目が覚めたら二足歩行

なんかダラダラ生きています。

人生初のサイン会

2013年02月12日 10時45分24秒 | AW
冷静に考えてみると正体は中年のおっさん、ではある。
でも私も娘もキャプテンCが好きなのだ。
サイン会にまで出かけてしまうほどに好きなのだ。
お姉さんの声掛けとともに、娘は大きな声で「きゃぷてんしー!!」と真剣に叫んでいた。




お出掛けついでに義実家にも行く。
すっかり娘は犬も平気になっていた。(私は全力で嫌だ。)
慣れたのは嬉しいことなので、夫と娘の2人でもっと積極的に行けばいいと思う。
なんなら泊まってくればいいのだ。私も時には1人になりたいさ。

夜、喋りたいスイッチが入った娘はずっとしゃべるしゃべる。
○○は××なのね。という話をエンドレス。
布団に入ってもエンドレス。
・あなたスプーンさんですか?という謎の質問を繰り返す。
スプーンさんです。コップさんです。フォークさんです。とテキトーに返事をする。
すると大喜びで、また聞いてくる。何が楽しいのかわからないが、楽しそうだ。

夫からメールが入ると
・寝る時に携帯いじっちゃダメなのよー。と注意される。
1時間は2人で不毛な会話を楽しんだ。が、最後は「鬼が来る。」を召喚して終了。

ピアノ・サンド

2013年02月12日 10時16分36秒 | AW
ピアノ・サンド  著:平田俊子

初めて読んだこの作者、忘れないようにリンクも貼っておく。
日々の話が流れるようで、「平坦な起伏」が好き。

読み始めて13ページ目の終わり
「お金は使えば確実に減る。このまま何もしないで暮らすのはあと半年が限度だろう。そろそろ何とかしなくては。と思う一方で、あと半年は何もしないでいいと思うと、口笛のひとつも吹きたくなった。」
という一文が目に入った時には私がこの作者に惚れていた。
中年の独身女性が、半年分の貯金しかないのにこんな風に思えるなんて、なんて素敵なんだろう。

601号室なんて、と思う気持ち。6と1が離れていて落ち着かない、とか
そういう小さな事にさざめく気持ちが、溢れるのって。なんて素敵なんでしょう。
いいなー。この人の本、また出会ったら、そしてその時に覚えていたら買うんだ。
こういう時に勢いでネットで頼んだりはしないの。本屋で歩いて眺めて買いたいから。