先日、「ツクツクボーシが鳴き始めた」と、何方かのブログで読んだ。チョッと遅れたが、おじさんも、今朝、民家の高い木の下を走っていてこの声を聞いた。毎日暑い暑いと言いながら、季節の方は夏の終わりに近付いている様だ。しかし、まだ人間の感じ方は真夏のままで、自転車を漕げば流れ出る汗の量は、真夏と変らないし、松林の日陰を走る時はホッとする。何時になったら気持ちも身体も秋を感じ出すのだろう。多分、沢山の自然の変化を目にしてから、暫く時間が経って、本当に秋風が吹く。その時、ゆっくり夏が終わり、秋を実感するのだろう。そんな事を考えながら松林の海岸道路を走っていたら、蜘蛛の巣に絡まり揺れている油蝉を見つけた。朝日に透けたその羽根の色が綺麗だったので自転車を止めたが、蝉は既に事切れていた。真夏だったら、元気良く逃げ出していたろうに・・・。残酷なようだが、そろそろ、ツクツクボーシと交代の時期かな。
走行データ D:26.78 T:1.33.50 A:17.1 M:34.4 O:20380
走行データ D:26.78 T:1.33.50 A:17.1 M:34.4 O:20380