鳳凰の定義
空を飛ぶ鳥類の長は、鳳凰とされる。
鳳凰が女性の最上級だとすれば、鳳凰は万人の上に立ち、龍である夫にのみ仕える。
つまり、鳳凰の夫は龍でなくてはうまくいかないのだ。
対等の相手であり、共に空を飛べることが大事だ。
鳳凰なのに、雀や鶏と一緒になれば、不釣り合いだと笑われるどころか、共に空を飛ぶことすらできない。鳥類の長が空を飛ばないなら、とてもつまらない世の始まりだ。
虹がかからないのと一緒で、いつもと変わり映えのしない日常に、喜びが加わらない。
鳳凰のふりした男か女かわからない人間が全てを失おうが、同情はいらない。
張りぼての虹は、園児や小学生の舞台用だ。
園児や小学生の相手には丁度良いだろう。
嫌なら、大空を自在に飛べる力をつけ、張りぼての虹ではないと証明せよ。
才能とは身の丈に合った能力
食べるのが好きなら、味を見分ける才能があるだろう。
買い物が好きなら、モノの価値を判断する才能があるだろう。
「好きこそものの上手なり。」
本が好きなら、駄文か良文かの見分けがついてくる。
努力と思わない努力ができるなら、好きな事だ。
本が嫌いなのに、小説家になろうとしていないか?
動くのが面倒なのに、スポーツ選手になろうとしていないか?
動物を下に見ているのに、獣医になろうとしていないか?