手編み教室アム・アモから

我孫子と取手の手編み教室アム・アモ発信の手編みのお話。
お教室でも、おうちでも、毎日手編みでいっぱいです。

我孫子手編み教室アム・アモからお便り オンラインで手編み相談

2021年03月28日 | 展示会

オンラインで手編み相談

 お教室はコロナ下でなかなか集まることができませんでしたが、おこもりの間も手編みを楽しみたいと皆さんそれぞれ作られていたようです。

編む途中で不明な点が出た時、オンラインで時折私の方にご相談していただいた方も何人かいました。

ベストとカーディガンのアンサンブルです。

 何か編まれたいとのことで、最初に編むものを電話でご相談しました。
 おこもりで時間もあること、細い糸で丁寧に編まれる方なのでパピー毛糸の4PLYをおすすめしました。色は32色あり、今回は少しグレイかかったきれいな大人のピンク色412番を使用することになりました。



 模様もあれこれご相談し、決まった時点で糸と編み図をお送りしました。途中途中はスマホのラインメール、ラインビデオ、写メを使い、疑問のところを連絡していただき、私もスマホ越しにお返事というパターンでした。

 お教室は人数が多い時もあるのですが、スマホ利用は1対1の個人授業という感じでスマホの性能も良いので、しっかり内容をやり取りできたように思います。直接お会いできなくても編み図通りに完成され、私にも貴重な経験になりました。

 このベストの糸はスキー毛糸のファンタジア アトラという糸を使いました。
あまり使用されている方は少ないようですが、編んでいて楽しい編みやすい糸です。


 ごくシンプルなベストをとご希望で、この作品もオンラインで相談されながら編まれました。

 このセーターは前の写真とは別の方の作品です。模様は3色の糸を使用し、引き上げみという編み方をしています。


 最初に、なぜか模様がきれいに出にくいようなので、何回か携帯電話でやり取りをして、あと見本に編んだものを郵送して参考にしていただきました。
 結局裏段が少し緩めが原因だったようですが、こういう微妙なところのやり取りはオンラインでは難しいかと思いましたが、根気よくトライされて仕上げられました。

 おこもりで手編み人口が前より増えたようですが、おうちで一人で編んでいると不明なところがでてきます。そんな時ちょっと質問できるところがあると、先に進めるのかなと思います。
YouTubeでわかる事もたくさんあり便利ですが、SNSを使って直接やりとりできる場が色々なところで増えたいったらいいですね。



我孫子手編み教室アム・アモからお便り おこもり中の手編み1

2021年03月27日 | ニットカフェ

手編み教室アム・アモからお便り

 気が付くといつの間にか桜の花が咲き始めていました長持ちしてくれるといいのですが。

 

お教室の作品から

 コロナ下で中々集まることはかないませんが、おこもりの間も皆さん沢山の作品を作られていました。

 このベストは裾がふっくらとした玉編みで厚みがあり、ちょっと珍しい編み方でした。
 こうして気に入った縁編みに出会ったら、編み図をとっておいて次の作品に応用してみましょう。

編んだものの記録をとっておきましょう!

 一本の糸から形を作り上げていく手編みは、時間もかかる膨大な作業です。作品ごとに記録を残し
ておくと経験を次の機会に生かすことができます。
 
 *編み図は財産です。本掲載の編み図ならコピーしてとっておきましょう。
 使用した糸を少し編み図に貼っておくと、どの作品の編み図かすぐわかります。
*使用した糸の品名、メーカー名を記録
 (糸を包んでいるタグにはその糸に関する情報が沢山載っています。一枚とっておきましょう)
*使用量を記録する
  出来上がりの全体量を台所の計りではかり、書いておきましょう。できれば身頃、袖、というふうに部分部分が出来た時にパーツ毎に計り記録しておくと、糸が足りなくなった時等に役に立ちます。
  
  

来月90才を迎える立子さんの作品です

 編み図では編みやすいように両脇は模様を入れていませんでしたが、立子さんは頑張ってご自分でやり方を考え全体の総模様にしました。こうして一枚づつじっくり考えながら工夫をして編まれること、きれいな仕上がりをめざして編み直しをされたりと、毎回頭と手をフル回転されているのも今のお元気のもとでしょうか。
 頑張れば90才まで手編みを楽しめそうで心強く思えます。 

 


ブルーの糸で編まれた暖かそうなスエットパンツ。後ろに2つのかわいいポケット付きです。

 

 編む量も多く完成まで手間がかかったようですが、色々な着こなしが楽しめそうな、はおり物が完成しました。

中々仕上がらなかった作品も完成しました。

 リフォームの途中で挫折しそのままになっていましたが、やっとできあがりました。

お孫さんのチュニック

 編みこみの色合いはお嫁さんと一緒に考えられたそうです。お母さんの想いが形になって素敵な作品になりました。