数回、映画『小さいおうち』を見て、まだ余韻に浸っています。
着物が素敵です。
特に時子さんの着物は「モダン」でおしゃれだなと思います♪
所作も、美しいですね。
出演者のインタビューを読んだり聞いたりしてから見ると、最初にみたときと違う感動や楽しさがあります。
板倉さんがうどんを食べているシーンでは、吉岡秀隆さんのパンフレットのインタビューの「(平井家は)幸せな時間の象徴~ 嵐の中、つつましくもうどんをすすった、あの幸せな時間を彼はずっと大事にしたんじゃないですか」を思い出します。
恭一くんとの別れのシーンでは、吉岡さんの舞台挨拶での言葉を思い出したり・・・。
板倉さんの、平井家へ続く階段のシーンでは、前野裕一さんの「ドキュメント 小さいおうち 第4回」(キネマ旬報2014年1月上旬号)を思い出していました。
昭和篇の最終日に撮影されたんですね。
吉岡さんの撮影風景を詳しく書いてくれていて、うれしく何度も読み返しています。
「(子供の演技が自然に見えないため)何度NGが出ても嫌な顔一つせずやり直すのであった」
「以後、山田監督からの演技指導はなくなる」
「すぐ「代わります」といって、自ら風を受けるのである」などなど・・・。