日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

これは演説か!?

2012-11-27 23:42:43 | 語学学校
6週間の語学学校も中盤にさしかかった。段々とクラスの人とも仲良くなり、良い雰囲気になっているのだが、一つだけ困った
事が。このクラスに移って最初の日から感じていたことだが、月、火、水と週の内3日間を担当してくれている先生が、とにかく
その日勉強しているテーマから外れた話ばかりして、肝心の授業の内容がいまいち。

昨日は生徒たちが自分の国について発表すると言う、フランス語だけでなく色々な意味で興味深い内容だったのだが、発表者の
生徒よりも、先生の方が沢山しゃべっていた。しかも、フランス語を教えるのではなく、生徒が発表している内容で自分が知っている
事があると、口を挟まずにはいられない様子。

結果、3分の1ほどの生徒が発表した段階で、時間が無くなってきて、次に発表する予定だったもう一人の日本人の女性と私は
一緒に発表することに。彼女の方がフランス語が上手なので、結局私は自分が発表したかったことは発表できず、質問されたことに
2、3答えることしかできなかった。しかも、この日私が4時間の授業で話したのはこれだけ!

そして今日は、“健康について”というテーマだったのだが、先生が色々な病気の名前をフランス語でホワイトボードに書き、
その病気がどんな病気か、個人的な話を織り込みながら大演説。その間フランス語が達者な生徒は、私はこんな病気の人を知っている
とか口を挟むこともあるのだが、授業と言うよりは友達同士でおしゃべりしているような感覚。ホワイトボードには沢山の
病名が書き連ねられたが、そんな知識が必要なときはすでに身近な人がその病気になっているときで、今、フランス語を覚えるために
6週間と言う限られた時間の中で詰め込まなければならない知識とは思えなかった。

そして、今日私が4時間の授業で話したのは単語が2、3あっただけ。同じクラスの中には母国語を外国人に教える仕事をしていた
先生もいて、私と同じように授業に不満を持っている。休憩時間などはその人と授業について色々と話をしたりするのだが、
残り3週間ちょっと、一体どうなることやら・・・


ダンナは今日、明日と国内出張。そしてそのまま家には帰らずに、ハンガリーに行くことになっている。明日からは、娘たちと私は
朝6時半起き。私が語学学校に行く時間は、娘たちの学校が始まる時間より早いので、学校がある日は友達の家に子供を連れて行き、
友達の子供と一緒に学校に連れて行ってもらう事になる。

こうして、色々な人の協力を得て語学学校に通わせてもらっているのに、肝心の授業がこんな感じで語学の上達が望めないとなると
本当に参ってしまう。

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