母乳でバター( 失敗編)

昔テレビで全国のお母さんから母乳を集めてバターを作る、という実に下らない企画があったのを見た事がある。
食べた人の感想は『美味しい』だったから、私はいつか食べてみたいな、と漠然と思ったものだ。
月日は流れ、それでも番組の記憶は今日まで残っていた。
つまり、自分の乳からバターを作ろう！という訳である。

ちなみに、母乳の主な材料は血液だから変な病気持っていると感染するが
自分のだから安心して作る事ができるのだ。母乳でバターだ。



作り方はバターと同じらしい。
母乳を出して冷蔵庫で数時間待ち、分離した油分を容器に密封しシェイク！！
と、材料さえあれば実に簡単に出来上がるのだ。


…で、まあ失敗したと。
原因は容器が密封じゃなくて振ったらモレた。と。
最初に取った母乳も少なかったから、別の容器に入れてもビミョーな気がしてやめた。
娘の前で踊りながら振ろうとして、畳にこぼれてやる気が凄い落ちたのが最大の敗因。



一応、分離した物体を舐めた。
甘味が濃縮されているような気がしないでもないが
自分の乳を真面目に味わうのも気分が悪いからあんまりわからん。


また気がむいたら、もっとたくさんの量から作るかもしれないけれど
その気になるのは、来年以降の予感がするな～。ならないかも。

自分のバカさ加減に気がついたよ。
でもいつか、、ね
その日が来るまで。じゃ、また。