花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

狙われる私たちの郷土 ~美しきかな水の国~ 20

2018年02月11日 06時23分55秒 | 美しき水の国

こんにちは。上の動画は「エコの作法」と言う資生堂さん提供の番組からです。お借り致しました。合掌

さて,外宮さんでの参拝を終え続いて,内宮さんであります。

テレビや雑誌でもよくお見えする五十鈴川に掛る宇治橋が印象的であります。ちょうど,今の季節,特に早朝の宇治橋は滑りやすくなっているので注意しながら渡って頂きたいと思います。焦る気持ちも解かりますが,転んでしまったら大変ですからワクワク感を抑え込みながら五十鈴川のせせらぎの音を確認しながら良い思い出になるのではないでしょうか。内宮には幾つかの鳥居が建立されております。宇治橋にも渡る手前と渡り終えた箇所に御座いますが,実はこの両鳥居は前回の式年遷宮において撤下された御用材なのであります。ちなみに,渡る前に建立されている鳥居の柱は外宮の棟持ち柱として20年間も外宮の御正宮を支えていた柱で,宇治橋を渡り終えた場所に建立されている鳥居の柱は内宮の棟持ち柱をいただいた柱であります。つまり,再活用です。

内宮では天皇家の皇祖神をお祀りされていることで有名でもありますが,水を神さまをお祀りしている御社殿も御座います。

又,五十鈴川の伏流水がおかげ横丁で販売されております。神棚の神さま,御先祖さまの供養,御自身の疲れた身体の癒しに如何でしょうか。なんだか,おかげ横丁の広報担当みたいになっていますが,回し者では御座いません(笑)。

今日の狙われる私たちの郷土~美しきかな水の国~20は「水の神への感謝参詣 伊勢神宮 内宮 編」です。

以下の記事は「2016.10.3」に掲載したものです。

  

こんにちは。また台風(18号)です。沖縄に接近している様子ですが,避難勧告も発令されているようですので,早めの避難と準備に備え,どうか御用心下さい。台風のような自然現象は,事前の防災対策である程度の被害を減災できると思います。以前にもブログで情報提供させて頂いた,自治体が取り組む災害対策基本法に基づく「災害時要援護者」登録などの制度を活用されることで,自治体も被災者救出に向かう時間を大幅に短縮できると感じています。独り暮らしの高齢者や被健常者,乳幼児を抱える父母,日本語をしゃべることの出来ない外国人などの所謂,災害弱者の為に設けられている制度です。各市役所の防災対策課などで案内をされているはずですので確認されてみて下さい。もし,自分が被災者になってしまった時,必ず助けに来てくれると云う精神状態と助けに来てくれるかどうか解らない状況の精神状態では,私個人的には少なからず精神状況の面で違ってくるように思っています。

さて,早朝の外宮さんを参拝させて頂き,次に向かうのはお馴染みの内宮です。上の左側の写真は宇治橋の入口です。この画像はテレビやニュースでも放送される際にたびたび使用されているので見たことのある方も多いと思います。そして,右側の写真は宇治橋を渡りきったところに立つ鳥居です。この両方の鳥居を支える柱は,今回の式年遷宮の為に撤下された御正宮の棟持ち柱だった重要な柱です。つまり,古材です。ちなみに,宇治橋入口に立つ鳥居の柱は外宮の御正宮を支えていた棟持ち柱で,宇治橋を渡ったところに立つ鳥居の柱は内宮の御正宮を20年支えてきた重要な柱であります。

したがいまして,現在の外宮・内宮の御正宮を支えている棟持ち柱は,20年後に宇治橋の鳥居として御鎮座されるのです。さらに,それだけではなく,宇治橋の鳥居としてのお役目を終えた後に,三重県桑名市の「七里の渡し場跡」で新たに鳥居として復活されることに定められているようです。通算すると60年と云う年月です。

私が住む地域の氏神神社にも第60回式年遷宮で撤下された古材を貰い受けて鳥居として建立しております。下の写真は,内宮の御手洗場ですが,この日は連日の雨で五十鈴川が増水していて立ち入り禁止となっておりました。私は内宮さんの御手洗場で少しのんびりとしているのが好きで,楽しみの一つとしていますが残念です。とても綺麗な川ですし,以前は錦鯉も悠々と泳いでいることもありました。最近はあまり見掛けなくなりました。昔は,この御手洗場で参拝に来られる人々は禊を済ませていたと云うことです。

五十鈴川の伏流水は,おかげ横丁で販売されています。私も稀に,おかげ横丁のWebサイトからですが注文して自宅の神様の御神前でお祀りされて頂いております。通常の参拝順路ですと五十鈴川で手と口の禊を済ませてから長い参道を歩き,先ずは御正宮へ向かいます。外宮さんの参拝が大よそ1時間前後ですから,内宮さんに到着するのが7時過ぎくらいです。まだこの頃は,参拝者の人数もそれ程多くなく,ゆっくりとのんびり参拝させて頂けます。しかし,私には御正宮に到着するまでにしなければならない重要な任務が御座います。それは,参道などに落ちているゴミ拾いです。外宮さんでは,ほとんど落ちていませんが内宮さんは参拝される人の数も多いですから内宮さんでは結構忙しくさせて頂けます(笑)決して悪気があってわざと落としているのではないと思いますが,意識して拾い集めをしているといろいろな物が落ちています。唯一,いつも残念に想うのは,五十鈴川に小銭を捨てていることです。きっと,縁起を担ぐためか御利益を求めて投銭されているのだと思いますが,何の御利益もありませんし,逆に,川を汚したりする行為には縁起が良いとは思えません。それはそれとして,御正宮で参拝させて頂いた後の順路は,荒祭宮・御稲御倉・外幣殿・御酒殿・由貴御倉(ゆきのみくら)・四至神(みやのめぐりのかみ)・風日祈宮(かざひのみのみや)・瀧祭宮・大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)・子安神社の順で参拝させて頂いて内宮を後にします。このそれぞれの御宮の内,ほとんどの方が参拝されていないところもあります。しかし,どの御宮も内宮ととても関わりが深かったり,神路山の神様であったり,内宮の神域をお守りされている神様であったり,五十鈴川の神様をお祀りしております。全体で大よそ1時間前後の参拝順路です。

そしていよいよ伊雑宮に参ります。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝