弁護士安田好弘さん

2006-05-12 | 死刑/重刑/生命犯
 いつもズボンに折り目などついていない。丸くなったズボンをはき、事務所で束の間の睡眠をとるだけ。被告のために奔走する。この人に私利私欲は、端から無い。いまどき珍しい純粋、真っ直ぐな人。愚直といったほうがいい。何度か直接お会いしたり、法廷での弁論を拝聴(名古屋アベック殺人事件)したりしたなかでの、私の印象だ。  氏の打つ手が最近裏目に出ている。これは裁判所が世論の方へ軸足を移していること、加えて裁 . . . 本文を読む