猫と雪あかり

日々のできごと・思うことを綴ります♪

『警官の血』 証拠隠し・・・。

2009-02-26 | 警官の血

物干し竿に、つららができていました。
楽器のようです♪

天王寺駐在所勤務になった民雄は、畳職人・恩田の殺人の証拠を隠します。
このことが、結果的には、あとで和也を窮地から救うことになりますね。

恩田の部屋で畳針を発見したあと、少し思案しポケットに入れる場面は、最後の和也と早瀬の対決シーンにありました。

「えっちゃん」での民雄と永田と平岡の3人の会話、暖かくジーンとします。
原作では、「えっちゃん」は何度か登場していましたね。
「えっちゃん」のシーン、もっと見てみたかったです。

写真館で、民雄を見上げる和也の笑顔が、うれしいですね




*忘れないうちに・・・。

ハイビジョン特集『妻へ 天国からのメッセージ~脚本家・野沢尚~』の再放送があります。
2009年3月4日(水)AM9:00~AM10:29 BS-hi(ハイビジョン)にて。


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『警官の血』 制服の民雄さん♪

2009-02-25 | 警官の血

民雄は立ち直り、天王寺駐在所に勤務することになります。
配属になった時期は、公式HPでも原作でも昭和61年(1986年)ですが、ドラマでは昭和63年(1988年)になっています。
もし、1986年なら、駐在所勤務の穏やかな日々は7年間だった事になります。

吉岡秀隆さんは、「警官の制服を着たときには、背筋の伸びる思いと同時に恥ずかしさでいっぱいでした」とコメントしていましたね
警官の制服姿、似合っていて素敵です。

とても初々しいですね。
恩田に腕を引っ張られ背中をおされ、ちょっと緊張気味にアパートのドアをたたく・・・、とても警視総監賞2回の潜入捜査官だったとは思えません

テレビ情報誌に、ドラマにはなかったシーンの写真が何枚かありました。
駐在所の前の制服姿の民雄と順子と和也・奈緒子や、順子と一緒に額に入った写真をみる幸せそうな民雄、ドラマでも見たかったです

写真は、民雄たちの座っていたテーブルから見た「ぶいあそ別邸」の店内です。
左端にうつっているガラスのついたての向こうで、「よっ」と言っていました。

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『警官の血』 いい警官に・・・。

2009-02-24 | 警官の血

工藤とのシーンは、花が咲いていて、やわらかく明るい色あいですね。
鶴橋監督が会見で話していた、真っ暗闇のトンネルを抜けるような印象を受けます。
好きなシーンです。

ネクタイをゆるめ、夕方から公園でカップ酒を飲む民雄・・・
内勤の事務職、という雰囲気です。

ドラマでは、この工藤との会話が立ち直るきっかけになっていますね。
間接的には、父・清二が万引き少年を叱った出来事があったから・・・。

順子と話した後、膝に座っている奈緒子のほっぺを民雄がさわる仕草、優しくて好きです。
それにしても、順子は、慈愛に満ちた妻ですね~

写真は、「ぶあいそ別邸」の中庭です。
ドラマでは、夕方のシーンだったためか、こちらからライトがあたっていましたね。

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『警官の血』チャームポイント♪

2009-02-23 | 警官の血

「ぶあいそ別邸」の玄関です。
安城くんが入ってきた時は、内側の戸は開いていましたね。
赤い敷物の上に、雪がついています。

今日も飽きもせず『警官の血』です

旅館での静かな穏やかな会話の後、場面は、暗くなり、民雄の暴力シーンになります。
わずか1分半ですが、民雄の絶望や焦燥感、悲しさ、罪責感、苛立ち、悔恨・・・とてもつらそうです

貫地谷さんはこの暴力シーンについて「吉岡さんが自らそうみえるように、民雄さんらしく考えてくださって。」とおっしゃっていましたね。

原作では病院に行くほどの怪我をするのですが、ドラマのほうが、民雄の悲しさと順子の深い愛情が伝わってくるような気がします。

吉岡秀隆さんの「『吉岡さんのチャームポイントは唇ですね』っておっしゃったんですよ。」というコメントもいつも思い出してしまいます

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『警官の血』ロケ地♪

2009-02-21 | 警官の血

寒い一日でした。

『警官の血』で、「ドルフィン」として使われた『ぶあいそ別邸』に行ってきました。
JR札幌駅や北大のロケ地から近い場所にあります。

ドラマでは中庭は緑でしたが、今日はきれいな雪景色でした。
吉岡秀隆さんが座っていた場所も確認してきました♪

今日は鶏の水炊きをいただきました。身体が暖まり、おいしかったです♪
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日本アカデミー賞♪

2009-02-20 | ドラマ・映画

荒れ模様の北海道です

今日は、第32回日本アカデミー賞授賞式ですね
もう、始まっているでしょうね~
以前はBSで生放送をしていたと思うのだけれど・・・。

優秀主演男優の受賞者、公式HPでみてきました。
吉岡秀隆さんは、どなたにトロフィーを渡すことになるのでしょう。

授賞式の様子は、今日の夜9時から日本テレビ系列で放送されます
楽しみです。
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『警官の血』順子さん♪

2009-02-19 | 警官の血

小さなつららができていました♪

昭和50年春、民雄は警視庁山中湖療養施設にいます。
26歳、北大に入学してから7年・・・。
心身ともに疲れきった民雄、疲弊した心のひりひりが、伝わってくるようです

ここで順子と出会うわけですが~。
貫地谷さん演じる順子の、キラキラと真っ直ぐ民雄を見つめる目が、純粋でかわいいですね
バス停に笑顔でかけてくる順子の健康的な明るさ、ほっとします。

放送直前会見の時、吉岡秀隆さんは、一番印象に残ったエピソードとして、「貫地谷さんとご一緒できたことですね」とお話していましたね

旅館での二人の静かな会話、好きです。
民雄の「よかった」が、心にしみます
洗面所の「え?」とかバス停の「へぇ~」も気に入っています
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半夏生

2009-02-18 | 警官の血

今日も、小雪が降っています。

『警官の血』の音楽が、頭から離れません

鶴橋監督の作品は初めてでしたが、光の使い方が独特の感じがしました。

民雄が順子と旅館で話をする時や殉職シーンの最後の、民雄の顔にあたる光が印象的でした。

鶴橋監督の「黒白裏表を身に纏った、清流に咲く半夏生の吉岡秀隆さん」という言葉を思い出し、昨年の日経新聞を読み返していました。

「ラー油の味と旅行者の匂い」という題で、吉岡秀隆さんのことについて書いていましたが、今だったらどんな題をつけるのかなあと思っています。
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ポプラ並木♪

2009-02-18 | 警官の血

次の北大のシーンは、ドラマでは昭和45年冬。
ポプラ並木を歩いて、井岡の待つ車に乗りこみます。

民雄は、昭和43年(1968年)入学ですから、大菩薩峠の翌年でしょうか。
ボタンダウンに紺のベストと、グレーのハイネックのセーターという違いもあると思いますが、ずいぶん大人っぽく落ち着いて精悍な感じがします。
(このセーター、とても吉岡さんに似合っていて素敵ですね

そのあとの、守谷が民雄のアパートを訪ねるシーンは、美しいですね。
雪が風に舞って、寂しい感じがします。


2月18日(水)から22日(日)まで、イトーヨーカドー深谷店で「深谷シネマ特別展示会」がありますね。
深谷フィルムコミッションの過去の撮影風景紹介もあるようです。
『警官の血』もあるのでしょうか~。
詳しくは、イトーヨーカドー深谷店のHPのチラシをどうぞ。
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『警官の血』福ちゃん荘

2009-02-17 | 警官の血

まだ『警官の血』の余韻に浸っています。
吉岡秀隆さんの作品を見たあとの至福のひととき、もう少し味わっていようと思います。

福ちゃん荘での一斉検挙になるわけですが、民雄は、原作ではもっと、宮野が検挙されずにすむ方法はないかと思い、心をくだきます。
和也の言葉をかりれば「まかり間違えば殺されるというリスクを背負って」いる状態で、です。
そういう民雄の一生懸命さが、なんだかかわいそうです。
山を歩いている時、二人で顔を見合わせて笑うシーンが好きです

「俺、取ってきます」といって、階段を駆け上がり、廊下を走り押入れから爆弾を取り出して持って部屋を飛び出すところまで、カメラはずっとカットなしで民雄を追っています。緊迫感があります
(部屋に飛び込んでいくとき思ったのですが、吉岡さん、肩の関節柔らかいんですね

民雄は、冷静で捜査官として優秀だったんですね。

20歳頃からの数年間の時間はもうもどってこないのだと、大きな正義(かどうか、わからないけど)のためなら、民雄の人生が犠牲になってもいいのかと思ってしまいます
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真冬日です♪

2009-02-16 | 警官の血

今日は雪、最高気温が-4℃の真冬日です

飽きもせず、ドラマ『警官の血』を見、原作を読んでいます。

民雄が、列車のトイレで情報を公安に知らせるシーンは、ストーリーを知っていても、ばれないか、緊張しました。
ハラハラドキドキは苦手です
原作では、青函連絡船や駅のトイレでも、接触がありましたね。

ドラマで、どうやって民雄は福ちゃん荘の情報を知らせたのかと思いましたが、あとの回想シーンで登山者に扮した警官に渡していましたね。

薪割りしている管理人らしき人に「おはようございます」「電話は~」と話をしている時に、吉本に声をかけられた時も、ドキッとしました。

キネマ旬報200211月下旬号の吉岡秀隆さんの特集に寄せられた、監督たちの言葉を思い出しています。
山崎貴監督 『あれだけの実力を持った俳優さんだから、僕がどんな球を投げても、思いもかけない打球を打ち返してくるだろうと思ったんですよ。これからもどんなとんでもない球でも、吉岡くんは猛ダッシュして打ち返してくれると思いますよ、きっと』

今回の安城民雄役、いろんな吉岡さんの演技を見ることができて、ほんとにうれしいです

写真は、北大 総合博物館です。
立て看板の後にちらっと映ったのは、ここかなあと思うのですが・・・。
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視聴率♪ドラマ部門

2009-02-14 | 警官の血

北海道新聞にも、週間視聴率が載っていました。
道新は、<報道><ドラマ><スポーツ><その他>の部門別です。

『警官の血』は、ドラマ部門で1位と3位でした

テレビ朝日系列のローカル局は、HTB。
特番は、少なかったけれど、ローカル情報番組で『警官の血』の原作者、佐々木譲さんのインタビューがありました。
佐々木譲さんは、北海道出身♪
脚本をとてもほめていらっしゃいました。
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『警官の血』北海道の視聴率♪

2009-02-13 | 警官の血

朝日新聞に、北海道の週間視聴率が載っていました。

『警官の血』
第1夜 18.5% (8位)
第2夜 21.0% (3位)

さっぽろ雪まつり期間中でしたが、思っていたより良くて、うれしいです。
北海道ロケもあったためでしょうか
20位『隠し剣 鬼の爪』15.4%でした

「ドルフィン」での3人のシーン、斜めに座った吉岡秀隆さんが素敵です
安城君は「はあ?」「おまえさぁ」「俺は行かない」、と言っていましたが、命令で東京に行くことになってしまいます。
札幌駅のホームで、見送りに来た守谷に言った「わかった、心配するな」がとても優しい・・・。
列車の窓から外を見る民雄、憂いを感じます。
(ストーリーとは関係ありませんが、トイレに行く時、吉本の足をまたぐ、そのまたぎ方がとてもきれい

もしかしたら原作のように青函連絡船も出てくるかと思いましたが、ありませんでした・・・。
札幌駅のシーンは、小樽市総合博物館のようですね。

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「地肌が出るような感じ」

2009-02-12 | 警官の血

鶴橋監督、吉岡秀隆さんについて「~彼の演じた屈折感、こう、地肌が出るような感じ素晴らしい。」とおっしゃっていましたね。
「地肌が出るような感じ」って、どういう感じなのでしょう。
漠然と想像してみていますが・・・


北大で井岡に会うシーンでは、民雄は原作と同じようにサングラスをかけましたね。あの時代のサングラスも似合っていて素敵でした

この後、守谷の待つ「ドルフィン」に向かうわけですが、この足取りが軽やかで楽しそうです。
潜入捜査官じゃなければ、年相応の楽しい青春時代を送っていたはず・・・。
守谷のことが気になりつつも、宮野を何とか守ろうとする民雄の友情が切ないです

吉岡さんについて書いたり、民雄について書いたり、視点がめちゃくちゃですね

写真は、「ドルフィン」として使われた、「ぶあいそ別邸」です。
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鶴橋監督の言葉♪

2009-02-11 | 警官の血

日経新聞の鶴橋監督の「TVな日常」の連載が終わり、『警官の血』の吉岡秀隆さんへの監督の言葉が読めず残念に思っていました。

先日の放送直前会見で、少しお話してくれたようです

ドラマスペシャル「警官の血」会見リポート
(九州朝日放送)
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