手編み教室アム・アモから

我孫子と取手の手編み教室アム・アモ発信の手編みのお話。
お教室でも、おうちでも、毎日手編みでいっぱいです。

我孫子手編み教室アム・アモ便り 手編み作品と帽子展

2024年01月26日 | お教室便り

寒い日はお家でゆっくり手編み。
冬も楽しくなります。

お教室の作品から
ー茶処竹山手編みカフェの作品ー

全てガーター編(毎段表編で編む)で編んだカーディガン。
糸はストレートの糸と段染めの極細モヘアの2本で編んでいます。
微妙な色合いの素敵な作品ができました。
糸を選んでオリジナル糸を考えるのも手編み物の楽しさです。

パピー毛糸レッチェを使用したカーディガン。ボタン無しでサッとはおれます。
レッチェはウール90%モヘア10%。1玉40gで160mも有り、
使用量も少なく軽い仕上がりです。
編むほどに色々な色が出て来て、編む時も楽しめます。

レッチェの糸見本。✔が付いている糸です。8色あります。



レッチェの編み図見本です。
編み進むと色々な色が出て来て楽しくなります。

レッチェ405番(今は廃番)を使って編んだかぎ針編みの手袋。
細編みだけで編んでいるので、しっかりとした生地になり型崩れがしません。



同じくレッチェ405番で編んだ帽子。棒編み針で表目と裏目の模様ですが
斜めに模様が出るように編んでいます。
きれいな段染めを生かして色々な編み方が楽しめる糸です。


総模様のベスト。上着の色と合っていてアンサンブルとして楽しめます。
上着の下に着る時はベストの方が袖の厚みが出ずすっきり着こなせます。

今旬の形のセーター。表目と裏目の組み合わせで立体感が出ています。
特に袖のボリュームがかっこよくかわいいです。

―帽子展が始まりましたー

2024年帽子展が始まりました。今年も50枚近くの手編み帽子を出品できました。
1枚づつ違うので皆さん楽しんで下さるようです。
販売もしていますが、以前買われた方がまた来て下さる事が多くうれしいかぎりです。
30日までの予定でしたが、もう少し展示して下さることになり
作品の追加も考え中です。


ー前回に続きセーターのリフォームー

大好きな風工房さんのロングセータ―を編みましたが、
着丈を少し短くしたくなり、裾をカットして
普通丈のセーターにしました。
袖もインナーの袖を少しのぞかせたかったので
こちらも少しカット。

ブルックリンツイードのシェルターという糸を使用しています。
あこがれの糸で、さすがに軽くて暖かくて着心地最高。
模様がはっきり出て存在感のある作品に仕上がりました。


カットした裾の模様がとてもきれいだったので、そちらも
スヌードかマフラーにリフォームしようかなと考え中です。
手編みは本当に楽しいですね!暖かさも格別です。
寒さも手編みで乗り切りましょう。




茶処竹山 手編みカフェ 開催中

毎月1回 第4金曜日開催(祝日の場合は前後の週に変更)10:00~12:00
場所:JR常磐線我孫子駅南口徒歩1分 茶処竹山ギャラリー内

初めてさんからベテランの方迄自由にお好きなものを作るお教室です。
月謝・入会金無用。1回ごとの参加料のみ必要。お好みに合わせて編み図も作ります。

ご希望により単独のレッスンも可。見学、参加希望、その他のお問い合わせは茶処竹山さんへ。

別途ズームを使ってのオンラインレッスンも開催しています

 

 

 


我孫子手編み教室アム・アモから10月のお便り

2019年10月07日 | お教室便り

 ー手編みアム・アモから10月のお便りー

 いつの間にか秋が深まってきました。
空も澄み、果物がおいしくて困ってしまう今日この頃です。
 

 


 ーお教室の作品からー 

 

 何年も前お教室でモチーフ編みが流行りました。その頃作った作品を久しぶりに着て来られました。何という糸だったのでしょう。最近はあまり見かけないきれいな黄色の糸でした

 こちらは、パピー社の今年の夏糸ビットを使用しています。綿100パーセントの糸で、オールシーズン使用できる使い勝手のよい素材です。

 お友達にいただいた糸で作ってみたのよ。と作品を見せてくださったKさん。もう70代の方ですが、華やかな色がお似合いの方で、どうもきれいな色目の糸が、Kさんのところに集まってくるようです。

 

  体が華奢で、市販のお洋服がなかなか合わあなくて。と言われるMさん。肩幅を狭く、首回りを小さめにと、いつもご自分サイズで作られています。この作品もお好きな色の糸を選び「世界の編み物」に載っていた模様を参考にマイサイズで作られました。

 

  永遠の模様パイナップル編みです。いつの時代にもあり、なつかしく手編みの良さが伝わる模様です。
 透かし模様のセーター類には、何色のインナーがいいの?とよく話題になります。こういう薄い色合いのセーターの場合、黒っぽいと模様が浮き出ますし、白っぽいとセーターと一体化して、柔らかい雰囲気になります。

 アム・アモに参加されている方は、編むことだけでなく、出来上がった作品を着て楽しまれています。ご自分で編まれた作品を着て出席されることが多いので、皆さんにお会いするだけでうれしくなります。

 

 Oさんから薄手のストールを編みたいとのご希望があり、パピー毛糸のセナぺをお勧めしました。イタリー製で、リネン90%、シルク10%の糸です。ほそ~い糸ですが、色味がとってもきれいで張りがあり、大好きな糸です。この作品は、シンプルなネット編みで、ところどころ入っている松葉模様が良いアクセントになっています。

 

  バスケット編みです。ダイヤ毛糸のずいぶん前に廃盤になっている糸を使用しています。久しぶりにこの編地に挑戦したいと、Iさんが手ベストを編まれました。

 バスケット編みは、一つの模様を完全に作りながら、次の模様に移っていく編み方なので、色の
出方で仕上がりの感じが違います。マルチカラーの糸の場合、糸選びがポイントの模様です。
 
 

 スキー毛糸のシャガールという夏糸、198番で編んだベストです。この種類の他の色はいかにも涼し気な夏糸なのですが、この糸は色味が少し違います。見た目も重厚感(?)があるというか、存在感のある作品になりました。この糸を選んだのは、糸選び名人のIさん。いつも技ありの糸を見本帳からチョイスされます。このベストはお友達にも大人気です。

 

ーきれいな色でー

 昨日、高齢の方ばかりのホームで皆さんと手芸を楽しんできました。

 前もって編んでおいた方眼編みの台に、同じく編んでおいたくさり編みの紐をくぐらせるという簡単な手工芸です。テーマはび。

 夏休みには、同じ内容で小学生の子供達とも楽しみましたが、今回は80歳越えの方々とご一緒でした。お好きな色の台と、合いそうな色のくさりを選んでいただいて、職員の方とお手伝いしながら仕上げました。お一人お一人がデザイナーさんになりました!

 

・・・  ・・・

 


我孫子手編み教室アム・アモから4月のお便り

2019年04月19日 | お教室便り

ー手編みアム・アモから4月のお便り-

今年の桜もきれいでした。

 

 

 

今から来年の桜が楽しみです。

 

 

ーお教室の作品からー

 

冬糸のように見えますが、スキー毛糸の夏糸ベガで編んだものです。

色の出方がきれいな糸です。このシリーズは他の色も人気があります。


 

 写真では良くわかりませんが、輝きのあるきれいな糸です。

ダイヤ毛糸のルチアという糸で、ラメのきらめきというより

全体が明るくきれいな感じに仕上がるように思えます。

 

 

いつもおしゃれなTさん。丸ヨークに挑戦しました。

胸元のヨーク部分が続いている形を丸ヨーク型といい

色々な編み方がありますが、このセーターは裾から

編みました。

 

 

 

ダイヤ毛糸のマージを使用。1玉に色々な色が含まれています。

編み方によって色の出方が違い、編んでいて楽しい糸です。

棒針で模様を入れないで編むと

下の見本帳の様な編み地になります。

 

 

 

ダイヤ毛糸の冬糸で、タスマニアンメリノという糸です。

この糸は上質のウールの糸でやわらかいのですが、

模様がとてもきれいに出ます。

どの模様にも対応する、出来上がり映えする糸です。

 

脇から編み始めるデザインです。手持ちの糸が素敵な作品になりました。

 

 

パピー毛糸の、昔から販売されているミュルティコという糸です。

段染めの糸を生かしたこのベストも、何十年も前のデザインです。

今年の新色で編んでみました。

 

パピー毛糸のハスキーという糸です。棒針でメリヤス編みするだけで

写真のような模様に編むことができます。この397番の色は一時品切れ

になるくらい人気のある色合いでした。

 

古い糸をいただいてと、Yさんが赤い糸を持って来られました。

糸の太さを生かして、前あきのはおり物をデザインしてみました。

完成されたものを着てみて、こういう色もたまにはいいわね

と喜ばれていました。

 

何十年も前の糸が残ってていたり、周りの方から古い糸をいただいて

という方が増えています。

皆さん、毛糸は処分するに忍びないのでしょうか。

少しデザインを考えると

古い糸でも素敵な作品に仕上がります。

お手持ちの糸は形にして整理していきましょう!

 

ーノット編みー

 

こういう編み図をご覧になったことはありますか?

ノット編みと言われている模様で、縄編みに似ていますが

模様を作る時に、縄編みの時のような道具を使いません。

比較的簡単な模様ですが、入れる場所や本数によって

いろいろな表情が出る、使い勝手の良い模様です。

 

この編み図は、2段毎に一目置きにノット編みを編む模様の編み図です。

実際に編むと次の写真のようになります。

同じノット編みですが

初めのピンクの編地と全く違う編地になりますね。

編み物は、編み図を見ただけでは

どういう模様ができるのかわからないことも多く

模様が現れる時のわくわく感はたまりません。

 

 

ーかわいいプレゼントー 

 

ピクニック用のハンバーガーを作ってみました。

パンの色が少し焼き過ぎみたいで、

もう少しこんがりしたパン色を検討中です。

 

 

 

 

 

ーかわいい鳥さん達ー 

 

鳥さん作りにはまっています。

昔文鳥を飼っていたので、編みながらほっこりしています。

次は桜文鳥にトライです。

 

 

 

朝日新聞出版の「かわいい鳥のエコたわし100」という本から編みました。

皆とってもかわいくて次から次に編んでみたくなります。

表紙もかわいくて目をひきますね。

 

 


我孫子手編み教室アム・アモから2月のお便り

2019年02月11日 | お教室便り

 

 

 我孫子手編み教室から2月のお便り

 

春の便りを楽しみに待ちましょう!

    

手編み帽子展が無事終了いたしました!ー

  

 

 

おかげさまで、大勢の方にご来店いただきました。

販売も致しましたが、皆さんに喜んででいただけたようです。

 寒い時期でしたので、購入された方が、ほとんどそのままかぶって

帰られて、見ている私たちまでほっこりしました。

皆さま本当にありがとうございました。

 

 

ーお教室の作品からー

まっすぐ編むベストいろいろ。

最近は、より簡単に仕上げることができる編み方を

好まれる方が増えてきました。

なるべくカーブを作らず、まっすぐ編んでいきます。

 

 

 裾も袖口も襟も本体と一緒に編んでいます。

 襟の上の部分だけは、前と後ろから目を拾い、ぐるりと一周します。

 こうして襟の幅を広く編んでおくと、着るとダブルになってとても暖かです。

 襟の折り返し方で、いろいろな表情に着こなせます。

 

 

 

 

 後ろから見ると、上と下の部分に分かれているのがわかります。

かぎ針使用です。 まず上の部分を長方形に編みます。次に肩幅くらいの幅に目を拾い

 裾に向かって編み下ります。間に区切りになる模様を一段入れてみました。

 

 

 

 

 

上の写真は、先ほどの赤いはおり物と同じ作り方ですが、棒針で編んでいます。

袖口を後から少し編み足しました。

 

 

 

こちらも上と下の部分に分かれた直線編みのベスト。

手編みの本「ヨーロッパの手編み」に掲載中のベストです。

この模様はイギリスゴム編みと言われる模様で、

一目おきに編む目、編まない目を繰り返して編みます。

実際には、2段編んで1段でき上がる感じになるので、少し手間はかかりますが

ふっくらと暖かく、紳士ウエアにもよく使われます。

 

 以上何枚か簡単な編み方をアップしてみました。

伸縮性のあるニットの編地の良さを生かして、気軽に手編みを楽しみましょう!

 

 

ー手編みの手袋ー

 

手袋を編みたいとオファーがあったので

今までの作品をいくつかアップしてみました。

右上2枚と左下の1枚は、かぎ針編み。残りは棒針編みです。

デザインで遊べて楽しいですね。

 

ーベアのプレゼントー

 

1歳のバースディを迎えたベビーへのプレゼントです。

かわいいくまさんに出会ったので、お洋服を作ってみました。

一応くまさんのサイズを採寸(笑)して。

数字は後から刺繍しています。

これからしばらく、毎年数字を変えてプレゼントもいいかぁと思ったりしています。

 

 

 

    


我孫子手編み教室アム・アモからお便り

2019年01月05日 | お教室便り

 

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

 

 

ー手編み帽子の展示会のお知らせー

 

 

前回ご好評をいただいた帽子の展示会を今年も開きます。

(詳細は上のポスターをご覧ください)

帽子のおしゃれを楽しまれる方以外にも、手編みを楽しまれる方

の作品の参考にもなるよう、色々なバリエーションの編地で

制作した50枚近くの手編みの帽子がお出迎えします。

 

 

 お正月のあまおうイチゴのケーキ

 

今年もおいしいものを食べて、元気に過ごしましょう!