花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

和の国に住む大和の民族

2018年02月04日 05時05分35秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。今日は,先日から掲載して来ている「狙われる私たちの郷土~美しきかな水の国~」はお休みで,新たに設けたカテゴリー「祭祀と和の国」で記事を書かせて頂きたいと考えます。祭祀とは「国体」で統治とは「政体」を意味します。祭祀の中心は天皇陛下と云うことになりますが,政体の頂点とは内閣総理大臣と云うことになるのです。そう言った日本の伝統を現在の政体を司る政治家の人々が知っているか否かは分かりませんが,自分たち政治家が国民を支配しているなんて考えてはいないことを願っています。偶に,その様な勘違いをしてしまっている官僚や政治家を見掛けますが,とても気の毒で仕方がありません。

もっと,自分の不知の知を知るべきであります。

新年の初めに内閣総理大臣が,何故,伊勢神宮の参拝からスタートするのか?なのです。祭祀の最高位である天皇陛下は,神さまから私たち国民「おほみたから」を預かっております。ですから,天皇陛下の祈り「祭祀」は「おほみたからにいたるまで」なのです。つまり,国民が豊かで平穏に暮らせますようにと歴代の天皇が過去数千年も祈り続けて来たわけです。わたしたちの国には,日本神話の国譲りと云う物語があります。その国譲りの物語の中に,天津神の神さまが国津神の神さまへ約束した言葉があるのです。

天津神の子孫「天皇」が,未来永劫,国津神を丁寧に丁重にお祀りし,国津神の子孫とその子孫が大切に護り続けて来たものをお祀りして行きますと約束したのであります。ここで云う,国津神の子孫が大切に守り続けて来た「もの」と云うのが縄文時代以前から五穀豊穣の穀物などを大切に大事に収納していた高床式倉庫であります。その高床式倉庫に豪華な装飾品を設け,お祀りしているのが伊勢神宮の御社殿で唯一神明造りと申します。掘立柱に茅葺屋根が特徴的な御社殿です。そして,常若信仰に基づいて,常に若々しさを保つ為に20年に一度,すべての御社殿を建て替える式年遷宮が存在するのであります。

したがいまして,私たちは知らず知らずの内に伊勢神宮へ参拝しますと高床式倉庫に絢爛豪華な装飾品を設け,格式が高い御社殿へ祈りを捧げていることになるのであります。凄い壮大なことを誰が考え付いたのか存じませんが,日本にはこのような無言の教示的な事柄がとても多く,特に古神道にしても現代の神社神道にしても祭祀に纏わる事柄においては世界随一です。見せながら隠すという日本ならではの伝統的な事なのかもしれません。紛争や戦争,略奪や殺戮を繰り返して来た人類の仲裁を出来る民族が大和の民であります。それを阻止するものが理屈であります。理屈を以て仲裁すると言うトリックに騙され続けた結果が今なのであります。

天津神の子孫である天皇陛下が約束を違えるとどうなって来たのか?

過去の歴史を勉強すれば解かることでもあります。過去に記事にしていますので,ご興味があればご覧ください。

(イ)伊勢神宮と出雲大社 国津神と天津神

(ロ)伊勢神宮1300年続く 永遠なる祈り

(ハ)神から預かりし日本とおほみたから 天皇の祈り

和の国は,静「祭祀」にして動「政治」,動「政治」にして静「祭祀」でなければならないのであります。

これから国民はそのことに気付き出し,本当の意味の公共の福祉と公共の利益に基づいた行動をとって行くことに真の豊かさと幸福感を求めて行くことになります。既に,一部の人はその様に動きだし,行動しているようです。あさひのプチ予言であります(笑)

和の国で暮らす一人の住人でした。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝