かとう整骨院 よもやま話

寝屋川市、京阪香里園近く木屋町のかとう整骨院です。保険診療や自費診療、コンディショニングに力を入れています。

ペンは剣より強し!と申しますが・・・というお話。

2016-03-09 18:24:46 | よもやま話
こんにちは、かとう整骨院です。
今日は本当に一日雨でしたね。雨の日は、意外なことに忙しい日が多いのですが流石に今日はゆっくりとしています。

それはさておき、私は新聞やテレビ、そしてネットでもよくニュースを見ます。毎日いろんなニュースが飛び込んできますが、先日の女子サッカーがオリンピック出場を逃した話は驚きました。要因はいろいろあるのでしょうが、私が一番驚いたのがその後の報道です。

日本女子サッカーのW杯やオリンピックでの活躍は、皆さんもご存じだと思います。ですから、今回もオリンピック出場を決め、本大会でもメダルを期待されていた事は間違いないでしょう。しかし、結果は予選敗退。そして、その直後から始まったのは監督批判でした。

いつも思うのは、こういうときの報道の手のひらの返し方です。物事が上手くいっている時は散々持ち上げておいて、失敗すると袋叩きのごとくな扱い。以前からこのような報道姿勢はいかがなものかと思っていました。もちろん、勝負の世界において結果が出なかった際には誰かが責任をとらなければなりません。現場の長である監督がそれを背負うのは当然だと思います。しかし、だからといって今までの成果や実績がなくなる訳ではありません。

物事を伝える際、ある一場面だけを抜き取って面白おかしくはやし立てるのが報道なのでしょうか?今回の一件をみてもこの事は切に感じます。
新聞やテレビで流れる報道は、人が人に伝えるものです。そこには、伝える側の主観が意識的にしろ無意識的にしろ入っています。そう考えると、私たちは創られた世界に生きているのかもしれませんね。

『ペンは剣より強し』という言葉があります。確かに伝える事は大きな力になります。しかし、この言葉を逆説的に考えると『ペンの方が剣より恐ろしい』という意味にもとれます。歴史上、誤った情報操作が悲劇につながった事例は沢山あります。物事には必ず裏と表の事情があります。情報は一方向からだけでなく、いろんな方向で取り入れれるようになりたいものですね。難しいですけど・・・^^;