8月6日、62回目となる平和への誓いをあらたにすます。
様々なニュースが通過する中で、立ち止まりもう一度。
秋葉広島市長の「平和宣言」もありますが、二人の子ども達の「平和への誓い」に注目しました。
写真は中国新聞の写真を拝借しました。
「あの日、ヒロシマは、怒りや悲しみのとても恐ろしい街でした。これが原子爆弾です。これが戦争です」
「しかし、原子爆弾によっても失われなかったものがあります」
「それは生きる希望です」
「焼け野原になった街をつくり直してきました。そして、広島は、自然も豊かでたくさんの人々が行き交う、笑顔あふれるとても平和な街となりました」
そして
「嫌なことをされたら相手に仕返しをしたい、そんな気持ちは誰にでもあります」「でも、自分の受けた苦しみや悲しみを他人にまたぶつけても、何も生まれません」
「同じことがいつまでも続くだけです」
「平和な世界をつくるためには、『憎しみ』や『悲しみ』の連鎖を、自分のところで断ち切る強さと優しさが必要です」
「そして、文化や歴史の違いを超えて、お互いを認め合い、相手の気持ちや考えを『知ること』が大切です」
「途切れそうな命を必死でつないできた祖父母たちがいたから、今の私たちがいます」
「1人でも多くの人たちに『伝えること』は、私たちの使命です」
と。
全文は..
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007080601000073_Detail.html
就任後初めての出席となったという安倍総理は「今後とも、憲法の規定を順守し、国際平和を誠実に希求し、非核三原則を堅持していく」と誓ったそうですが。
「原爆投下について『しょうがない』と言った久間前防衛相をかばい続け、その後辞任したことや、そもそも「憲法を改正する」動きを強行に進めることなど。
言っていることと、この間に行なってきたことと「違うでしょ」と。
こうした「子ども達の真直ぐな思いを大切にする」大人の存在も、いまとっても大切な時代になっているということを。