気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

和布刈神社

2022-05-31 20:55:14 | 風景画

初詣は和布刈神社に参拝して破魔矢を新調し、おみくじを引くのが我が家の習わしだ。

あまりに身近にあるので今まで絵を描いたことがなかった。

小ぶりな本殿が、関門海峡の一番狭まった景観によく映える。

じっくり観察すれば、昔の宮大工の最高の仕事を残したいという情熱を感じる。

 

和布刈神社・・・西暦200年、神功皇后が三韓征伐の後に創建したと伝わる。

        御祭神は天照大神の荒魂「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命」

        (つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)

        別称「瀬織津姫」といい、潮の満ち引きを司る。

        海峡の守護神として崇敬を集め、1336年足利尊氏、

        1394~1428年大内義弘などによる諸社殿の修築造営が伝わる。

        現社殿は1767年小倉藩主、小笠原忠総の再建による。 

和布刈神事・・・神功皇后が三韓征伐からの凱旋を祝って、自ら神主となり、

        早鞆の瀬戸のワカメを神前に捧げたという古事に由来する神事。

        710年に和布刈神事のわかめを朝廷に献上したという記録が残る。

 

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宗像、大島へツーリング

2022-03-19 21:07:37 | 風景画

昨年、新型コロナの第五波が落ち着いて緊急事態宣言が解除された頃、宗像の大島へのツーリングを思い立った。福岡県内の移動だから問題はないと思った。

大島港渡船ターミナルにバイクのフェリー料金を電話で問い合わせたところ、応対した女性に大島に来る私の目的を聞かれた。

世界文化遺産の観光の為と答えると、大島に縁のある人以外は不要不急の用では来ないで欲しいと言われた。

ツーリングはお預けとなったが、数か月後、宗像市営渡船の発着する神湊(こうのみなと)の近くに仕事で行く機会があって、道程に詳しくなった。

 

先々週の仕事のオフの平日、寒さが和らぎ、天気もよく、県下のコロナ蔓防が解除されたこともあり、念願の大島へツーリングに出かけた。

妻が仕事に出かけてから出発したので9時25分発の船に乗ることは諦めていた。

北九州都市高速と黒崎バイパスを経て神湊に10時半頃に着いた。小ぶりながら近代的な二階建ての渡船ターミナルは利用者が少ないようで、乗船券は自販機で購入するシステムだが、車やバイクの

項目が見当たらない。

窓口の女性に尋ねると、バイクは特殊手荷物になるので、乗船開始時に受け付けるが、次の便は旅客船「しおかぜ」で、バイクは乗ることができないと言う。

次の次の便のフェリー「おおしま」は、昼休みが入るためか13時50分の出港となっていた。

3時間20分の待ち時間をどうしたものか、ランチには早く、近くの宗像大社には何度も行ったことがあるので興味がない。

展望所の案内が目につきターミナルの階段を上がると、2階の通路の引き戸のロックを解除してバルコニーに出ることができた。そのバルコニーが展望所で、向かって左に大島、右に地島が見えた。

時間つぶしにはスケッチが一番なので、すかさず絵にとりかかった。

大島13時発のフェリー「おおしま」が入港すると乗船手続きが始まった。

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70歳は年寄かな

2022-01-30 23:29:15 | 風景画

録画していた「すべらない話」を妻と視聴していて、「70歳のおじいさんが・・・」のくだりで私が笑うと、妻が呟いた。

「父さんもあと二年で70歳のおじいさんだよね。」

自分が老いるという事を自覚していなかったことに気づいて愕然とした。

風呂上りに必ず乗るタニタの体組成計では自分の年齢が61歳から62歳と判定されるし、孫の前以外では自分を「じいさん」と認識したことがなかった。

70歳以上のドライバーは高齢者マーク(もみじマーク、四つ葉クローバーマーク)を車の前後に表示することが道路交通法で努力義務とされているが、

それをやってしまうと、「私は高齢者でーす」と世間に個人情報をさらけだして走るようなものだ。

自分のバイクには後部にマークを付けるところがないし、カウリングの中央に高齢者マークを表示する勇気はない。

体力的にバイクに乗れなくなったら仕事もリタイアする潮時だろうから、おじいさんの仲間入りは当分遠慮させてもらおう。

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強制換気も良し悪し

2021-12-15 15:52:19 | 風景画

先月、階下の居酒屋のオーナーが、わが家の玄関ドア上部に無償で換気扇を設置してくれた。

24時間作動して外気を室内に取り込むことで室内の気圧が室外より高くなり、焼き鳥の煙が天井裏や床下の換気口や窓の隙間から侵入するのを防いでくれる。

妻も私も咳喘息の薬を毎日吸引しているので咳は出なくなっていたが、ずっと悩まされていた煙の臭いが、最近はあまり気にならなくなった。

コロナ禍の緊急事態が解除されて店内で飲食できるようになった為か、焼き鳥のテークアウト客が減って、以前より煙の発生が少なくなったのかもしれない。

居酒屋は毎日、大きな炭焼きコンロを組み込んだワゴンを店内から出して、外で串を焼いていたのだが、寒さが厳しくなるにつれ、外での仕事は女性店員には辛そうだった。

居酒屋のオーナーは横風を避けるためにビニールでワゴンを囲んだり工夫を続けた。

板壁、屋根を普請工事。地面のコンクリートにアンカーを打って小屋を固定。鍵付きの出入り扉、折りたたみ式の対面カウンター、排気用換気扇、提灯などを設置すると完璧な焼き鳥小屋がマンション入り口の共有スペースに出来あがった。

先週末、妻が用事で家をあけたので、久々に階下の居酒屋で食事をした。焼き鳥をオーダーするまで、店外の焼き鳥小屋で凍えている店員の存在を忘れていた。

 

ところで、玄関に換気扇が付いてほどなく、換気扇がとても静かなことに感心して、妻にそのことを話すと、玄関が寒いし、風向きによって煙臭くなるので、換気扇のスイッチを切っているというので気が抜けた。

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理不尽な親父の仕打ちは病のせいだった?

2021-11-12 21:41:07 | 風景画

今年の五月に某ブログで紹介されて、興味を持ったが見損ねていた映画を、ネットフリックスで鑑賞した。

アンソニー・ホプキンス主演の"THE  FARTHER"で、彼はこの映画で二度目のオスカー賞を獲得している。

 

81歳で一人暮らしの主人公は認知症が進行し、記憶が定かでなくなり情緒も不安定になっていく。

彼は介護士に愛想をつかされ、娘の家に引き取られるが、それすら忘れてしまい、居間にいた娘婿を侵入者扱いする。

娘婿が自分の大事な腕時計を盗んで身に着けていると疑い、買った証拠のレシートを持ってるかと娘婿に問う。

認知症がひどくなる主人公との同居に不満がつのる娘婿は義父を介護施設に入れるべきだと娘に進言する。

主人公に辛く当たられても愛する父を見放せない娘だったが、ある日「あなたは誰?」と父に訊ねられ深く悲しむ。

やがて娘は離婚するが、のちに再婚しイギリスを離れパリで新たな生活を始めるために主人公をやむなく施設に入れる。

施設に入っていることすら理解できなくなった主人公は、介護人の腕の中で幼児のようにママに会いたいと泣く。

主人公がかつて、枝葉が落ちていくように記憶が消えていくと嘆いたことを象徴するかのように、

主人公の部屋の窓から見える庭の木が最後のシーンに大きく写しだされる。

この映画は、認知症の人から見た世界を如実に描いており、年寄の理不尽な振る舞いに遭遇したとしても、

当人の人格を否定することなく、病の症状だと理解する優しさが必要だと教えられた。

 

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咳喘息

2021-08-25 23:15:37 | 風景画

妻ほど酷くはないが、私は昼夜を問わず急に咳き込むことがある。

最近は就寝中も咳が出て、朝からぐったり疲れが残るようになった。

昨日、妻が通院する呼吸器科の個人病院で診てもらうと、妻と同じ「咳喘息」

と診断された。肺は問題なかったが、進行すると「気管支喘息」になるので薬で

治療することになった。

それにしても妻と私が揃って咳が酷くなったのは何か原因があるのでは。

我が家の真下のテナントに昨年、居酒屋が開業したのだが、新型コロナの影響で

閑古鳥が鳴いていた。業態転換を計ったのか、数か月前から店の外で炭をおこし

て焼き鳥を焼いて売り始めると、国道に面していることもあり、テークアウトの 

客で繁盛するようになった。マンションの入り口は昼間から煙がぼうぼう立ち上

っている。

我家の窓が少しでも開いていると、部屋中に焼き鳥の臭いがこもるようになっ

た。我家の換気口は下の階の煙やガスの侵入を防ぐためになるべく回し続けるよ

うにしている。コロナが収まり、早くもとの居酒屋に戻って欲しい。

 

 

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早く安心、安全な世の中になって欲しい。

2021-07-28 20:46:52 | 風景画

月始めに愛知に暮らす子や孫たちに会ってきた。二回目のコロナワクチン接種を妻と一緒に済ませており、緊急事態宣言も解除されていたので、この機会を逃したら、次にいつ会えるかわからなかった。私は二泊三日と慌ただしい日程だったが、妻は十泊十一日の長い滞在となった。

私が九州に戻ったあと、一歳十一か月の孫娘がRSウイルスに罹患し、四日間入院した。娘夫婦が交代で病室に詰めたが、妻は面会することができなかった。孫娘は退院後に新たな風邪をひき、腹や頬のシルエットが少し細くなったようだ。

妻は帰りの新幹線で咳が止まらず、周りの人を不快にさせないよう肩身の狭い思いをしたようだ。帰宅してからも咳が続く妻と、鼻水が止まらない私とでかかり付け医で診てもらった。私は処方された鼻炎の薬がすぐに効いたが、妻の咳は止まらなかった。市販の薬もいろいろ試したが効果がないので、自らネットで探した呼吸器科の専門病院を訪ねた。

診断は細菌性の気管支炎と診断されたが、今もひどく咳こむことが多く、毎晩湿らせたマスクをして寝ている。

大事に至らなければよいが、心配だ。

 

 

 

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気がつけば師走

2020-12-05 01:28:28 | 風景画

久々の投稿となった。時間的、気分的に絵を描く余裕がなかったのと、やっと描いても、ここ数ヶ月gooブログになぜかログインできなかった。gooブログに解決方法をメールで問い合わせて、やっとログインできた次第だ。

11月26日、新型コロナの第3波が懸念される最中、仕事を終えて東海市の婿宅に向かった。この旅行のために、休まず働き、代休をとっての二泊三日の旅行だった。妻は10月26日から婿宅に滞在しており、私は一ヶ月間独身の自炊生活が続いていた。久々に家事や仕事から開放され足取りは軽かった。19時46分小倉発のぞみの車内で弁当、ビール、ハイボールで晩飯を済ませ、3時間3分で名古屋駅到着。名鉄に乗り換え、尾張横須賀駅に23時35分無事に着き、迎えに来ていた妻と婿を安心させた。

翌日、婿ファミリーと私たち夫婦で浜松にドライブ。私が希望したヤマハミュージアム、本田宗一郎記念館を見学し、昼は浜松で人気のハンバーグ店、夜は東海市でしゃぶしゃぶ、鮨食べ放題、飲み放題で旅を満喫した。

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愛の不時着を制覇

2020-07-24 01:55:53 | 風景画

 数ヶ月前、ネットフリックスで韓国ドラマ「愛の不時着」を見つけた。

 韓国の財閥令嬢がハングライダーで北朝鮮に不時着して、北朝鮮兵との恋が始まるという、ありえないストーリーが、

なぜ評判になっているのか興味があった。だが見初めて5分ほどで、時間を無駄にしそうな気がして視聴を中止し、

映画「ジョーカー」を鑑賞した。

 先週の土曜、めぼしいテレビ番組がなく、妻が「愛の不時着」を見たいと言った。

 一話完結の映画だと思って見始めたら延々と続くドラマだった。

 韓国ドラマらしい、終わりの読めない展開に妻ともども嵌ってしまった。

 今しがた16話を見終わったところで、感動はなく達成感だけが残った。

 

 

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新型コロナ第一波の終息まで、あと少し!

2020-05-27 16:11:24 | 風景画

コロナ、コロナの毎日にうんざりだ。どん底に落ちた景気が回復に向うのはいつの事か。

国の緊急事態宣言が解除され、6月19日からは全国への移動が容認されるそうだ。

現在、関門トンネルの入口近くに、県境を跨ぐ移動の自粛を求める黄色の大きな看板が数箇所設置されているが、

仕事以外でトンネルを利用するのが憚られる。

看板が撤去され、以前のように人々が心置きなく往来できるようになって欲しい。

 

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