加音オーケストラ ブログ

加音ホールに付属するオーケストラとして創立。地域に根差した音楽活動を行い地域文化に寄与する、を趣旨に創立27周年目です。

チェリビダッケについて(寄稿)

2012-07-04 07:35:29 | 練習


チェリビダッケ 

みなさんはチェリビダッケと言う指揮者をご存じですか? 
と言うのはこの指揮者は生前レコードCDを一枚も出していないからです。 
日本では読売日本交響楽団で指揮をしたことがありますが、
ほとんど知られていなかったと思います。 

僕は何度か演奏会にいきました。 
ウイーンから5時間かけてミュンヘンまで出かけました。
カラヤンがベルリンフィルを振る前の指揮者です。
フルトヴェングラーに強く影響をうけ彼のあと
ベルリンフィルの指揮者として活躍していました。 
その後ロンドンはじめ世界中で活躍した後最後はミュンヘンフィルの指揮者でした。

通常1週間のゲネプロ経てコンサートに臨みますが
チェリビダッケは3週間の練習時間を要求し徹底的に自らの音楽を作り上げていました。
コンサート会場はいつも超満員で
舞台袖から現れると満場の拍手で聴衆に迎えられていました。
彼の演奏を聴くとみな虜になっているようでした。 
僕もいつも感動していました。
こんな指揮者がいるのかと。 
音楽は演奏会場で聴衆と演奏者の間に存在するものと言う
硬い信念を持っていて実況録音しか許さない指揮者だったのです。 

ルーマニア出身で、
当時チャウシェスクのもと悪政に苦しむ
ルーマニアのオーケストラの団員との討論を聞いたことがありますが、
とても辛辣なことを言っていました。 
また鋭い口調も話題になっていました。 
カラヤン ベームはダンゴ虫などと発言していました。
(もっとも僕もこの意見には賛成ですが 笑) 

彼の死後親族がCDを発売したのを聞いて怒り心頭しましたが、
たくさんの人にチェリビダッケの演奏を聴けるのはいいことかとも思いました。
ただ チェリビダッケの演奏はテンポがとても遅く、
じっくり音楽を作りあげているので、
実際にコンサート会場で聞いた経験のある人は良くわかるけれど、
CDで初めてきいてチェリビダッケの演奏が理解できるかなと思ったことがあります。 
と言うのは音楽はやはり生の演奏を聴いてこそ伝わるものがあるからです。 

みなさん聞いた感想を聞かせてください。
鶴田




チェリビダッケ(今日は何の日)

2012-07-03 17:23:51 | 練習

皆様、こんにちは!
相変わらず雨が降り続いている鹿児島です

さてさて早いものでもう七月になりましたね。
『今日は何の日6月28日』を簡単に書いてみたいと思います。
チェリビダッケの生まれた日です。


セルジュ・チェリビダッケSergiu Celibidache
1912年7月11日・・・当時ルーマニアで使用されていたユリウス暦では6月28日-~1996年8月14日)
は、ルーマニア生まれでドイツで活躍した指揮者・作曲家。
(ウィキペディアより)


録音嫌いで有名な方だったそうです



今年は生誕100年にあたるそうです。
この2枚のCDは以前購入したものですが
生誕100年を記念して、今はいろいろな録音のCDが出ているようですよ。


いくつか聴き比べてみると、
演奏家により違いがあるのが何となくわかり、とても興味深いです。
皆様もよかったら聞いてみてください

(Kanon)

訪問者数が1万人を越えました!ありがとうございます!!

2012-07-01 09:17:13 | 練習

加音オーケストラブログにお越しいただいた皆様、こんにちは!
いつも応援ありがとうございます

私たち加音オケのブログの、訪問者数が1万人を超えました
ありがとうございます!!


加音オケの普段の練習の様子、年に2回行われる演奏会、
その他、加音オケにまつわる小さな出来事も
みなさまにご紹介していきたいなと思い、スタートしたブログです。
読んでくださった皆様に感謝申し上げます。


1万人突破! 記念感謝セールなどはありませんが
私たちの今までの活動の中から、数枚の写真を皆様に見ていただこうと思います。

加音オケ欧州演奏旅行に行く直前の練習風景



関西空港からドバイ空港経由でウィーンまで行きました。



ハイドンの家(オーストリア、アイゼンシュタット)



ハイドンの棺のあるベルク教会



ザルツブルク(ミラベル庭園・向こうに見えるのはホーエンザルツブルク城)鶴田先生も端っこに・・・



こちらは日本です。五木村にバスで遠足に行きました!



全員映っていませんが「はい、ポーズ!」




加音オケの大事にしていることのひとつに訪問演奏があります。



小学校にて。



こちらも小学校にて。



姶良市立中央図書館にもお伺いしました。





ベートーヴェンの第九交響曲も経験しました。合唱団の練習の様子です。



合唱団の練習には、ピアノの先生が毎回参加してくださいました。




時々、お茶会も開きますよ。




これからも加音オーケストラの応援をどうぞよろしくお願いします。
ブログ更新も頑張りますね

(Kanon)


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