写真は、国立国会図書館 http://www.dnp.co.jp/artscape/artreport/study/0701.html から拝借しました。
8月12日付、地元 高知新聞 の一面に次の内容の記事が掲載。
=米兵事件資料を一転非公開 法務省要請受け国会図書館=
米兵が起こした事件の処理について、重要事件以外では事実上の裁判権放棄を指示した1953年の通達を掲載した法務省資料をめぐり、同省が5月下旬に「米国との信頼関係に支障を及ぼす恐れがある」として、所蔵する国会図書館に閲覧禁止を要請、6月上旬に図書館の目録から資料が削除されていたことが11日、分かった。
米兵らの事件処理を規定する日米地位協定に関する公文書が一転して非公開となったことは、知る権利との関係から議論を呼びそうだ。
国会図書館は削除した理由について「政府の意思を尊重した」と釈明するが、資料は90年に入手、その後閲覧対象となっていた。閲覧再開は困難としている。
資料は、法務省刑事局が72年に作成した「合衆国軍隊等に対する刑事裁判権関係実務資料」。米兵の事件処理について、53年以降に法務省刑事局や最高検察庁が作成した通達などを掲載、解説している。
というもので、共同通信が発信し多くの新聞社が取り上げている模様。
「公開されれば、米国との信頼関係や、公共の安全と秩序維持に支障を及ぼす恐れがある」(法務省刑事局)というのです。 中日新聞
どうしてこのような事になるのか、遡ってネットで検索してみると 沖縄タイムズ での記事があった。(2008.5.19付)
内容は、
「またしても日米で取り交わされた密約が明らかになった。いったい政府は、国民に説明できない秘密事項をどれだけ抱えているのだろうか」。
「米公文書で分かったのは、1953年に米政府と合意した『重要な案件以外、日本側は裁判権を放棄する』という密約、政府は米兵が起こす刑事事件に対し『 一次裁判権 を行使しないという約束を交わした』のだから、あきれてしまう。」
これか!!。
日米地位協定(全文) で自らの権利を決めておきながら放棄するという。
体も心もアメリカに売り渡している日本政府の姿が、あらためて浮き彫りに。
どちらの顔を見て「信頼関係を築く」のでしょうか、日本政府は。
ちなみに、国立国会図書館 もいいことをHPで言っているものの・・・。
一足早くコスモスが咲き始めたと情報が入り、愛媛県四国中央市 翠波高原 にお出かけ。
標高892mの翠波峰にあり、伊予三島市の中心部から車でわずか20分たらず。
街の気温と違って涼しい風が吹いていました。
背はあまり高くなく、花も第一花園だけでしたが、今月末にはコスモス祭りも開かれるようです。
途中、寄り道したのが 柴田のもなか 屋さん。
旧川之江市(合併前)の商店街の中に店がありました。
たくさんは食べれませんが、美味しいもなかでした。