日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

行きつ戻りつ

2012-04-24 23:16:40 | 生活
雨がチラついたり、時折強く降ったりの一日で、せっかくの自由な時間もほとんど家の中で過ごした。
こんな時には、先日購入したTVチューナーが大活躍

4時半になり、娘たちを迎えに行くと、いつもは挨拶くらいしかしない下の娘の先生に呼び止められた。
何事かと思うと、今日は下の娘が幼稚園で大泣きだったと言う。理由は定かではないが、どうやら春休み後で
まだ幼稚園での生活に慣れておらず、家に帰りたくなったらしい

先生は、一日下の子を幼稚園に預けるのはまだ早いのではないか、と考えているようだった。また、上の娘に
とっても、給食の時間など、本当は友達と一緒に食べたいのに、下の娘が居ることによって、必然的に
下の娘の面倒を見なければならず、負担になっているのではないか、と言っていた。

私としては、休み明けに幼稚園の生活に戻るのに少し時間が掛かっているだけではないかとも思えるし、
上の娘にとっても、昼食の時、下の娘と話しながら食べるのは、フランス語でのコミュニケーションが
難しい今、楽しいひと時なのではないかと考えている。

ところが先生は、下の娘がとてもかわいそうなので、私に時間的な余裕があれば、春休み前のように、昼は
家に帰って、午後また幼稚園に連れてきてはどうか、と考えているようだった。私は特に仕事をしている
訳でもないし、今日のように一日家で過ごすこともあるので、下の娘と一緒に昼の時間を過ごすことは
もちろん可能なわけだが、この選択が下の子が幼稚園に慣れるために最適かどうか判断がつかない。

しかし、幼稚園に行くにしても、給食を食べるにしても、1人よりは2人の方がうまく行くのではないかと
思っていたので、ここに来て、1人を後戻りさせるのには、少し抵抗があった。下の娘に、家で昼ご飯を
食べたいかと聞いたところ、「ママと一緒がいい」と言うし、それを聞いた上の娘も案の定、「実は○○
(自分)も家でご飯を食べたいと思っていたんだ」と言う。えぇ!昨日はあんなにフランスの給食は
美味しいと言っていたのに・・・、とは思ったが、一人が家に帰れるのなら、もう一人も家に帰りたくなる
のは当然だろう。

7月には夏休みが始まり、その後上の娘は小学校に上がってしまうので、それまでに、下の娘にも幼稚園に
慣れてほしいと思ってはいるが、もちろん無理強いしては元も子もない。幸い、下の娘も幼稚園に
行きたくないとも言わないし、迎えに行く時には笑顔で幼稚園で何をしたかなどと話してくれるので、
それ程大きい問題ではないのかもしれない。

娘が幼稚園で泣いていると聞くと、親としては切ないが、ここで、先生が自信を持って、任せてもらって
大丈夫と言ってくれれば、私もさほど気にせずに先生に任せる気になるのだが、肝心の先生が不安そうに
しているため、私もどうしたらいいのか悩むところだ

ダンナに相談したところ、とりあえず木曜日の朝、一緒に娘たちを幼稚園に連れて行き、先生と話して
見てくれると言っているので、今はどうするか答えは出さずに木曜を待ちたいと思っている。

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