以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

日付変わってバタバタと・・・

2010年11月17日 | 日記
昨日、学校が終わって帰っていると携帯が鳴り、教育の専門家とJICAの職員の人がスクレに来ているので、一緒にごはんを食べようということになった。

しかし、5分後。また携帯が鳴り、急きょ日本大使とスクレ市長、教育省の副大臣ともごはんを食べることになった。

ボランティアが行くような場所じゃなさそうだけどなぁ…とちょっとドキドキしながら、スーツに着替え、食事会へ。

今回スクレ市に15校、ポトシ市にも学校を建設したとかで、その引渡し式があったそうだ。

つたないスペイン語で、コミュニケーションを懸命にとったのでした。

そこで、久しぶりの魚料理と白ワイン!バター風味で、おいしかったなぁ~。

その後、JICAだけでお疲れ会をして、解散。もう次の日になっていました。



そして今日。午前中は、他の小学校へ行って来ました。

建物が立派だし、いつもの学校と何か違うと思ったら、私立の小学校でした。

私がいつも働いているバレンティンアベシアは、公立の小学校。

授業費、年間200ボリ。(約3000円)

でも、ここ私立のサンタアナは、年間3840ボリ。(約57000円)

この違い!完全に、お坊ちゃまお嬢さまの集まりです。

ここに呼ばれたのは、バレンティンアベシアの同僚の先生が、ぜひ算数と日本のことを教え

てほしいと頼まれたからだった。

彼女は両方の学校とも2年生の担任で、わたしがかけざんのフラッシュカードやカードゲー

ム、ビンゴなど色々な教材を作ったことに興味を示し、いつもうちのクラスへ来てと言って

くれる。最近は、練習問題中心から、文章題から考える授業にも興味を持ってくれている。
                   
                 ↑ビンゴ前に6,7の段の確認

私の中で、彼女はボリビアのサンドラブロックである。ダントツに綺麗!

これは、ゲゲゲの女房より先に思っていた。

最初会ったころは、笑わないしツンとしているし、挨拶してもさらっと返すし、あんまり一

緒にやりたくないんじゃないかなぁと思っていたが、今では印象がガラッと変わった。

いつも、ケイコおしえておしえてと言ってくれるから、なんだかありがたい。

そして衝撃の事実。サンドラ曰く、先生の給料は、私立のほうが公立より安いらしい。

年間かなりの額を取ってるのに…。

しかもサンドラ曰く、公立も私立もやってること同じよ~。だって同じ先生だもん!と。

ボリビアは、建物や物が豊富で教会付きなのが私立、ということです。

さらに、衝撃の事実。ボリビアでは、6年間、担任、クラスが変わらないという。

それ、あたしは嫌です。色んな先生、友達に出会えないもんなぁ。

私立、サンタアナで。

                  

                  
             日本の場所を教えるため持っていった地球儀。
             
             隣のお供え物のフルーツは、私へのプレゼント。かわいいな。


午後、帰ってきたバレンティンアベシアで。ピースはLa paz(平和)だということを子ども達に教え、

                  

                  

                  元気いっぱいの子どもたち。や~今日も、楽しかった。                                                              
                  毎日子どもと触れ合えて、幸せです!