今回は骨盤矯正についてお話してみたいと思います。“骨盤のゆがみ”というキーワードに敏感に反応されるかたは多いと思います。特に女性の方はその傾向が強く、実際にそういったお問い合わせもよくいただきます。情報誌などをみても、そういった文字を頻繁に見かけます。しかし、そもそも骨盤は本当に歪んでいるのか?また、矯正する必要があるのか?という事を考察してみたいと思います。
骨盤というのは仙骨と寛骨という骨で構成されています。寛骨は腸骨、坐骨、恥骨の三つの総称で腸骨と仙骨を結ぶ関節を仙腸関節と言います。骨盤矯正というのをいろいろ調べてみると、この仙腸関節のズレを治すという事を謳っているいるのをよく見かけます。
仙腸関節は関節といっても肩や肘のように、意識的に動かせるものではありません。ですが、女性の方は出産時にこの仙腸関節が大きく引き伸ばされると聞きます(骨盤内に子宮があるため)。その結果、骨盤が不安定になりやすいとの説もあります。(諸説あり)このような場合を除き、仙腸関節は簡単に動くものではありません。では、なぜズレているように感じるのか?それには、筋肉のバランスが関与していると私は考えています。
骨には必ず筋肉がついています。筋肉は基本的には左右対称についていますが、利き腕や動作の繰り返しによって左右差が生じます。人間の身体というのは精密機械の集まりのようなものですので、多少の左右差があったとしてもそれによりまっすぐ歩けなくなるという事にはなりません。しかし、その調整能力があるからこそ関節や筋肉に知らず知らずのうちに負担をかけてしまうのです。例えば、スポーツ障害などはこれに大きく起因する部分があると思います。日常生活においても、私たちは多くの動作を反復します。(歩行など)短期間であれば問題のないような負担でも、長年の反復動作は関節や筋肉に多大なストレスになりうる事は想像に難しくないと思います。
左右の骨盤の位置を確認することで骨盤がズレていると指摘するのですが、当院では左右の足の緊張具合を診ます。足の筋力バランスが左右で違っていることにより骨盤の左右差が生じるからです。
結論として骨盤のズレというのは関節自体をどうこうという事ではなく、骨盤周囲筋の筋力バランスの乱れが原因であると私は考えております。当院のメイン治療法、ASC他動運動療法は緊張した筋肉を緩めるのに大変有効な治療法です。かとう整骨院では、この治療法の技術を応用して筋力バランスの調整をおこなっております。(自費診療になります。こちらをご参照下さい)また、バランスが乱れる原因を徹底的にに解明し、バランスの乱れにくい動き、身体つくりを指導させていただきます。身体の歪みを気にしておられる方は多いと思います。その歪みは筋力バランスの乱れが原因かも知れません。気になる方は是非一度、ご相談ください!
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当院では、整体治療を受けられる方とインソールを作られる方のみに機器をつかったバランス診断をさせていただいておりますが、『このブログを見た!』と言っていただければ治療を受けなくてもこの診断を無料でさせていただきます!
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自分の身体を客観的に分析してみると、なかなかおもしろいですよ!。この機会にぜひ一度、お試しください(^^)
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