追悼の場で騒ぎを起こし、退席させられた男性に同情的な記事を掲載した新聞もあった。県民の思いとかけ離れているのではないか。 . . . 本文を読む
〈来栖の独白〉 衝撃的な事件だったため、元少年Aの手記につき、刊行自体を否定する声が高い。公の図書館が購入、閲覧に難色を示し、制限する状況だ。いち早く出された事件被害者遺族による、出版停止を求めるメッセージも影響している。焚書・禁書に遠くないところに居るかも・・・。 . . . 本文を読む
牧師、即(すなわ)ち宗教家にとって物事の価値判断の基準は、「道徳上、それが正しいか正しくないか」である。「汝、殺すなかれ」や「不殺生」の戒律を第一に尊重する宗教家の倫理は本来、国防や治安維持に際して「暴力の行使」を当然のように織り込む政治の営みには相いれない。そして、法律家にとっての価値判断の基準は、「法律上、それが正しいか正しくないか」である。一方、政治家にとっての価値判断の基準は「それが必要か必要でないか」である。政治家の採るべき態度は、「道徳上、不実であろうと、あるいは法律上、怪しかろうと、それが国家、国民の利益のために必要であるかどうか」である。 . . . 本文を読む