以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

満喫スクレ

2010年11月22日 | 日記
土日は、陽子隊員とスクレを満喫してきました。

女子といえば、ショッピング!まだ、女子ですから!

まずは、アルパカの洋服の店に行き、家族へクリスマスプレゼントを選びました。

とってもデザインが素敵!!そして、アルパカだから暖かい!!

特に母親へ選んだカシュクールのセーターは、自分がほしいくらいとっても気に入りまし

た!落ち着いた赤で、かわいい。

父親のセーターは、アルパカのデザインがついてて、黒でかっこいい。

兄やお嫁さんへは、やわらかいマフラー。

いつも、応援してくれる家族へありがとうの気持ちをこめてプレゼント。

楽しみに、待っててねー。

その後、友達のフェアトレードのお店へ。

そこで早速、こわ~い話。

遠足で行ったプリンセスの館は、霊が出るらしい。なんでも、屋敷の塔から身を投げたらし

く、それから夜な夜な出るそうな…。

そんな話にギャーギャー盛り上がりつつ、フェアトレードのお店を、陽子隊員は気に入って

くれたみたいで、おしゃれポンチョをお買い上げ。

私は、白を持っています。陽子隊員は、紫。とっても暖かいです。

そのポンチョは、ラパスの女性団体が作ったもの。ポンチョの利益の8割が女性団体へ、2

割がこのお店へ。貧困で家族を養う女性達を支援することができるフェアトレードは、生産

者や利益の仕組みが見えるよい制度だと思います。

そして、午後。自由の家、織物博物館へ。

自由の家は、ボリビアの独立調印式が行われた場所です。

                 
                 真ん中が、南米5カ国を独立させたシモン・ボリーバル。
                 当時の5カ国独立の国旗は、白と水色の旗でした。            
そして、夜。コンサートへ。

ボーカルにエレキ、チャランゴ、ギター、サンポーニャ、ケーナ、ドラムで、ボリビア音楽

を楽しみました。

                  
                 ボーカルの女の人の声、伸びがあって気持ちいい。
                 
そして日曜日。

早起きをして、タブラコの村へ行きました。

タブラコは、伝統的なタラブコ織りの村。

日曜日は市場が開かれ、人々で賑わっています。

                 
                
                 
                 タラブコの伝統的な衣装。

                 
                 家族の作った織物を売る元気な子ども達。

                 
                 村の周りは、こんなにのどか。

ここで、友達に再会!いつも学校近くの道ばたで、織物を売っているおじちゃん。いつも

通るたびにおしゃべりしていたのですが、ここ3ヶ月見てないから、病気でもしたんじゃな

いかなぁと思っていたら、ここタブラコにいました!よかった~。

相変わらず、2倍から売りつけるので半額から交渉。

友達と商売は、別ものです。でも、家族のために頑張るいい人間です。

タブラコの織物は、動物や人、植物などで祈りを表現しています。

細かい絵柄が本当に素敵。

一つの壁掛けに6ヶ月もかかるそうです。

その後スクレの中心地へ戻り、眺めのいいカフェでお茶をしてきました。

久しぶりに天神みたいな、ボリビア版・女子の一日でした。

さぁモチベーションもあがったところで、明日からまた、活動!やるぞ~!!