犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

里いも事件。

2015年06月14日 | おせわがかり日誌


ある日のことじゃった。

いつものようにただいまー、おかえりー、

おやつあげるねー、わーい!、

はい、ささきまきまきおいも~、

やったやったー!という流れで、

はい、とおいもをわたそうとしたとき、

目の端にとびこんだ和室の惨状。




事件発生。



被害者はサトイモ。



現場。



はんにん確保。



余罪追及。



逮捕。



黙秘からのカツどん。



半落ちからの供述。



かつどん。



目撃者探しからの聞き込み。

・・・無駄足。




刑事「じいさん ほんとになんにもみてないんだな」

じいさん「わし ずっと ねてたのじゃ なんもみとらんのじゃ」



じいさん「いもなんかしらん」



刑事「じゃましたな」

じいさん「おとといきやがれ」




はんにん「もうしません」




まあ、でもこの事件には裏があって、

オレコには、それなりの事情があるので、

きいてやってください。




おとうさん あさ でかけゆとち
おれこ おいで いわえたけど
いかなかた らって おとうさん
にかいも かえてこなかたわのよ
おうちゃん ぷん!してた
そしたら おとうさん

つぎいつかえてくゆか
わかんないよ

て ゆったわのよ!
おうちゃん かなちかた
おとうさん ちぎ いつ
かえてくゆか わかない
じっと じっと じーっと
かえてこないんらもの!

#だから里芋事件は起きたと
#おとうさんには報告しました
#おとうさんは反省しています
#おじいわんは無関係




お父さんが「次いつ帰って来れるかわからないよ」といったときのオレコの目は霧の摩周湖でした。

最近ことばがよくわかるので、思いっきり傷ついた模様。

「そういういい方したらいけん、この子はなんでもわかるすけ」

と、その場で怒りましたばい。でもオレコは悲しかったとですたいね~。



お父さんの言い方が悪かったですもんね。2日も帰らなかったのに。

だからオレコは呼ばれても行かなかった。

自分からオレコのところにいって、ぎゅーってしてやるべきでした。

オレコはそういうところが人間の小さな女の子みたいなんで。

こんちゃんはそういうのまったくないけども。



まあだからってサトイモやっつけるこたーないとは思うんですがねえ。

翌朝、白いころころしたUNCが出て一件落着ですたい。

ご心配おかけしましたー。