10月 札幌では冷え込みが厳しくなってきました。
キリギリスの声が秋の到来を覚えさせてくれます。
私は1週間前に後ろの右足が無い♀のキリギリスを見つけました。
お腹は薄緑色になっていて、長くは生きられないだろうと思いました。
小一時間草原を行ったり来たりしていると
また彼女に出会いました。
美味しいものを食べさせてあげたら、幸せな生涯となるだろうかと思い始めて
家に連れて帰りました。
ミルワームをあげるととても喜び、ブドウをあげると7~8㎜の塊を飲み
彼女のお腹は漸く普通のキリギリスのお腹の大きさになりました。
片足では生き餌を捕らえるのも難しかったものかもしれません。
動きが俊敏になり元気になったことを喜び
腕や手に乗って気持ちよさそうに休んでいる彼女を見て私は安らいでいました。
でも
草原に帰しました。
これだけ元気になれば子孫を残せるかもしれない
でも飼育ケースの天井を歩くのは大変そう
飼育ケースに♂を連れてきて
年老いた身体で体制の辛い交尾を試みさせるも可哀想
でもここで生涯を終えることが彼女の幸せなのか
文章のとおりです。でもばかりで答えが見い出せなくなって
私は自然に帰したのです。
その代わり私は安らぎを失いました。
身体に指で触れても驚いたり怖がったりしない、私の手で静かに眠る彼女を
自らの意志で草原に帰したがために。
もう5~6回、連れて行った場所に行っては帰ってを繰り返しています。
♂と並んで私の前に来てくれはしないか
彼女だけでも私の声を聞いて顔を見せてくれはしないか
ある訳がない。
分かっています。
でも
私は♂の鳴き声がしなくなるまで
その場所に行くでしょう。
この写真は3年前のめっすんです。
キリギリスはとても警戒心が強いですが
安全と分かるとここまで気を許してくれるようになります。
キリギリスの声が秋の到来を覚えさせてくれます。
私は1週間前に後ろの右足が無い♀のキリギリスを見つけました。
お腹は薄緑色になっていて、長くは生きられないだろうと思いました。
小一時間草原を行ったり来たりしていると
また彼女に出会いました。
美味しいものを食べさせてあげたら、幸せな生涯となるだろうかと思い始めて
家に連れて帰りました。
ミルワームをあげるととても喜び、ブドウをあげると7~8㎜の塊を飲み
彼女のお腹は漸く普通のキリギリスのお腹の大きさになりました。
片足では生き餌を捕らえるのも難しかったものかもしれません。
動きが俊敏になり元気になったことを喜び
腕や手に乗って気持ちよさそうに休んでいる彼女を見て私は安らいでいました。
でも
草原に帰しました。
これだけ元気になれば子孫を残せるかもしれない
でも飼育ケースの天井を歩くのは大変そう
飼育ケースに♂を連れてきて
年老いた身体で体制の辛い交尾を試みさせるも可哀想
でもここで生涯を終えることが彼女の幸せなのか
文章のとおりです。でもばかりで答えが見い出せなくなって
私は自然に帰したのです。
その代わり私は安らぎを失いました。
身体に指で触れても驚いたり怖がったりしない、私の手で静かに眠る彼女を
自らの意志で草原に帰したがために。
もう5~6回、連れて行った場所に行っては帰ってを繰り返しています。
♂と並んで私の前に来てくれはしないか
彼女だけでも私の声を聞いて顔を見せてくれはしないか
ある訳がない。
分かっています。
でも
私は♂の鳴き声がしなくなるまで
その場所に行くでしょう。
この写真は3年前のめっすんです。
キリギリスはとても警戒心が強いですが
安全と分かるとここまで気を許してくれるようになります。