日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

語学学校 初日

2012-11-12 23:53:28 | 語学学校
今日は待ちに待った、語学学校の第1日目。
家から車で20分ほどのMontelimar(モンテリマール)の教室で、朝8時半から行われる授業のために、8時5分前には
家を出る必要がある。朝9時に娘たちをそれぞれ小学校と幼稚園に連れて行くのはダンナに任せ、車で家を出た。

この辺りでは日の出が朝8時頃なので、朝日が昇るのを横目で見ながら車でMontelimarに向かった。語学学校がある
建物はウチから見るとMontelimarの中心街の入り口に当たるところにあるため、街の真ん中を通る必要がなく、
朝の渋滞もないのが有難い。距離にすると、17Kmくらいはあるのだが、信号も私たちが住んでいる村と、Montelimarに
1つずつ、計2つしかない。

クラスは2クラスあるようで、「○○(私の事)はこっち」と案内された教室に入り授業が始まるのを待っていると、次々と
生徒が集まってきた。私のクラスは、2時間ほど遅れてきた1人を含め、男性5人、女性4人の9人だった。

最初の授業は、自己紹介。自分の名前、国籍、年齢、職業、住所などを言う練習だった。授業では、実践的な事を
重視しているのか、プライバシーは関係なく、本当の事を言わなくてはいけない。それによると、私のクラスの人たちは
モロッコ人が4人、トルコ人が2人、チェチェン人が2人(この2人は夫婦)と日本人の私が1人。年齢も22歳から69歳まで
様々だった。

個人個人のフランス語のレベルも様々で、「私は○○です」ときちんと文章で話せる人も居れば、自分のアイデンティティに
関する年齢や国籍などを「××」と単語でしか言えない人もいた。字を書けない、読めないと言う人も居たので、今後どんな風に
授業が進められていくのか興味津々。

先生はもちろん、全部フランス語で説明してくれるのだが、その説明を皆が理解できているとは思い難かった。もちろん
私も100%理解できる訳ではないのだが、80%以上は理解できるので、授業についていくのに問題は無さそうだった。

こんな状況なので、国籍の違う生徒同士で会話をするのはとても難しく、語学学校に行くようになって新しい友達も
出来るかも、と期待して自分の名刺まで作って持って行ったのだが、今日はそれを渡す相手も見つけることができなかった。
同じクラスの中に偶然、同じ村から来ているモロッコ人が居たのだが、ほとんどフランス語が分からない様だったので、
会話が成り立たない状況。

生徒の中には仕事を持っている人も居るのだが、滞在許可証やビザを取得する際にCAI(詳しくは語学教育システム
ご覧ください)にサインしているため、『義務』としてこの授業に参加している人がほとんどのようだった。
職業も、石工、メカニック、学校の先生が居て、私を含め専業主婦の女性も多かった。仕事をしている人は、午前中仕事を
休んでこの授業に参加しなければならず、生計にも影響がありそう。

そんなこんなで、語学学校の第1日目は無事終了。少しでも早くフランス語が上達し、できれば新しい友達もできたらいいな、
と思っている。

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1 コメント

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Unknown (yunaママ♪)
2012-11-20 04:00:23
いよいよ始まったね。がんばってね!
しかし話していることが80%も理解できちゃうなんてすごい!さすがだよ~♪

私も少しは何か身につくことを学びたいけど、中々腰が重くて…困っちゃいます。
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