お寺さんで行われる虫供養に参列した。以前、チンチン当番は、お盆の夜3日間、村墓地の六地蔵さんの前でチンチンと鐘を鳴らして、村人のお参りを迎えると説明した。あの流れの中の行事で、地蔵祭りの次に来るのがこの虫供養行事だ。当番制お役・12軒がお寺に集り、虫供養のお勤めに手を合わせた。読経の途中、全員がお焼香をし、お勤め終了後、住職から虫供養についての有り難いお話が出て来た。話の中身は、「この地は300年前、河口を埋め立て、農地とした。農作物を作るために土地を耕し、虫も殺しただろう。お彼岸の時期、これら虫達を供養するのが、今日の行事だ。昔は、読経の後、山盛りのご飯の1部を先ず住職が食べ、更に小分けして村人が食べ、残った分を虫達に分け与えたそうだ。共生の精神は引き継いで欲しいと。」最後は、ホット一息、和やかにお茶をいただいて解散となった。本堂を涼しい風が吹き抜けて気持ちの良いお参りとなりました。
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住職の先導で、虫供養のお勤めが始まりました。
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当番制お役12軒が、お寺さんのお勤めに合わせて手を合わせ・・・、
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読経途中、村人一人ひとりがお焼香をしました。
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お勤めの最後に住職から「虫供養」についての有り難いお話を聞きました。
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全ての行事が終了し、参列者は和やかに談笑しながらお茶をいただきました。
お役は大変ですが、皆さんお揃いでお話ができるのは良いことですね。
知りませんでした。
ありがたいお話が聞けて良かったですね。
地蔵盆は知ってましたが、虫供養なんて言うのもあるんですね。
虫供養は知りませんでした。
大きな掛け軸?があるのですね。
そうです。虫もオケラも皆仲間と言うことでしょうかねえ。
もっくん様
お役は村の上から下に向かって、順次12軒1組で1年間担当します。週日でも行事があるので、現役さんは大変ですね。
MASA様
この辺りの村で、貞照院で虫供養をやって貰うのは、伏見屋と中山のようです。他の村もやっているのかは分かりません。
猫親爺様
村としては歴史のある行事のようです。ジジも名前は聞いていたが、内容は初めて知りました。
むぎ様
村としては歴史のある行事のようです。虫も人間も共生していることを忘れないようにする催しなんでしょうね。
たいぴろ様
この時期に1度、虫も人間も共生していることを気付かせてくれる行事ですね。村としては歴史のある行事のようです。