かとう整骨院 よもやま話

寝屋川市、京阪香里園近く木屋町のかとう整骨院です。保険診療や自費診療、コンディショニングに力を入れています。

『骨盤矯正って本当に必要なんですか?』というお話。【大阪、寝屋川市香里園のかとう整骨院です】

2016-01-06 10:41:17 | 健康・病気
こんにちは、かとう整骨院です。

今回は骨盤矯正についてお話してみたいと思います。“骨盤のゆがみ”というキーワードに敏感に反応されるかたは多いと思います。特に女性の方はその傾向が強く、実際にそういったお問い合わせもよくいただきます。情報誌などをみても、そういった文字を頻繁に見かけます。しかし、そもそも骨盤は本当に歪んでいるのか?また、矯正する必要があるのか?という事を考察してみたいと思います。

骨盤というのは仙骨と寛骨という骨で構成されています。寛骨は腸骨、坐骨、恥骨の三つの総称で腸骨と仙骨を結ぶ関節を仙腸関節と言います。骨盤矯正というのをいろいろ調べてみると、この仙腸関節のズレを治すという事を謳っているいるのをよく見かけます。

仙腸関節は関節といっても肩や肘のように、意識的に動かせるものではありません。ですが、女性の方は出産時にこの仙腸関節が大きく引き伸ばされると聞きます(骨盤内に子宮があるため)。その結果、骨盤が不安定になりやすいとの説もあります。(諸説あり)このような場合を除き、仙腸関節は簡単に動くものではありません。では、なぜズレているように感じるのか?それには、筋肉のバランスが関与していると私は考えています。

骨には必ず筋肉がついています。筋肉は基本的には左右対称についていますが、利き腕や動作の繰り返しによって左右差が生じます。人間の身体というのは精密機械の集まりのようなものですので、多少の左右差があったとしてもそれによりまっすぐ歩けなくなるという事にはなりません。しかし、その調整能力があるからこそ関節や筋肉に知らず知らずのうちに負担をかけてしまうのです。例えば、スポーツ障害などはこれに大きく起因する部分があると思います。日常生活においても、私たちは多くの動作を反復します。(歩行など)短期間であれば問題のないような負担でも、長年の反復動作は関節や筋肉に多大なストレスになりうる事は想像に難しくないと思います。

左右の骨盤の位置を確認することで骨盤がズレていると指摘するのですが、当院では左右の足の緊張具合を診ます。足の筋力バランスが左右で違っていることにより骨盤の左右差が生じるからです。

結論として骨盤のズレというのは関節自体をどうこうという事ではなく、骨盤周囲筋の筋力バランスの乱れが原因であると私は考えております。当院のメイン治療法、ASC他動運動療法は緊張した筋肉を緩めるのに大変有効な治療法です。かとう整骨院では、この治療法の技術を応用して筋力バランスの調整をおこなっております。(自費診療になります。こちらをご参照下さい)また、バランスが乱れる原因を徹底的にに解明し、バランスの乱れにくい動き、身体つくりを指導させていただきます。身体の歪みを気にしておられる方は多いと思います。その歪みは筋力バランスの乱れが原因かも知れません。気になる方は是非一度、ご相談ください!


~いつもブログを読んでいただいている皆様にだけの特典~
当院では、整体治療を受けられる方とインソールを作られる方のみに機器をつかったバランス診断をさせていただいておりますが、『このブログを見た!』と言っていただければ治療を受けなくてもこの診断を無料でさせていただきます!

自分の身体を客観的に分析してみると、なかなかおもしろいですよ!。この機会にぜひ一度、お試しください(^^)


大阪、寝屋川市香里園周辺でスポーツ外傷、障害、各関節の痛みにお悩みの方、
是非一度、ご相談ください。
遠方の方も予約制を導入しておりますので、有効に時間を利用できます。
また、各種保険、交通事故の取り扱いもしております。
〒572-0087 寝屋川市木屋町2-1-108
かとう整骨院HPはこちらから
℡072-812-3631(予約優先)

寒いと痛くなる?【大阪、寝屋川市香里園のかとう整骨院です】

2015-12-18 16:22:54 | 健康・病気
こんにちは、かとう整骨院です。
言葉というのは、時代の流れと共に変化していくものと聞きます。最近では、なにやらクリスマスを一人で過ごすことを“クリぼっち”などと言うようです。ぼっち・・・なんとも寂しい響きではないですか!しかし、安心してください!(まだ、言うか・・・)かとう整骨院はそんな皆さんの味方です!
私が大好きなバイクの世界で、一人でツーリングに行くことをソロツーリングといいます。ちなみに、集団で行くのはマスツーリングといいます。ソロツーリングはある程度経験を積んだものにしかできない孤高の行為で、ライダーはソロで走る人に一種、尊敬の眼差しを送ります。
なので、もし友人などに“なんや、お前今年もクリぼっちかよ?”などと言われた際は“ぼっちではない!ソロだ!!”と、言い返してやりましょう!

・・・なんか、虚しくなってきたので、この辺で止めときます(ーー;)

それはともかく当院ではここ数日、ケガで来院される方が多いです。特に多いのが所謂ぎっくり腰で来られる方です。
その原因の一つとして、ここ数日の急激な冷え込みがその一因にあると思われます。神経痛や関節痛で長年苦しんでおられるかたはよく御存じだと思いますが、季節の変わり目、とくに冷え込みが強くなる時期は痛みの症状が強くなることが多いです。また、スポーツや日常生活動作においても寒い時期は怪我の確率が上昇します。これは何故なのでしょうか?寒いときは、身体が固くなるというのは皆さん感じられているとは思いますが、その辺の理由や対処法について触れてみたいと思います。

・寒い時に起こる身体の変化
私たち人間には、外部環境に変化があっても体内の環境を常に一定に保とうとする機能が備わっています。暑いときは汗をかくのは内部の熱を体外に出すことによって調整をしているのです。逆に、寒いときは体を震わすことによって熱を発生させようとします。(冬場にブルっとふるえるやつです。)
また、寒冷時は体内の熱が外に逃げていくのを防ぐために血管を縮めます。つまり、エネルギーを備蓄しようとする訳です。この事により、筋肉を動かすための燃料(血液)の循環が悪くなり、筋肉にとっては動きづらい=固くなるという現象が起こるのです。冷えて固くなった筋肉を急に動かしたり、予想外の方向に動かした際に傷害が発生するのです。また、神経痛や関節痛が気候によって症状を出すのは身体の内圧が変化するからと言われています。神経痛を例に挙げます。神経痛はなにかが神経に触れていることで症状を出します。(例外はあります)気候の変化で身体が固くなったり、湿度の変化によって神経にかかる圧力が変化する事により、神経が興奮してしまい痛みをだすのです。雨が降ると痛むというのは、まさにこれに該当します。
このように、身体を一定に保とうとするが故に外部環境の変化に反応してしまうのです。

・対策方法として
では、これを踏まえた上でどう対処して行けばよいのでしょうか?一つの方法として、環境をなるべく変えないという事が挙げられます。具体的には、冬場であれば防寒をしっかりしていただき、身体が冷えないようにする。とくに、首と手首、足首の三つは重要です。この三つの関節は、周囲に筋肉や脂肪が少なく、血管が比較的表面に出ています。ですから、余計に冷えを感じやすいのです。冷え症でお悩みの方は、特に用心が必要です。
次に、日頃から関節をよく動かしておくことです。寒い時に身体が固くなっているというのは、皆さんも感じやすいと思います。これまで述べました通り感じるだけでなく、実際に固くなっているのです。固くなった身体は動かしてあげることで柔軟性を取り戻します。もちろん、急に動かすのではなくゆっくりと動かすことが重要です。具体的にはストレッチなどが一番解り易いと思います。


・まとめ
寒い時にケガをしたり痛みが強くなるというのには、このような理由があるからです。まずは、知識として寒い時に身体が固くなる理由をしっていただき、その上で有効な対策を立てて頂ければと思います。もちろん、対策を立てたからといって全てのケガを防げる訳ではありません。もしもの時は、然るべき医療機関での治療をおすすめいたします。当院ではケガの治療はもちろん、予防や日頃のケアにも力をいれています。気になることがございましたら、いつでもご相談ください!


大阪、寝屋川市香里園周辺でスポーツ外傷、障害、各関節の痛みにお悩みの方、
是非一度、ご相談ください。
遠方の方も予約制を導入しておりますので、有効に時間を利用できます。
また、各種保険、交通事故の取り扱いもしております。
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℡072-812-3631(予約優先)


メンテナンスは大切です!

2014-10-31 19:04:40 | 健康・病気
こんにちは。寝屋川市木屋町のかとう整骨院です。
いや~昨日のプロ野球日本シリーズ、やってくれましたね!といっても、ホークスではなくタイガースです。
レギュラーシーズン二位ながら、クライマックスシリーズを無敗で勝ち抜き日本シリーズにおいても初戦を大勝!関西、いや日本中の虎党を熱狂の渦に巻き込み、そこからまさかの四連敗・・・タイガースというチームはいつもツメが甘いというか何というか・・・にもかかわらず、来年も懲りずに応援しているであろう虎ファン歴生まれてからずっとのワタクシです。

それはさておき、当院は水曜午後からはお休みをいただいております。水曜の午後から私が何をしているか?『どうせまた、バイクにばっか乗ってるんだろ?』と思われたソコのあなた!・・・まあ、当たらからずと遠からずです^^;(もちろん、他にもいろいろしてますよ、念のため・・・)

バイクはとても楽しい乗り物ですが、常に危険と隣り合わせの乗り物です。ですから、安全に注意するのはもちろんのこと危機を未然に防ぐために日頃のメンテナンス(整備)が大変重要になります。ちなみに私は、バイクのブレーキを締め忘れ、サーキットでブレーキが脱落しエライ目にあったことがあります(ーー゛)

私がレース活動をしているミニバイクは比較的、整備が容易なため勉強も込めて自分で整備しています。もちろん、私一人では上記のようなシャレにならんことをしでかすので、毎度おなじみの加藤モータース(http://www.kato--motors.com/)の力を借りてですが


いつもお世話になりますm(__)m


バイクもメンテナンスが重要ですが、我々の身体もメンテナンスは大変重要です。
人間の身体も、使いっぱなしでは怪我をするリスクが上昇します。運動をするときの事を考えていただけば解りやすいと思いますが、準備運動もなしでいきなり全力疾走なぞすれば、そのリスクは飛躍的にあがります。また、年齢とともに身体は固くなっていくものであり、更に一度ケガした場所は完全に元通りになるわけではないので、ダメージの蓄積という目に見えないリスクも上昇します。こういったリスクを回避するためにも身体のメンテナンスが重要になるのです。

では具体的には、どうすればよいのでしょうか?私がオススメする方法は、心身ともにリラックスをする事です。
その方法は何でも良いです。自分でストレッチをするも良し、マッサージを受けるも良し、温泉に入るでも良いです。その中で、なにか異変を感じた際は我々のような医療機関を受診される事をおすすめします。このことによって、障害やケガを未然に防ぐことができると思われます。少し自分の身体に優しくしてあげることで、いろいろ見えてくることがあると思いますよ!

最後に・・・

身体のメンテナンスは、かとう整骨院に!
バイクのメンテナンスは加藤モータースに!!

この言葉を覚えていただければ幸いです。
まあ、今日のブログはこの二行のための前ふりみたいなもんです^^;

スポーツ外傷、障害、各関節の痛みにお悩みの方は是非一度、ご相談ください。
また、各種保険、交通事故の取り扱いもしております。
〒572-0087 寝屋川市木屋町2-1-108
かとう整骨院
℡072-812-3631(予約優先)




ギックリ腰にご用心を・・・

2013-01-08 17:32:24 | 健康・病気

こんにちは。寝屋川市木屋町のかとう整骨院です。

正月に久々にあった友人に『ブログ観てるよ!』と言われたので、感想を尋ねると・・・

『バイクばっか乗ってないで、婚活しろ!!』

と、正月早々説教をくらうハメに^_^;一応念を押しときますが、そちらの方も頑張ってはいるんですがねえ。成果はともかく・・・

それはさておき、今回はギックリ腰についてお話してみたいと思います。
この冬は寒さが厳しいせいか、昨年の11月ごろからギックリ腰の患者さんが数多くこられました。年末に友人からも相談を受けたので、ここで一つギックリ腰についてまとめてみたいと思います。

まず、ギックリ腰とはそもそも何か?それは、腰の急性捻挫であると定義付けられています。腰の捻挫?と聞いて違和感を感じられる方がおられるかもしれませんが、腰に限らず関節は全て捻挫をする可能性があります。捻挫とは、『骨と骨の間に起こる急激な捻れ、あるいは激しい外力による関節周辺の関節包や靭帯の損傷をいう』と、定義されています。つまり、ギックリ腰とは腰に急激な力や捻れが加わった際に発生するのです。

しかし、ギックリ腰になられた方には、『そんなに急な力は加わっていないけど・・・』と言われる方々が多数存在します。では、なぜ強い力が掛かっていないのにも関わらず、ギックリ腰になってしまうのか?それには様々な要因が考えられますが、その中でも姿勢の問題が大きく関与していると私は考えています。
ギックリ腰や腰痛になりやすい姿勢の形として、『反り腰』という形があります。
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反り腰というのは、上図のように、骨盤が前傾しているために腰椎の反り返りが大きい姿勢のことです。自分が反り腰かどうかは、右下の図でチェックできます。

この反り腰姿勢の方は、普通に立ったり座ったりしているだけでも腰に負担がかかります。例えば、中腰で作業をしたときなどは負担がかかっている場所にさらに負担をかける事になってしまいます。また、腰という関節は捻りに対して弱いですが、反りに対しても弱い関節です。ですから、小さいお子様を抱っこしたときや、荷物を引き上げて持ち上げようとした際に、腰には大きな負担がかかります。反り腰の方は、より負担が大きくなるのは言うまでもありません。

このように、何度かギックリ腰を繰り返す方には姿勢からくる問題があるかもしれません。
当院では、ギックリ腰になられた時の治療はもちろん、姿勢のチェック、日常生活動作での注意点も含めて指導させていただいております。今までに何度もギックリ腰を繰り返したり、痛みの波が激しい腰痛でお困りの方は是非一度、ご相談ください!

*注* 整骨院での保険診療対象となるのは、ギックリ腰のような急性期外傷のみです。ご自身で判断がつかない場合は、お気軽にご相談ください。


混合診療

2012-03-17 18:42:55 | 健康・病気

こんにちは。寝屋川市木屋町のかとう整骨院です。

前回、久しぶりの更新で、これからはマジメに更新して行こう!と誓ったのも束の間、一度ついたサボり癖はなかなか厄介なものです^^;

今週の火曜日に、新聞で見た記事なのですが(なら、もっと早くにかかないとねぇ・・・)厚生労働省が、重い病気に対しては、国内で未承認の医薬品をつかいやすくする制度を創設するとの発表がありました。

いわゆる、混合治療を認めるということです。

混合治療とは、厚生労働省が認可いない医薬品(未承認薬)を健康保険の患者に使用することです。現在、日本では一部の例外(歯科など)を除き、混合治療は禁止されています。

我々は、現在何かしらの健康保険制度(国民健康保険、協会けんぽ、組合など)に属しており、毎月決められた保険料を支払っています。そうする事で、病院等の医療機関を受診した際は自己負担額(3割、1割など)を支払うだけで良いという事になっています。

しかし、この制度で利用できる医薬品は全て厚生労働省によって認可を受けていなければなりません。例えば、どんなに良く効く風邪薬があったとしても、それを厚労省が認可していなければ、医師はその薬を処方することはできないのです。

医薬品の中には、海外では使用されていても日本で認可されていない物が沢山あります。その中には、例えば癌の治療などに有効な物もある可能性があります。

つまり、もし未承認薬を使えば今の痛みや、苦しみから解放される可能性があっても現在の制度ではそれは不可能なのです。ちなみに、未承認薬を使って全額自費治療にするという手段もありますが、一日の費用だけでも莫大な金額となるため、現実的にはほぼ不可能と言えます。

では、その未承認薬を早く認可すれば良いのでは?という話になりますが、話はそう簡単には行きません。一つの薬を認可するにはその医薬品の品質や有効性、安全性などを十分に調べなければなりません。

一つの医薬品を認可するのに、日本では平均15年ぐらいかかるそうです。海外で使用されている薬も、もちろん安全性は確認してはずですが、その基準は各国により異なるため、いくら海外で実績があってもそれを即日本で・・・とはいかないのです。

この現状を打破するために、今回の厚生労働省の発表となった訳ですが、現状考えるだけでも問題は山積みです。一言に“重い病気”といってもいろいろある訳で、その基準をどこにするか?これを認めることにより医療に格差がでないか?(お金のある人と、ない人では治療する薬が変わってくる)など挙げていけばキリがありません。

ですが、一番大切な事は病に対し、最大限に適切な処置が受けれることです。

様々な意見があるとは思いますが、一医療人としてはよりよい制度改革を望むものです。

やはり、テーマが難しいとなかなかまとまりませんね駄文、乱筆失礼しました<m(__)m>