学校選択制導入その後

川口市では平成17年度から学校選択制を導入してアンケート調査などを行ないながら、現在にいたっています。
保護者や生徒の皆さんからは、おおむね自由に学校を選べることがよいという傾向のようです。
しかし、その一方で、同じ地区にありながら、一方は、教室が満室状態で図書室まで教室としているところがあると思えば、３つも空き教室があるというところもあるようです。
生徒の多い学校の運動場が狭かったり、新築の学校が人気になったりと、どうも少し当初の様子とは変わってきているような気がします。
本来の目的は、学校であっても教育水準を高めるとか、特色を持った教育をするとかそれぞれのよさを発揮してもらうことも目的の一つであったように思います。

部活動で優秀な指導をする先生が、生徒を10人近くも引き連れて異動してしまったなどということも耳にします。
もう少し待たなくてはその結果が出ないのかもしれませんが、内容の検討がそろそろ必要になったきたのかもしれません。