暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

強者の論理がはびこる世

2018-02-08 19:35:52 | たわごと

強者の論理とは、強者のことが正しく弱者は愚かであり徹底的に排除しなければならない、というものである。逆に言えば愚かなものは弱者であり負けたら最後、完膚なきまでにやられる。これが常識となりつつある。この流れは、これまでは強者は弱者を助けるという相互扶助が人徳と言われてきたが、相互扶助では勝ち組の利益が減るという意識が徐々に芽生え始めたことで変化が生じ始めた。政権与党は、野党を完膚なきまでに弱小化し、自らの主張を強引に進めている。さらに、強者は強者と手を組み弱者に圧力で対抗しようとする。いじめの構図と同じである。そこには、自ずと序列が生じ、身分制度的なものが生まれる。強者というのは決して頭が良いとかではなく、単純に金持ちである。金持ちは金で人の魂まで買うことができる。一寸の虫にも五部の魂は、所詮、一寸の虫に過ぎない。魂は金でいくらでも揺さぶられる。昨今は、民衆が統制され国家権力に立ち向かうことができないように教育されている。民衆が声を上げても国家権力に潰される。そこは、地位を保証すれば声を上げた民衆も大人しくなる。まさに強者の論理である。弱肉強食の世が始まった。人口増加や、自然環境の変化が生態系に影響を与えていることも要因と考えられる。要するに人類が生きにくい環境になると、動物は種を保存するために弱者を餌食として扱う。あまりにも平和が長く続いた結果、人口が爆発的に増加し、さらに経済発展により自然環境が消滅していっている。これが加速度的に進んでいることに何も対応できない。人類の英知などとは自然の中では小さいもので何の効果もない。


希望の党はついに崩壊

2018-02-08 08:48:30 | 時事

希望の都は結党前のの立ち上げメンバーが反乱を起こし、自らが希望の党を名乗り分党する意思を表明した。党の名前はどうでもよいが、民進党からの合流組が泡を食った形となった。しかし、民進党からの流入組は前原誠司が想定内と言っていた通り、自分たちの嫌いな立憲民主党、無所属議員を排除して希望へ移ったのであるから、もはやこれが本来あるべき形であり、何も驚くことではない。しかし、問題は希望の党で比例復活した人である。結党前のメンバーが希望の党を名乗る限り、比例復活した人は他党へ移ることができない。民進党に戻ることもできない。まさに宙に浮いた形となる。新党を結成し新たな船出をとるしかないが、混乱は否めない。支持率が低い党であるから存在価値が高くない以上あまり大勢に影響はないが、議員は心中穏やかではないだろう。悪魔に魂を売ったものの結末としては当然の報い。