katydid's blog

ハネナガキリギリスが住んでいるところに生息しています。

終齢は突然に

2015-08-02 23:55:09 | 2015


ふぅお?(゜д゜)?

まさか人参を口にした2日後に脱皮するとは思わなかった

仕事から帰宅したら綺麗な終齢の翅を纏って飼育ケースの天井にいて

流石にビックリしました。



万が一脱皮した時のためにと背の低いススキを鉢植えしてケースに入れておいたのですが

色々経験していて良かったと改めて思いました。

直ぐに動かすわけにはいかないので、取りあえず3時間くらい待ってから外に出して

人参、ピオーネ、ミルワームをあげたら食べる食べる( ゜∀゜) 

見ていて気持ち良いくらい

でも食べ過ぎたようで暫く動けなくなっていましたが 

ちょーっと 苦しそうね アハハ…



前回のタイトルの経緯です。

草原でプラスチックのケースを持って♀さんを探していたのですが

その日はなかなか見つけられなくて

今日は帰ろうと諦めて草丈の高い場所から低い場所に移動して歩いていたら

大きめの何かがポサッと動いたので見てみると終齢前の背翅の♀さん。

どうしようかなと10秒くらいの対峙の後

ケースを近くに寄せて彼女を日陰で覆ってみました。

ケースに入ってきたら家に来てもらおうと運命に任せることにしたのです。

すると見事にピョンとケースに入ってきました。

僕はこういう偶然は必然と思う節がありまして

家に連れてくるのを決めました。



よく見ると卵管の丸みが強めで脱皮も成功しやすく産卵にも良い曲線

こういった卵管を持ち翅に黒班が多く標準的な体格の♀さんは経験上穏やかでスキンシップも取りやすい筈

華奢なのは慢性的な栄養不足からだろうけど、そんなことは気にするところではありません。

この子と出会えた僕はとても幸運だったのかも。

下はホカホカの手の上で3時間くらい長湯しているところです。

少しだけ信頼関係を深められたかな?

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飼育ケースに入ってきた子

2015-07-31 17:42:14 | 2015
タイトルの詳細は後々お話しするとして

札幌市内にも至る所でキリギリスが生息しています。

ただ、僕らの世代が育った頃は近所を歩いたら普通に鳴き声が聞こえましたが

今は限られた場所にしかいません。

で、僕はお隣の石狩市に、開発局が草刈りをする所によく行っています。

その場所は自然をそのまま残した観光地で

草刈りをしないと様々な理由で人間にとって危険になってしまう所なので

それは仕方がないことなのでしょう。

しかしその場所で育つ、特に遅生まれのキリギリスにとっては生まれた意味を奪われる。

キリギリスをこよなく愛する者にとっては

何か 嫌でねぇ。

つい1匹だけでもと家に連れてきたくなってしまうのです。



この子がそうです。

何か愛嬌のある顔立ちです。

家に来て人参とピオーネを口にしましたがミルワームは食べませんでした。

と言うことは終齢脱皮前の断食が近い可能性があります。

3~4日後には大人になって美しい姿を見せてくれるかも(o(´∀`)o)
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春を待つ時

2015-01-25 04:09:02 | 2015
過ぎるのも待つのも刻む時間は等しく

多くのキリギリスたちと過ごしてきている筈なのに

瞬きをしてしまったら もう手のひらにはいない

指の隙間から流れ落ちる砂のように

風に流されて一瞬で大事な友人と引き離されたような気持ちになることもあるけれど

僕には普通なら信じられないと思えるような君たちとの出会いや思い出があるから大丈夫。

そして雪の下で自分が生まれることさえ知らずに眠っている君たちと出会えるのは

まだ遠いのだけれど

もう少し

あれ~? 時間は等しいといったばかりなのに

おかしいねー







ここでお礼を

僕はblogにカウンターを載せていないのですが

gooさんに来る前からカウントすると閲覧数は40000件を超えているようです。

ノンフィクションで思いを綴るので

記したことが意識せず観察や分析になっていたりはするでしょうが

基本、揺れ動く気持ちを文章にしているのが僕のblogです。

やっぱり「めっすん」との出会いが嬉しすぎて悲しすぎて

書かずにいられなくなったことから始めたからかなと思っていますが。

僕のblogを訪ねてくれる皆さん 嬉しいです

ありがとう
コメント (2)
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