ショパン ベートーベン 大中寅二

2007-01-17 | 日録
 ショパンのノクターン№20は、難しい。ベートーベンのソナタ№8には、癒される。いや、難しいノクターンにも、実は癒されているのだ。無心に(ではない。苦労しながら)稽古するときに、既に癒しが与えられている。№8の明るさは、どうだ。闇を突き抜けた明るさだ。ベートーベンの悲苦が、私を癒してくれる。  先日、夕刊に大中寅二氏のことが載っていた。「椰子の実」を作曲した人だ。生涯、教会のオルガニストだったと . . . 本文を読む