良き時代もあった

蕎麦屋・うどん屋・ラーメン屋
言葉の響きからか、庶民の食べ物の店に聞こえる
その上に、高級と言う言葉が似合うのは・・・高級蕎麦屋
これが、間違いの始まり
所詮、蕎麦屋の成り立ちは、貧乏人の食べ物だろう？　
何処でも育つ蕎麦　雑草の様な　
しかし、何時の日からか、蕎麦は高級の部類に育った　
うどんもラーメンも美味しい店に行けば本当に美味しい　値段もそこそこ
これが蕎麦になると少し違う
仕掛けが・・・味も解らない連中が挙って行く　高いお金を取られに　可笑しいだろう

昔を思い出す　東京に居た時、朝朝礼が終わると、立ち食い蕎麦屋に行っていた
安いテンプラが有り、一割？程蕎麦粉の入った蕎麦　甘く真っ黒なかけ汁
私は一味を多く入れ、それにタマゴを入れて食べていた
記憶ではこんな蕎麦でも美味しかった様に思っているが？
それに比べれば、今の蕎麦は美味しい　美味しく感じる事ができる

時代、時代に変化して、人も品物も変わっている
あの時代、私達は世の中に希望が持てていた様に思われる　
実際、よく頑張った
会社員だった私は、赤坂でクラブ・小伝馬町で雀荘、世田谷で食堂、そして友と映画の製作と
そして株式投資、金融とそれは、それは忙しく働いた　夢を持てた

おそらく、赤坂の料亭に個人（２５歳）で入れたのは珍しいと思うが・・・
自慢げに書いて居る様だが、その後は失敗の連続だ　調子に乗りすぎた
あ～もっと慎重にやっていれば？　下らない事だが
それに比べ、今小さな蕎麦屋を如何するかと思い悩む可笑しさ　

その一部始終を支えてくれた妻は亡くなった　苦労かけたと思う　
さ～これから如何するか　ま　気楽に行きたいが　考え込むタイプの私　
所詮、なるようにしかならない　
６８年生きて来た私達　同輩の諸君頑張ろうね　（言い過ぎて申し訳ないが）

蕎麦屋を続けよう 飯塚で

蕎麦屋を如何するか
今日朝のテレビを見ていた　老いた親を子供が同居した家族を写していたが
慣れない所の生活は、厳しい現実を見る　誰とも話す機会がなく家での生活
精神的にも無理がある　出ていた人は幸い友を得る事が出来、楽しく暮らしている様子

其れを見ていて私の場合はどうなんだろうと　店を止め一人で暮らす事は・・・
きっと付き合いをせず、ボケて行くのでは？糖尿病も進む事だろう
ここ最近、マイナス思考が多かった　最悪を想定しておれば、前に進む時は楽だ

今、一人で出来る様に考えている　幸いメニューは　ざる・かけ・釜揚げ　の三つだけ
これで出来ないと思うなら止めた方が良い
少しづつ、考えが纏まって来た　只、込み合った時が問題　順番でやるしかないだろう

娘から、一人でやるのなら、私が居る間に、やれるかどうかやって見る事よ　と
９月一杯でシステムを組み、１０月から一人でやろうと思っている
忙しい時は手伝うと・・・　あ～娘の方が確りしている
でも何だがこんな店をやれなかったら何にも出来ないと思う　幼馴染も手伝うと言っているが・・
余り人を頼ってはいけない事は解っている　
やれる処までやれば良い　どうせ商売にはならない営業だ

多くのお客さんに来てもらっている　
これから高齢者が増えてくる　蕎麦は健康食（十割蕎麦）
価格も他の店に比べれば安い　そして美味しいよ　
込み合うのは月の内、数日　その日は迷惑をかけるかもしれないが、許してもらおう

さ～一人でやれるように考えよう

立ち食い蕎麦屋

今の店も如何するか迷っているのに、おい　あそこの場所で（物件）立ち食い蕎麦屋をすると良いぞ　と
幼馴染に言う　何を考えているのか・・自分でも解らない事だが・・・
でも、この歳になっても意欲が少しあるようだ　ただ身体が付いて行くかどうか
生活に少し余裕のある方が、営業されると面白いと思います
麺、出汁は、私が提供しますよ　資金をかけずに健康と少しの小遣い稼ぎには良いですよ
毎日、お客さんとの交流、少しの緊張感、体を動かす　そして意欲を持つ　そう私もやっている事です
（簡単です）

妻の納骨を京都のお寺にお願いする事が決まった　生前、死んだら、子供に京都に帰りたいと言っていたらしい
私には、直接言わなかったが、私も解っていた　まさかこんなに早くその日が来るなんて・・・
ここ筑豊に眠らせるには・・・複雑な気持ちだ

連日、暑い日が続いていたが、台風の関係化？今夜は少し涼しい　お陰で９時過ぎから寝ていて起きた
もう日が変わるが、直ぐには寝れないだろう　まあ　テレビでも見るか

店は一人で営業出来るか考えている　システムを変え出来るだけ手間の係らないように・・
人を雇ってまでやれる店ではない　精々頑張っても家賃にもならない商売　う～ん　如何するか？




　

美味しい蕎麦を提供する事に喜びを感じよう

今日、お客さんが３枚食べて、こそ蕎麦甘みが有りますねと
美味しいでしょうと言う　南阿蘇久木野の蕎麦　ここの蕎麦粉を気に入って使っている

多くのお客さんが来られているが、一日にすれば１５人程度　それにプラス　マイナス
うちが止めると５００円でこんなに美味しい蕎麦は食べられないよと　独り言を

暑さも影響しているのか、余り気合が入らない　
台風が来て海水をかき回してくれて、水温が下がれば？　気候も変わり秋の気配　そうはいかないか？

クーラーの中で過す時間が長いせいか、体の調子が悪い
妻が生前の時は、クーラーは余り使わなかった　今は・・・ボーケーとした頭で・・・

これから先、何年生きていくのか・・・もうどうでも良いと・・情けなか
これで蕎麦屋を止めたらと思う　　早く死ねるかも　病気が酷くなると自殺しなくては・・
よく切れる刃物を用意して置かなくてはと考えていると、須恵町で子供四人を・・・無理心中？
余りにも・・・どんな事情があっても子供の生きる権利を奪っては駄目だと思う　何があったんだろう？

余り暗く考えると良くない　明るく　のう天気に過す様にしようではないか・・・
どう考えても一日は一日
美味しい蕎麦を提供する事に喜びを感じ生きて行こう　ホンマカイナ

あ～一人ぼっちになったな～

今日の蕎麦屋は暇だった　麺が多く残り友の所へ持って行き近所の方に配ってもらった
余ったら持って来てくれと言われているので・・・

忙しい時は気分も良いが、暇な時は、何故こんな事をしているのか疑問に思う事も・・
営業にならない店をしていても、何処かで無理が来るだろう
ここを引き払い田川に住むと家賃も要らず、生活費だけで済む
一月働いても、差額は家賃にもならなかった　１０万円の家賃を７万円にしてもらったが
１２月一杯で出ようかと思っている　今、一人で店をやるのに自信がない
一人でやれる様に考えれば出来ない事は無いが・・何の為にやるのか？
一つの前提が崩れた今・・・

そんな事を考えていたら、お客さんから電話　明日やっていますかと　持ち帰りも出来ますか？　と
何処かで、落ち込んでいる私を見てからかっているのでは？　福岡の電話092・・・・
明日は土曜日　麺も多く打つ予定　なる様にしか成らないのでもう少し考える

飯塚で国産石臼挽き蕎麦粉を使った十割蕎麦　５００円　美味しいはずだよ　こんな店は無いだろう
お客さんも増えて来ている　ここで止めるには申し訳ない様に思う
もう３年経過した　如何するか？

昨年末に妻が亡くなったが、家は妻が中心で動いていた事を実感させられる
幸せだったな～　その幸せも今は虚しく空ろな日々　泣き言だろうが仕方がない
あ～一人ぼっちになったな～　（子供は別）