変な馬たち↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/83/fbd7c29fd5701cf68aa47bcf7c77a07a.jpg)
一面の花畑(多分、桃の花)↓
私たちの住んでいる県「Drome(ドローム)」は、この県を流れる川の名前だ。
私の通っている乗馬クラブのほど近くにこのDrome川が流れていて、今日はその河川敷に
外乗に行ってきた。
オーナーに「最近雨が降らないが、果物の木に影響はないか?」と英語とフランス語を
混ぜて聞いたところ、オーナーは私が川に外乗に行きたいと理解したらしく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
行くことになった。
河川敷は低木の茂みになっているところが多く、ところどころ藪をかき分けながら進むと
突然何か動物が走り過ぎた。「あっちを見て!」と言われてよく見ると、小型のシカが
数頭通り過ぎ、その中の1頭が50mほど先で立ち止まってこちらを見ていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kojika.gif)
シカは普段は数km離れた山に住んでいるそうだが、春は求愛シーズンで、雌シカを
追って里の方まで下りてくるそうだ。だから、1年を通して、ここでシカを見ることが
できるのは春だけなので、今日はとてもラッキーだと言うことだった。
またDrome川にはビーバーも住んでいるらしく、ビーバーが切り倒した直径7、8cmほどの
木も見せてもらった。
Dromeは自然が豊かな所で、鳥も600種もいるらしい。
他にも馬に乗って果物畑を行くと、蜂の巣箱が置いてあって、これは果物の木の授粉用に
飼っている蜂だとか、色々なことをオーナーは教えてくれる。
最近オーナーに聞いた話でとても興味深かったのは、馬の放牧についての話だ。
ここに通うようになってよく見ると、放牧されている馬はいくつかのグループに分けて
別々の区画に放牧されている。
馬は本来群れで生活するので、こうしてグループに分けて放牧することで馬が鬱になったり
するのを避けることができるそうだ。
各グループにはリーダー格の馬が居て、群れはそのリーダーによって統率される。
リーダーになれる馬はある程度決まっているので、各グループにリーダーとなる馬をあてがって
その馬と相性のいい馬を群れに入れる。
一番大きいグループのリーダーが「フロー」という私も2度乗せてもらったことがあるアルプス産の
ポニーなのだが、このクラブで新しい馬を入れるときは、このフローとの相性がいいことが
絶対条件なのだという。
前に新しく馬を買って、フローとの相性を試したところ、どうしてもフローに受け入れてもらうことが
出来ず、すぐに手放したことがあるそうだ。
何故フローとの相性がそんなに大切かと言うと、リーダーであるフローが受け入れた馬は自動的に
群れに迎え入れられるが、そうでない馬は群れに受け入れてもらうことができない。
このクラブには50人の会員が居るそうだが、その内の40人が6歳から中高生くらいの子供だそうだ。
子供たちは学校が休みの水曜日と金曜日に来ることが多いのだが、グループレッスンをしている際に
馬同士の相性が悪いと、馬同士が喧嘩をして、上に載っている子供が落馬する危険もあるそうだ。
こんな話を聞くと、馬社会もなかなか大変だなぁ、と思う。人間同士でも、理屈を超えた相性が
あるなぁ、と常々感じているが、これも人間が動物の一種だという証なのだろうか。
のん気そうに見えて、実はいろいろ大変な馬たち↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/83/fbd7c29fd5701cf68aa47bcf7c77a07a.jpg)
一面の花畑(多分、桃の花)↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/78/0083702efb4405f8ea4801a50fd245ff.jpg)
http://www.guidehorse.org/
人間と同じ様…。
しかし景色が素敵☆
毎度、観光地の景色を見させてもらってる気分だわ(^O^)/ 癒しです♪
実物を見せてあげたいなぁ
本物見てみたいなぁ~