日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

テスト

2013-01-16 23:57:35 | 語学学校
今朝も氷点下だったが、路上は何とか昨日の雪も解け、乾いていたので凍結することもなく、万事順調にテストに
向かう事ができた。会場には私を含め5人のクラスメイトと一緒に行った。

午前10時からは筆記試験。当然問題もフランス語で書かれており、問題の意味が分からないとその時点でアウトなのだが、
語学学校に通っていた時に何度も模擬試験をやっていたので、大体のパターンは分かっていたのでその点はあまり問題は
無かった。

筆記試験の内容は、短いメールの文章を読んで、待ち合わせの時間や場所などを答えたり、掲示板に貼られている複数の
メッセージの中から、自分の必要な情報を探し出したり、地図や図面を見ながら目的の場所を探し出したり、友達に
こういった内容のメールを書きなさいと言う指示に従って文章を書いたりする。

筆記の中には、オーディオを使った聞き取り問題もあって、留守電に残されたメッセージから、何のための留守電だったか、
待ち合わせは何時か、相手の電話番号は何番かなどを聞き取ったり、会話を聞いてそれにあったイラストを選択したり、
店の中で流されたアナウンスを聞き取って、何に関するアナウンスかなどの質問に答える、と言った問題が出された。

たっぷり1時間半ほど掛けて筆記を行った後は、お昼休憩があって、その後会話の試験があった。会話は、試験官との
1対1。まずは、試験管に名前や出身などと言った、個人情報を質問され、それに答える。次は事前に渡された6枚の
カードにそれぞれ単語が1つずつ書かれているので、その単語を使ってテストを受ける側から、試験官に質問をする。
私のカードには“街”、“コンピューター”、“会議”、“休憩”、“職業”といった単語が書かれていたので、
「あなたのご職業は何ですか?」、「どの町で仕事をしていますか?」などと言った質問をした。

そして、最後の会話の試験は、短い文章とイラストが描かれた紙を事前に渡されていて、この内容に沿って行われる。
私のもらった紙には、“あなたは店に行って買い物をします。下のイラストにある商品の値段などを聞いて、買い物を
してください。”と言ったようなことが書かれており、“色鉛筆”、“ノート”などのイラストが描かれていた。

全般的に特に難しいと言った印象は受けなかったので、大きな間違いを犯していなければパスできそうだった。この
試験に合格すると、フランス語検定の様な資格がもらえるのだが、この試験を受ける多くの人は、長期の滞在許可証を
申請する際や、フランス国籍を取得する際にこの資格が必要だったりして、結構プレッシャーを感じている人もいる
ようだった。私はすでに、10年の滞在許可証を取得しているし、フランス国籍を取得する予定もないので、気楽なもの
だった。

試験が終わってMontelimarに皆を送り届け、子供たちを迎えに行くとすでに6時を回っていた。気楽な試験だったとは
言え、結構時間もかかったので疲れ切ってしまった。娘たちは、前回同様、私のクラスメイトの日本人宅で遊ばせて
もらったのがとても楽しかったらしく、預かっていただいた間は全く問題が無かったという事なのに、帰り際になって、
「もっと遊びたかった」と言って上の娘が泣き出して驚いた。

家に帰るともう7時近く。夕飯、風呂とあわただしく済ませ、やっと長い一日が終わった。


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2 コメント

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Unknown (青葉台のたくみ)
2013-02-13 18:37:01
試験管と一対一なんて怖いですね
ぼくも英検うけようかとおもってます
二次試験の面接がおそろしです
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たっくんへ (kanaemon)
2013-02-13 23:26:58
あはは、ゴメン、ゴメン。字を間違えちゃった。試験“管”じゃなくて、試験“官”だよね。漢字のテストで間違えないでね。
試験“管”と一対一なら気楽だけどね。

英検頑張って!試験官も人間だから、試験と言えども楽しい雰囲気を作ることも可能だよ。
私は、「間違えないで話すことよりも、試験官とコミュニケーションをとることが大事だよ」と先生に言われて
試験に臨みました。おかげで結構楽しめたよ。
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