ピアス

ダンナのお母さんが、娘たちに誕生日のプレゼントを買ってくれると言うので、みんなで出かけた。
上の娘は、幼稚園の女の子の友達が皆ピアスをしているのをとても羨ましがっており、「じゃあ、6歳の誕生日にピアスの穴を
空けてもらったら？」と言ったらとても喜んで、ダンナのお母さんにピアスを頼んでいた。
下の娘は、何が欲しいか決まっていなかったので、おもちゃ屋に連れて行ってもらい、自分で選ぶことにしていた。

先ずは皆でおもちゃ屋に行き、あーでもない、こーでもないと言いながらおもちゃを選んだ。下の娘は、ヨーロッパで人気があり、
フランスでは女の子用のパンパースのデザインにも採用されている、“ポニー”というアニメのキャラクターの観覧車を買ってもらった。



上の娘はピアスだけだよ、と言ってあったのだが、ダンナのお母さんにおもちゃも選んでいいよ、と言われ、日本でも販売されている、
エポック社の“アクアビーズアート”という小さな球状のビーズを水でくっつけて様々な形を作るものを買ってもらった。

続いてピアスだが、美容院とマッサージとネイルなどをするビューティーサロンのようなところで、ピアスの穴を空けてもらった。
昔は最初のピアスはとてもシンプルなデザインのものしかなかったが、今はとてもかわいいデザインのものを最初から付けることが
できるようで、上の娘もピンクの花型のピアスを選んで付けてもらった。

少し怖がっていたが、注射位の痛さだよと言い聞かせ、何とか泣かずに穴を空けてもらうことができた。上の娘は、念願の
ピアスを空けてもらって大喜びで、会う人みんなに自慢していた。



下の娘は、アクセサリーにはとても興味があるのだが、おもちゃの注射で、注射の真似事をすることさえも怖がるほど臆病なので、
今回はピアスはしないと言い、「5歳になったらピアスを空ける」と宣言していた。

今日は一日雨が強く降ったり弱く降ったりだったが、娘たちは買ってもらったおもちゃで遊んだり、おばあちゃんや、昨日ブタペストから
来た、ダンナのおばさんに遊んでもらったりと、退屈せずに一日を過ごせたようだった。