昨日の練習で、
『ドイツのバリトン歌手、フィッシャーディスカウが5月18日亡くなったというニュースが届きました。』
と、ツルタ先生のお話がありました。
5月20日付朝日新聞より
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留学中、フィッシャーディスカウの演奏会に行ったことがあるそうです
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(サヴァリッシュ指揮とオケの演奏会・場所はウィーン)
フィッシャーディスカウはたいへん大柄な方で
客席を静かに見つめ、それから歌い始めたそうです。
自分の感情を表に出さないように歌っているけれど、
フィッシャーディスカウの内面が伝わってくる素晴らしい声で、先生は感激されたとのこと。
当日の演奏曲目はマーラーの曲とおっしゃっていましたので
むか~しの演奏会情報を探してみました。
これはわたしの想像ですが、この演奏会かな?違うかな??
1976年8月7日(土) 20:00~ フェストシュピールハウス ホール
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ヴォルフガング・サヴァリッシュ
マーラー 「少年の魔法の角笛」から:
夏の交代
ラインの伝説
少年鼓手
番兵の夜の歌
この世の生活
魚に説教するパドヴァのアントニウス
二度と会えない
別れ
美しいトランペットの鳴るところ
起床合図
シュトラスブルクの塁壁で
塔の中の囚人の歌
この歌をつくったのは誰
いたずらっ子をしつけるために
自分の気持ち
私の歌をのぞかないで
私は穏やかな香りを吸いこんだ
春の朝
ドン・ファンの幻想
先生のお話は、私たちも、まるでその場に居たような気持ちになります。
いつか続きをお話していただきたいですね!
(Kanon)
でもディースカウ氏の歌声は、録音によって後世に残されて、いつまでも聴く人の心を満たしていくのでしょうね。
ご冥福をお祈り致します。
奥が深い音楽の世界。今まで知らなかった演奏者や歌手の名前を知り、聴くことが出来ただけでも幸せだと思って、感謝です。