手編み教室アム・アモから

我孫子と取手の手編み教室アム・アモ発信の手編みのお話。
お教室でも、おうちでも、毎日手編みでいっぱいです。

我孫子手編み教室アム・アモから10月のお便り

2019年10月07日 | お教室便り

 ー手編みアム・アモから10月のお便りー

 いつの間にか秋が深まってきました。
空も澄み、果物がおいしくて困ってしまう今日この頃です。
 

 


 ーお教室の作品からー 

 

 何年も前お教室でモチーフ編みが流行りました。その頃作った作品を久しぶりに着て来られました。何という糸だったのでしょう。最近はあまり見かけないきれいな黄色の糸でした

 こちらは、パピー社の今年の夏糸ビットを使用しています。綿100パーセントの糸で、オールシーズン使用できる使い勝手のよい素材です。

 お友達にいただいた糸で作ってみたのよ。と作品を見せてくださったKさん。もう70代の方ですが、華やかな色がお似合いの方で、どうもきれいな色目の糸が、Kさんのところに集まってくるようです。

 

  体が華奢で、市販のお洋服がなかなか合わあなくて。と言われるMさん。肩幅を狭く、首回りを小さめにと、いつもご自分サイズで作られています。この作品もお好きな色の糸を選び「世界の編み物」に載っていた模様を参考にマイサイズで作られました。

 

  永遠の模様パイナップル編みです。いつの時代にもあり、なつかしく手編みの良さが伝わる模様です。
 透かし模様のセーター類には、何色のインナーがいいの?とよく話題になります。こういう薄い色合いのセーターの場合、黒っぽいと模様が浮き出ますし、白っぽいとセーターと一体化して、柔らかい雰囲気になります。

 アム・アモに参加されている方は、編むことだけでなく、出来上がった作品を着て楽しまれています。ご自分で編まれた作品を着て出席されることが多いので、皆さんにお会いするだけでうれしくなります。

 

 Oさんから薄手のストールを編みたいとのご希望があり、パピー毛糸のセナぺをお勧めしました。イタリー製で、リネン90%、シルク10%の糸です。ほそ~い糸ですが、色味がとってもきれいで張りがあり、大好きな糸です。この作品は、シンプルなネット編みで、ところどころ入っている松葉模様が良いアクセントになっています。

 

  バスケット編みです。ダイヤ毛糸のずいぶん前に廃盤になっている糸を使用しています。久しぶりにこの編地に挑戦したいと、Iさんが手ベストを編まれました。

 バスケット編みは、一つの模様を完全に作りながら、次の模様に移っていく編み方なので、色の
出方で仕上がりの感じが違います。マルチカラーの糸の場合、糸選びがポイントの模様です。
 
 

 スキー毛糸のシャガールという夏糸、198番で編んだベストです。この種類の他の色はいかにも涼し気な夏糸なのですが、この糸は色味が少し違います。見た目も重厚感(?)があるというか、存在感のある作品になりました。この糸を選んだのは、糸選び名人のIさん。いつも技ありの糸を見本帳からチョイスされます。このベストはお友達にも大人気です。

 

ーきれいな色でー

 昨日、高齢の方ばかりのホームで皆さんと手芸を楽しんできました。

 前もって編んでおいた方眼編みの台に、同じく編んでおいたくさり編みの紐をくぐらせるという簡単な手工芸です。テーマはび。

 夏休みには、同じ内容で小学生の子供達とも楽しみましたが、今回は80歳越えの方々とご一緒でした。お好きな色の台と、合いそうな色のくさりを選んでいただいて、職員の方とお手伝いしながら仕上げました。お一人お一人がデザイナーさんになりました!

 

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