
先日、長男家族が宮島旅行のお土産に持ってきてくれたお菓子です。
もみじ饅頭は日持ちがしないので、選んでくれたお菓子です。
本当は、食べる前に撮るつもりでしたが、忘れて食べてしまいました。
なんとなく捨てられずに置いてあった箱を撮影。
二十年以上前ですが、私たち家族は夫の転勤で三年間広島で暮らしました。
住んでいたのは、先日土砂災害にみまわれた安佐南区でした。
被害のあった場所的とはかなり離れていました。
もう、知り合いはいませんが、胸が痛みます。
当時、家族で年に何回も宮島へ行きました。
フェリー乗り場のある宮島口のあなご弁当。
海があり、山があり、渓流が流れ、
厳島神社があり、土産物屋があり、
鹿がいて、蟹やヤドカリがいて、
海水浴場、水族館・・・。
息子たちも大喜びでした。
そういえば、今はありませんが、宮島口には、ナタリーという遊園地もありました。
ちょうど5歳と3歳でしたので、厳島神社で七五三のお参りをしました。
こだわりのない夫婦ですから、最近のような袴やスーツは着せず
セーターかトレーナーでお参りしました。
日帰りで行ったり、泊まったり。
宿泊は、一度だけ国民宿舎を利用しましたが、あとは岩惣という旅館に泊まりました。
高級旅館でしたが、一度泊まったら、ほかの宿に泊まる気になりませんでした。
岩惣に泊まれないなら日帰りでいいという気分でした。
特に長男は宮島が大好きでした。
転勤の翌年、まだ友人がいたので一度だけ家族で旅行しましたが、
東京からは、交通費と時間がかかりすぎるので
その後家族で行くことはありませんでした。
長男は、今でも宮島に思い入れが深く、
大学生の時、サークルで広島に行った際、独りで宮島まで行ってみたりしていました。
勿論、お金も時間もなく、ちょこっと立ち寄っただけ。
その後、就職して結婚して父親になりました。
子供が、少し大きくなったので、
今年こそ、宮島に家族旅行して岩惣に泊まるんだとお金を貯めていました。
そして、今月遅い夏休みを取り、実現させたのです。
天気にも恵まれ、妻子にも楽しんでもらえたようで、満足したようです。
安佐南区への募金もしてきたといっていました。