ヌードになるわけにはいかないので。
私は芸能関係の仕事についたことはなく、大学劇団虚構in学祭と高校演劇部仲間+その他のチャリティー公演を最後に女優業はしていないし、チャリティー公演ですら金を1銭ももらったことがない。
なので、ヌード写真集を出すわけもなく、ましてやエッチ映像を販売するはずもない。
ヌードが盗撮され、映像や写真が流出したとしても、それらの中の私がどんな加工をされていても、「写真を利用する側」ではないので、どうすることもできない。
私の顔を男に加工したり、胸をおっきくしたり、お××を付け加えられても、私かどうか私ですら見分けがつかないかもしれない。
私の昔の男が私のヌードを嫌うなら、ワンナイトで恋は終わるわけで、私に関する記憶を削除されなければならない憂き目には遭わなかったはずだ。
それから、ホルモン剤で乳腺破壊されて来たらしい私の胸は大きく成長できないので、その点でも、私はこの東亜ジアから無用の女とみなされて来たのは確かで、おっぱいばかり自慢する女たちで大満足するアジア男たちの住む「滅亡地域」に、私は相応しくないのだ。