台風の中でウインドサーフィン

午後４時頃、台風１６号が和歌山に再上陸して暫く経つ頃、ジジは野暮用があって、日課の自転車コースである、矢作川河口堤防を車で走っていた。雨風がフロントガラスに打ち付けるので、 見難いことこの上ない。たしかに川の水面は上昇している。川幅も広くなっている。これから、更に、雨風が強くなるぞと思いながら、矢作川大橋近くで車を止めて橋桁の水位を見ていたら、 川岸近くにウインドサーフィンボードが倒れて浮かんでいた。「えっ、遭難か！」と、驚いていたら、若者がひょいと水から顔を出した。そして、直ぐに帆を起こして、濁流をものともせず、 強風を味方にスイスイと滑って行ってしまった。元気というか、無謀というか・・・。ジジはこれで３連休足日となったが、若者のように台風の中でペダルを漕ぐことはしない。


矢作川大橋の下の水位は高い


「えっ、遭難か！」


濁流の中帆を立て直して


猛スピードで滑り去った